ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Nah Dran XXXXII』[ベルリン2014]

B誌原稿ネタ拾い、食料買出しなど、表記校正など〈石鹸、ってソラでは書けない。けど混ぜ書きしない表記ルールになったので〉〈犬のオス・メスセットいくら、って表記、ちょっと抵抗あるわぁ〉〈独語講座同級生で婦人度高め女性2人を内心「さん付け」してる。その1人アルゼンチン出身マリアナさんとは最近授業で席近め。昨日帰りが偶然一緒で「お腹に子供がいる」と話してくれた。先月はつわりだったそうで、だから不機嫌顔だったのかもw「いろいろ初体験するよの」とも幸せそうな顔で言ってた〉〈ストレス耐性を高めないとやね〉〈Ufer Studiosへ、たぶんメインじゃない入口から行ったらば、すぐ前に「素敵盆栽」て漢字の看板もある倉庫系な店があった。こんど覗いてみよ〉パンクシュトラセ駅ルートのほうが素直に行けると帰途判明。
『Nah Dran XXXXII』@Uffer Studios、レンガ倉庫をノンビリ転用してます系施設にてのダンス3本立て、麻世さんが踊るご縁で。アトリエ規模の会場は白キューブで各作それを意識したかのような黒系衣装ほかで黒幕のどんより感から解放された感覚が僕にはまず前提として新鮮だった。Vincent Bozek『Maquillage au passe』:コントラバスのノイズ系粗弾きに、淡々とだけどどこか相手の出方を探るような、ときに陶然とした顔つきで男性ダンサーOrlando Rodoriguezの反復動きが徐々に変化していく。カットアウトな終わり含めスリリング。Benjamin Coyle『Can Love be a Sin?』:部分部分の小芝居含む微笑まし妙チキチリン作品で、鍵となるレコード盤を次々転がしてみせるシーンがぞわっとキた。痩せ長身ダンサーの半裸もありw。久井麻世『thursday』:伏目がちだったり背を向けたりの寡黙と饒舌、くっきりした動きと身体のライン、休憩挟んではいるが前2作からカラリと澄明になるその空気、前回の試演より僕の個人的コンディションやカップリングの具合もあってか、とてもスンと沁みるソロだった。

SOLO "thursday" - Asayo Hisai from keren chernizon on Vimeo.