ますだいっこうのあと@ベルリン

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2003年2月の日記

 川口隆夫『Night Colours』

D社ガイド本スリランカざくざくと進める。ティップネス中野。筋トレ+バイク60分。しばらくぶりでアクアエリアにもちょこっと。

川口隆夫ソロ・デュオ ダンスパフォーマンス『Night Colours』@Roppongi Hills Information Center/THINK ZONEを観る。

ギャラリー空間に特設された舞台&パネル、どちらも真っ白。それを2方向から眺める客席。その昔のジァンジァンの造りと酷似。柱もデーンとある。ドリンク付きなので、奥のカフェでカリブ・ビールをちびちび。所在なげに控えてる隆夫さんに手を振る。ABCセレクトのブックカフェにそそられる。開いているときに一度来てみよう。

元映画祭スタッフの望さんと会う。いつも素敵な笑顔だ。都築智子さんもわざわざ声をかけに来てくれた。ありがと。なにげにギョーカイ濃度の高い客席。

で、ダンス。4作品を連続上演したので、どれがどれに該当するのかがハッキリはわからない。一番好きだったのは、後半のソロ。ダムタイプあたりで踊っているのと同テイストと言ってしまえばそれまでか。片手を伸ばして上を見上げるポーズって、『メモランダム』でもやってて、いい意味で僕には“隆夫さんのかっちょいい姿”として頭に残っている。

それが何度も登場して、しかも白っぽい照明とやや動悸があがる系の音楽とスピーディなダンス自体とのバランスもよくて。クールだけどどこか情念もある、みたいな僕的には好きなピース。たぶんオランダ初演の『夜色(ヨルイロ)』だったと思う。宣伝メールにも“繰り返しなし静止なしの15分1本勝負”って書いてあって、うん、その心意気ともどもイケタって感じ。

前半はね、白スイムキャップ、ゴーグル、白の救命胴衣みたいな衣装、生腕&生足ってかっこうで踊るの。隆夫さんやっぱりダンサーだけあって、足ガッツリしてんだぁ、腕も何げに太いやん、っていつものスラリとした印象が違くなってた。それを狙ったのかもしれない。だからか、七色に変化するLEDを使ったハイテク照明を浴びて踊っても、なぁんだかナマっぽくてね、いまいち“立ち上がって”はこなかったかな。

平井優子嬢も途中登場。その昔、UCのカフェでガーベンランズなんてパフォーマンスしてた娘が立派になって(涙)みたいな気分。なんじゃそりゃ?

終演後もなんだかギョーカイのレセプションのよう。桑原さんとお話して、都築智子さん+『ラジパケ』で一緒だった康本嬢とも2年ぶりに再会して、それで会場をお暇する。新宿に流れたい欲望を抑えつつ、大江戸線で六本木から19分の利便性を享受し帰宅。

リーバイス・タイプ1ジーンズの広告に登場する和顔なイケメンは、虎牙光揮(こがみつき)という格闘技系の男優さんでした。ファンサイトをめっけて、キャーキャー。スナップみるとやや苦手な感じもしなくはないけど(笑)。NIKEのもそういえば見覚えあるわ。以後要チェキ男子に即登録。
2003年02月28日(金)

 お告げ

朝からクシャミ+鼻水の一斉攻撃。うーん。玄米食をほぼ半年やって効果ありそう、と密かに楽観視してたのにな。花粉症というより、昨日夜更しして今朝は風が強かったせいのアレルギー性鼻炎じゃないの?とか強がってもみる。朝で治まったし。いずれにせよ生活リズムを矯正せよとのお告げ。

大学だかの入学案内に載せる卒業生の就職先企業リストをネットで確認する。そーんな校正もまわってくるのだ。要は社名変更や合併のチェック。送られてきたエクセルデータを開いてコピペしてグーグルで検索。ただその繰り返し。思ったほどアカ字は出なかった。 

『Skip』稽古、僕的に12日目。冒頭のシーンの稽古。あーん、相変らず思い付きだけで動いてる+他人の台詞ちゃんと聞けてないわ。やや自己嫌悪。動線はなんとなく決メなのでその線上にて引き続きトライだ。初日まであと20日
2003年02月27日(木)

 坂本公成+Monochrom Circus『Float』

IT本仕上げて秋葉原の校正事務所へ納品。前からなんとはなしに物欲を感じていたm100用のキーボードWingBordを買う。必要に迫られてというより単に買いたくて買った、ややデジタル機器依存症的な買い物。持ってれば、ほら、スタバでB誌原稿だって書けるじゃない? ティップネス中野。筋トレ+バイク60分。

坂本公成+Monochrom Circus『Float』@新宿パークタワー・ホールを観る。恒例のネクスト・ダンス・フェスティバルの一環。

このカンパニーは2001年静岡での振付コンクール優秀作品発表のとき一緒だった。予定を合わせてた佐成くん・千佳ちゃんと通路はさんだ並びに偶然席をキープしていた。堤さんともご挨拶。後ろには金森穣に出ていた今津さん。評論家とかも多くて濃ゆい客席だ。

とにかくお目当ては猫顔&咀嚼系顎がかわゆいかわゆい木村英一くん。スラリとした容姿でグネングネン自在に踊るさまに惚れ惚れ。髪もしっかりキンパツだしさ。終演後よくみたら紫系のカラーリングだった。おまけに、鈍い赤系のストレッチパンツなんぞはいて踊ってくれちゃうもんだから、形のいいお尻や太ももの輪郭もバッチグーで、ジュルリ…。

作品はですねー、うーん、眠たかったです。ピヤニカ&リコーダーの合奏や、アコギの弾き語りなんぞもあって、ある種ラブ&ピースな演出。それはまぁ、ここんちはこんなスタイルだろうなぁって予想はしてたんだけど、構成とかがどうにもブチブチでねー。以前の小ピースを繋ぎ合わせたと後で聞いて納得だったな。

“September 11”についてのスタンスも、そのまんまNYの映像とかで展開されちゃうと、どうしたもんかねー、って気分。けどでもしかし悪い印象がないのは、すべて木村英一くんのお蔭だわ。出ずっぱりでバリバリ床系多用で踊ってくれたので、ババアはなんも思い残すことがありません! って、何を視に行ってるんやら。

終演後、これまた最近連続な乗越さんと、リーディングつながりの川江さんとも会ってしばらくぶりにお話する。ロビーでの初日乾杯におじゃまする。佐成くんたちとともに木村英一くんとトーク。ばりばり関西系な頭の回転も早い好男子だったわ。てか、ドキドキしてあまりお話できんかった。

タワーレコードでSpeechの新盤を試聴。それほどはかきたてられず。新宿駅コンコース呑みのポイントは工事中。壁にへばりついてロング缶1本空けて帰る。
2003年02月26日(水)

 ITマネジメント戦略、はぁ?

朝着荷の明日戻しで1冊丸ごと校正。「ITマネジメント戦略」なんつうテキストもの。情報システム勤務イカホモ系OLくんのグチを聞いてあげられるようになるかしら? って読んでもワケわからんかったし。つかITとかってどうでもいいんですけど、みたいな(笑)。

楽観的な進行のヨミはみんごと外れて、夜までかかりっきり。『Skip』の稽古は“スキップ”してしまいました。すみません。

朝飯に根菜の味噌汁を制作。中身は薩摩芋、人参、牛蒡、蕪、蕪の葉、鳥笹身肉、出し殻な煮干し。微妙な配合か美味にできて嬉や。
2003年02月25日(火)

 みぞれ混じりの雨

午前校正。午後昼間っからティップネス中野。筋トレ。アキラさんと会う。ダイエット中だとかでややしんどそう。バイク60分。

帰りにサミットで食料調達。特売チラシやポイント5倍に煽られ買い過ぎるよりは、冷蔵庫空っぽ寸前まで食べ尽くしてから買いに行く。これが最近のモットー。

阿佐ヶ谷のスターバックスでちょんのま息抜き。高架下に新しくオープンしたこの店。2階は天井が低くてそれはそれで妙に居心地のいい空間。ソファ席もちゃんとあって、その横が駅通路を望めるガラス窓だったりする。カフェイン&マンウォッチングによさげ。

『Skip』稽古11日目。関根さん待ち時間に台詞覚え大会へ突入する。ああやっぱ早くストーリーの先が知りたい衝動でモゾモゾ。本日も配本アリ。この役はあの役者さんみたくやったらどうなるかね、などと脳の片隅に描きつつ荒立ち。

夜食のギョウザを茹でるついでに、寒縮みほうれんそうをまずお湯に投入。自分のカラダのお湯投入は銭湯定休日につきお預けだ。
2003年02月24日(月)

 「Adjust(調整)じゃなくて Adapt(適応)」

↑戸田選手のコメントから意味なく抜粋。

朝から確信犯でビール浸け。がっつり二度寝。午後起き出してS社ガイド本北欧を仕上げて発送。仮眠15分。昨日仮眠した瞬間がつい今さっきだったように感じる。ホント無駄に過してるな。

『Skip』稽古10日目。キャストが全員揃ったうえに、いわいわやきっちゃんもいて大人数な稽古場。シアターゲームとか少ないよりは全然楽しい。続くシーンの配本もあり。ふむふむフムフム。早く先の展開が知りたい気分。今日はラフな読み合わせで終わる。改修工事で移動した阿佐ヶ谷駅のキオスクはアルコールを扱わなくなってた。ぐぅ。
2003年02月23日(日)

 『Skip』稽古

『Skip』稽古9日目。初回配本。パチパチ。さっそく持ちながらザックリ立ってやってみる。正直なところカラダがビックリしてる感じ少々。要習熟運転。

いわいわが稽古場に遊びに来てくれた。先週買ったばかりという最新型のクリエをいじらせてもらう。PDAフレンズ。いんやぁ、ハイレゾ画面だっけ?驚異的きれいさだ。僕のm100とは雲泥の差。でもね、その昔のワープロを彷彿させる緑の画面+黒い文字も好きなのよね。配本開始祝いは、明日の阿佐ヶ谷に託して解散。

新宿で途中下車。三丁目交差点付近で『G8』つながりなタツヤくんに背後から追いつく。大学生ナイトの情宣中。おつかれさまー。

呑者家に顔を出す。池袋シアターグリーンで観劇後の本田唯一さん・間宮嬢、それにメイクアップアーティスト・はるか嬢と合流。いつにもまして演劇居酒屋な店内。浅蜊の酒蒸美味。例によって流し込む流し込む流し込め生中ジョッキ。間宮嬢と芝居について語るも頭の回転いつも以上にダメダメ状態。彼女を本田さんと駅まで送って、二人してタックスノットに寄って解散。久しぶりに(笑)タクシーのお世話になって新宿区四畳半へ漂着。
2003年02月22日(土)

 グリング『ヒトガタ』

グリング『ヒトガタ』@下北沢ザ・スズナリを観る。

どこぞに“体温の低い会話劇”って書いてあったな。今回もそんなだ。けど“静かな演劇”とかじゃたぶんない。とにかく好きだ。どの出演者もいとおしくなる感じ。そこいらにゴマンとある親子とか出産とか老いとかのネタって“ケッ、ノンケって面倒クサイ”と思ってしまうのが関の山ながら、ここんちがやるとそうは思わないのは何故だろう。そんなこんな。ズルもある意味視えちゃったりもするんだけど、僕はここんちの芝居を観るのがとても好き。

終演後、堤さんとちょっとお話する。とにかく“客席でバッタリ”が多い方だ。しかも下手後ろめ通路脇という席選びの傾向まで似ていて、何度も前後になっている。作・演出の青木さんとも彼の紹介で初めてご挨拶する。いつもご案内ありがとうございます。 

たまたま一緒の回を観た森川くんと、居酒屋・宿場に流れる。ここスタッフが若い子ばかりでとりあえずの目の保養ができて好き。つまみも酒もうまいし。差しで飲酒。ディープにいっぱい話す。また日本酒まで呑んじゃいました。
2003年02月21日(金)

 終わりの始まり

S社ガイド本スイス。途中で次の北欧も届く。ビザ情報だけチェックする。フィンランド大使館領事部のオバチャンはすんごく親切だ。折り返し電話をくれたうえに「お気を付けて行ってらっしゃいませ」と最後に言い添える。この心配りがステキ。

テレビ番組表データ出張校正。欠員補充で一日だけ。美少年クンの腰まわりにがんがんヨコシマ視線を飛ばす。仕事自体は流れが落ち着いてきて楽勝だった。これなら週一とかで来るのもいいかな。

終わりの始まりをうっすら受け入れる夜。大久保界隈徘徊。
2003年02月20日(木)

 会話なき一日

D社ガイド本スリランカ没頭。夕方ティップネス中野。ワークアウト、バイク45分、パワーヨガ。もっときついポーズをと欲情してしまうカラダ。部屋に戻ってビール。在宅校正者の会話なき一日。足の爪が縦割れ甚だしい。
2003年02月19日(水)

ボタニカル・レポート

花が散ったミニ盆栽の梅が若葉を吹いている。水に浸けた葉付き人参の根元からは、切って食べてもまた細い葉が伸びてくる。苔玉は乾燥しまくりでそろそろやばい。

昼間DM作業一気に進める。投函まで無事たどり着く。郵便ポスとの前で、パンパン(柏手)、お待ちしてます! ティップネス中野でハリウッド・ヨガとバイク20分。きょうは左足腿の付根がギシギシする。『Skip』稽古8日目。一気呵成の手前な日…のはず。
2003年02月18日(火)

 黒いオーラ

黒いオーラが一日じゅう漏れ出てたかも…。そんな気がしてならない月曜日。D社ガイド本スリランカ校正。早めに銭湯。『Skip』稽古7日目。帰りの荻窪駅ホームでこれから仕事だという、ゆずぽんにバッタリ。ハグハグしたい衝動にかられつつふた駅一緒に。
2003年02月17日(月)

 フライング・ブックス

S社ガイド本ベネルクス、スペイン仕上げて発送。ティップネス中野で筋トレ、バイク60分。

山路さんが手がけるフライング・ブックスのレセプション・パーティーに顔を出す。バー・カウンターもある素敵な古書店。いろんなイベントもオーガナイズしていくそうなので、楽しみな場所がまたひとつ増えた。さいとういんこさん、愛しのカワグタケシさん、小森岳史さんらとわいわいじゃれじゃれグビグビ。何げに若めの好男子もいて軽く目の保養にもなったわ。けど呑みすぎちゃった…。
2003年02月16日(日)

 『セレクトとマリブ』・梅田宏明『while going to a condition』

横浜ダンスコレクション2003『セレクトとマリブ』カンパニー/梅田宏明@横浜赤レンガ倉庫1号館を観る。

「ランコントル・コレグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ」っつう、長くて覚える気にもならない、以前は「バニョレ国際振付賞」と称してた国際振付フェスティバルに出場した、アルゼンチンの作品と、日本の国内推薦会を経て出場した作品の上演だ。

客席で、ずっと前にKARASワークショップでお世話になった「タッキー」さん(通称しか覚えていない…)が声をかけてくれた。お久しぶりです! ラビさんことラビオリ土屋さんも偶然一緒で並んで観る。

『セレクトとマリブ』。ススキみたいな草が舞台に生えてて、田舎小屋の中庭って設定らしい。こういうリアルな舞台装置があるダンスってのも珍しい。女性ダンサー二人が登場して、一人はなんでか置いてある扇風機の前に佇み、もう一人は低い木の幹を握って口を開け呆けて立つ。BGMは呑気なハワイアン。そんな冒頭からスタートして、この二人が踊ったり演技っぽく動いたり、ワンピースを脱いじゃったり、いろいろする。

作品ノートだと「ここでの彼女達の唯一の気晴らしとは、とりとめもない、乱暴な方法で大騒ぎすること。やがて彼女たちの気晴らしは、自分達のありのままの姿を露呈することになる」。で、ラスト近くで一人が広げた新聞紙の上にジョージョジョジョって立ち小便するの。別にこれが結末じゃないけど、ふーむ。

裸まで見せちゃうあっけらかんさ、どこか素でいるような雰囲気は好き。フロア系の振りも注目度大。先が読めないって意味じゃスリリングだが、終わってみるとやや「?」な気もした。

30分(長すぎ)の休憩後、梅田宏明『while going to a condition』。バックのスクリーン映像と重低音ノイズ系サウンドでまさしくダムタイプ風味。踊りとルックス(坊主頭+黒っぽい衣装)は噂どおりテッシー風味。

一人俯いて立ちつくす姿は“僕には中身がありましぇーん”と言ってるようだった。途中ビデオプロジェクターが故障したらしく、突如ブルー画面にデカデカと「SANYO」のロゴが浮かんで、思わず「かっちょえー」って口走っちゃった(爆)。

なんだろ、まさに音楽と映像があらかじめセットされてて、それに合わせてただ踊ってるだけ。そこに「存在」している感覚/そこで「呼吸」している感覚が希薄に見えたのは、すでに先入観に犯されているからかしら。少なくとも前半の『セレクトとマリブ』とは対照的だったと思う。

LOOPで一緒の美々ちゃんと帰りの電車でずっとおしゃべり。積る話をしたわ。

東中野で森川くん&いわいわと合流。腰を落ち着けた先は駅前ムーンロードの奥にある居酒屋みや。ここ閉まるのが早いって印象あったけど11時前くらいまではOKだった。すすけた店内、BGMなしで呑む酒は落ち着くわ。久しぶりに日本酒まで呑んじゃいました。例によってストレス発散系トークだったかな、いつもスンマヘン。
2003年02月15日(土)

 安逸コース

またも呑み残しビール1000ml&二度寝な安逸コース。締切前日に取りかかるB誌原稿。“書き手”や “立場”(笑)を入れ換えたりするもまとまりを見ず。ひとまず必要文字数分は打って明日に持ち越し。コインランドリー&バキューム。

ティップネス中野。ワークアウト+バイク60分。ペダル踏む退屈しのぎはクリストファー・ライス『ぼくたちの終わらない夏』。どうでもええけど原題は『A Density of Souls』やで。

Palmの赤外線通信機能でデータ通信公衆電話を介してのメールチェック実験、あっさり成功。これまでの敗因は単なるアクセス番号違い。非常時の手段に。D社ガイド本丸ごと校正仕事・スリランカが新規入る(嬉)。

三枝嬢に頂いた義理チョコ美味。昨夜ぱちもん養老で食べた牡蛎バターの味覚記憶が繰り返しリプレイ。ロング缶ビール、空き缶が1本2本3本…。朝食用に砂抜きしてた浅蜊を衝動的に酒蒸しして肴に供する。
2003年02月14日(金)

 銀座でギャラリー2軒/『Skip』稽古

すんげくしばらくぶりで銀座R社へ出張校正。レギュラーで入っているスタッフがたまたま空けた穴を僕が埋めた格好。例によって実労4時間で賃金8時間分の旨味たぁっぷりな現場。「50平方メートルのワンルーム」てな特集を校正したら妄想ムラムラ。

銀座でギャラリー2軒を足早に。サディク・カラムスターファ展@ギンザ・グラフィックギャラリー。どことなく懐かしい色彩のグラフィックデザイン。シリーズで手がけたブックデザインが素敵だった。

ローマン・シグネール「Recent Works」@資生堂ギャラリー。点火スイッチを押すと、天井にぶら下がったバケツが一斉に落ちてきて水柱が立つ映像とか笑えた。全体には薄味な印象。

部屋に戻ってさっさととっとと確定申告書類書き上げる。投函を待つのみ。ティップネス中野バイク35分。

話に聞いていたとおり阿佐ヶ谷にもスターバックスがオープンしていた。ひゅぅ! 改札で合流した森川くんとさっそくカフェイン補給。
『Skip』稽古6日目。初めてキャストがフルで揃いました。改めてよろしくお願いします、…うん。

チーム“アダルト”でぱちもん養老に流れる。森川くんの厳寒ニューヨーク衝動旅行を巡る話題から、ディープな内容まで4人でいっぱい呑んで話してお開き。
2003年02月13日(木)

 星座『自由に飛ぶために 〜新・小次郎外伝〜』

校正労働。オーストラリア→オランダ・ベルギー・ルクセンブルグ→スペイン。ほひー。ティップネス中野。ワークアウト&バイク30分。

劇団星座・かわさきりぼん劇場合同公演『自由に飛ぶために 〜新・小次郎外伝〜』@北沢タウンホールを観る。『G8』つながり+飲酒仲間な間宮結嬢が出演している。

小次郎を演じる山名和俊クンの不器用な実直さや、間宮嬢の凛々しきワルさ加減に好感。トータルの芝居としてはイマイチだった。例えば、もう少し小さな劇場で無軌道エネルギー全開!な構成&演出とかだと、同じ展開でもぐっと違ったろうに。

男子見本帖なファッション雑誌もそろそろ春物シーズンで露出度があがりだした。今年もノースリーブは当然のようす。グフフ、グビビ。リーバイス・タイプ1ジーンズの広告男子に超萌え。壁紙もらいまくる。ハナコに載ってた山口馬木也にも胸キュン。ついでに、金森穣の舞台写真がここにいっぱい載ってます。

しかしまぁ、年がら年じゅう発情しててどうすんだよ、四十路ババアが。
2003年02月12日(水)

 ジャスミンさんの確定申告講座

昨夜の呑み残しビール1000mlを布団にて流し込む。二度寝ティップネス中野。バイク60分。タワレコのフリーペーパー読みながら汗たっぷり。

うんざりな渋谷の雑踏をかき分け、文化村通りのセガフレード・ザネッティへ。ジャスミンさんと待ち合わせて確定申告講座。さすが実務経験者なアドバイスを受ける。うん、バッチリ、感謝。お茶をしながら雑談。『8人の女たち』勧められる。

『Skip』稽古5日目。マッスーの都内への引越しが決まって、その話題でもちきり。みんなで“迷惑”なほどあれこれ口を突っ込む。本日は基礎コミュニケーション・トレな回。シアターゲームから対抗尻取り合戦、フルーツバスケットまで。で、そろそろやってくる、…はず。
2003年02月11日(火)

 鴎座『ワーニャ伯父さん』

校正労働オーストラリア。電子入国認可システム・ETASって便利そう。どうしてほかの国は導入しないの?

ティップネス中野で筋トレとバイク60分。コンスタントに通うと当然ながら調子はいいもんだ。バイク漕ぎながら川島誠『800』読了。映画をもう一度観たくなった。別に小説はねぇ。フィガロジャパンに金森穣のことを“古風なたくましさを感じさせるルックス”なんて紹介してあって、禿しく同感。

鴎座『ワーニャ伯父さん』@青山スパイラル・ホールを観る。

開場からフラフラしていた前川麻子が客席横にまでやって来て世間話する。麻子とは去年の夏に落合駅で何年かぶりでバッタリ会って以来だ。不思議なもんで時間的ブランクがあってもフラットに話ができちゃうの。それってば麻子の素質によるところが大きいんだよね。

で、「もぉ、アンタ、楽屋で大人しくしてなさいよ」なんて言ったものの、どうやら演出らしくて、出演者は客席が明るい中たらたら登場。舞台は奥と手前で向かい合う客席の中央にある。大きなテーブルとイス。台本持って本読み状態のぬるーいところから始まるチェーホフ劇。

はい、前半眠かったです。すんません。きらいじゃないダルさとでもいうか。それがね、休憩はさんで後半になるにつれ、物語がさざ波立ってくるにつれ、やはり引き付けられてね。演技してるんだかしてないんだかな柄本明はさすがだった。麻子ソーニャもニュートラルから入って、けどしっかりチェーホフしてたあたりが素敵。いずれにしても舞台も客席も平均年齢高い渋〜い公演でしたな。

その客席には流山児さんが。2・15反戦演劇人の会デモのチラシもらう。銀さんこと銀粉蝶さんとも会った。何年ぶりだろう。下手したら10年ぶりくらい。今はなき東京パーンでブリキの自発団が公演をやってそれを手伝って以来とか。実経験ないけど親戚の仲のいい叔母と久方振りで再会、思わず手を取り合う…って気分。すんごく嬉しかった。 

受付を手伝っている本田唯一さんと池谷嬢とで東方見聞録にてさくっと呑む。彼女が出演している『小林ひとみ/抱きたい女・抱かれたい女』の衝撃的結末を聞く。ゲラゲラ大笑い。観たい!

月曜・青山さんの“美人ママの店”タックスノットへ寄る。関根さんもいてとっても“演劇バー”モード。あれやこれやお喋り。終電三鷹行きで一緒に帰る。
2003年02月10日(月)

 ジャンジ/荒木順「リサイタル」

DM作業第1段階。封筒の宛名印刷。おそるおそるプリンタを使った。ブラックの一色のカートリッジに換えたせいもあってインクの持ちがいい。印刷品位は最高位じゃないともはやダメだけど。午前中であっさり終わる。第2段階・お手紙はまた後日。これは文字数が格段に増えるから、プリンタくん持久走だね。

ジャンジ/荒木順「リサイタル」@隅田川左岸劇場ベニサン・ピットを観る。

「女性」のドラァグクイーンと活躍し、イベント「ジューシィー!」を主催する彼女のソロ・リサイタル。フライヤーには“未来性器ダンサー”とも書いてある。最終日とあってお客さんは満員。開演前にすでにジャンジはロビーに登場して、みなにご挨拶なんかしている。ヌルい雰囲気がいい。僕のことも覚えてくれていたようだ。

ショウは“ベスト盤”って感じ。おそらくはこれまで「ジューシィー!」などでやった演し物からセレクトし、ツナギの演出もしてひとつの流れに構成されていた。

フライヤーにも書いてある中島みゆき『世情』はやっぱ感動的だったな。熱唱後、紙のドレスを脱ぎ捨てると露になる素肌に書かれた“YES! FUTURE!”の文字。にしても歌詞に出てくる“シュプレヒコール”なんてもはや死語だろうな。大きな引戸が左右に開くと、ジャンジがミラーボールに“扮して”登場した瞬間も笑えた。ほいでもってただ回るのですわ。キラキラ。パチパチ!

どのシーンもジャンジはかっちょよかった。僕がたまーに行くクラブイベントで観たときよりもね(笑)。だけど45分で終わっちゃうのはもったいない気がした。緩いのとか、だるいのとかも「リサイタル」なんだからやり切っちゃってもよかったかもね。

新宿へ寄って久しぶりの仲通り。ふと気まぐれにニチョ路上呑み初めを決行。今日あたり春めいていて気の早い?ショーツな男子もいたくらいだからね。でも夕方は当然ながら冷える。ロング缶1本で撤収。BPQC、新宿通り無印のリベンジ。食器をまた2点ほど購入。

チャンネル彷徨中、芸術劇場にて流山児さん目撃。ひゃっ!
2003年02月09日(日)

 ちゃかちゃか

余裕のスケジュールでS社ガイド本ドイツ校正。フランスの訳わからん地名よりは親近感。メミンゲンは出てこなかった。『Skip』DM作業に取りかかる。プリンタが酷使に耐えるかが不安。もし買い替えるならファクスにも使えるデジタル複合機がいいな。新宿区四畳半にますます似合わん。確定申告の下準備にちゃかちゃかと電卓叩く。
2003年02月08日(土)

 森山開次『MOONBEAM』/金森穣『ノマディック・プロジェクト』

本日は天王洲アイルにて男子なダンス2本立て也。

新宿からりんかい線直通埼京線で天王洲へ。モノレール経由と比べるとめちゃくちゃ便利だ。けれどりんかい線の駅はやや外れにあって2つある劇場のどちらからも歩くことになる。ま、それでもね。


森山開次ダンスパフォーマンス・月日記第三弾『MOONBEAM(月光)』@天王洲アイル・スフィアメックス。

以前山崎広太作品でチェキしていた、ちょい目のキッツい金髪小柄系クンのソロダンス。舞台には木の枝オブジェがつられ、流れるのはヒーリング音楽。フライヤーから覚悟はしていったものの案の定な演出。これまた癒し系なミュージシャンが舞台に控え、暗転。

薄暗いなか御登場する開次クン。…すっ、すでにして脱ぎ系デスタ。肌色の小さなパンツ一枚。ええ、しっかり拝観いたしましたとも。無駄のない筋肉でできた若い肢体。足の付根横あたりの筋肉まで解剖図そのままに割れているのには驚き。腹筋だって段々さ。もちろん関節も自由自在で伸びやかにしなやかに、ときに静かにときに激しく動くうごく。

その姿はいっこう飽きない。のだけど、ダンスそのものにはすぐ飽きてしまいました。ほぼ1時間ずっと同じようなニュアンスだし。癒し系音楽・生演奏&暗めの照明が催眠効果高いし。あるいは、もはやチラリズムのない衣装において、偶然の一瞬に息を潜める緊張感ももはや薄いし、とかね。

あるいは、セルフ演出&振付で最後まで《裸》で踊っちゃう、自意識過剰なオーラにどこか辟易したとかね。って黒ケツ割れに言われたかないか(笑)。でもきっとまた観ちゃうんだろうな。


街として「終わってる」天王洲のビル群から眺める夕刻前の空が、どこか春めいていた気がするのは、思い込み? 何とか席を確保してスターバックスでブック&コーヒー。川島誠『800』を読む。これ、どうして今更わざわざ角川文庫に入ったの? それをわざわざ読む自分もねぇ。


金森穣『ノマディック・プロジェクト 7 fragment in memory』@アートスフィア。

ハイ、やられました。みんごとノックアウトです。

いやー、かっちょええんだ、金森穣。イケメンってより、どこかそこらの和顔の兄チャンな風情が絶妙によろしくて。そのくせ、アフタートークではキチンと話ができる頭の冴えも兼ね備えていて。

もちろん、からだはめちゃめちゃよく動く。筋肉質でも長身なせいかスレンダーな印象も涎モノ。しかもね、ありがちな“オレ様は踊れるぜ”オーラがあまり感じられないのですわ。例えば数時間前に観た森山開次なんかと比較すると。そのへんが、よけいにババア的には歓喜雀躍だったりするのかも。ちなみに彼が幼少よりバレエを習った父親ってのは、テレビ「ピンポンパン」で体操のお兄さんだった人。素敵な血筋だわ。

で、作品自体ね。オープニング。まだ客席が明るい中、ダンサー10人が通路から登場して舞台によじ登る。劇場を客席を観客をいろいろに眺める。脱力系の動きのうち幕を持ち上げ、そこからまさに《開幕》するダンス。やや恥ずかしい演出な気もしつつ、素直な持っていき方にぐわっと好感。

約10年の間に振り付けした自作7本を構成した今夜の舞台。その冒頭だけは『Voice』と題された新作。自作テキストのリーディングで踊る金森のソロ。「…今この声を発している僕は、動くであろう僕のどのような今を残すのか…」 白いシャツにコットンパンツというさりげない衣装。けどダンスそのものはすごくシャープで、腹筋チラリズムもあって(笑)、で、なんだろ、微妙な「ダサさ」を呈しつつも《凛々しい》空気が立ち上がって、とにかくステキだった。

続く作品群。正直ね、やっぱ、どこか青臭かったり、男女デュオは甘ったるかったり、うーん演出的にクサかったりする気もしたの。だがでもしかーし。その一方で観ていてすごく好感が持てたのだ。なんでかな。お腹をさする、指さす、口を動かす、手を取り合う、腕を握る、なんていう日常的な振り、高速なターンやジャンプ、クラシックバレエな動き、それらが鮮やかに混ざり合う振りに、すごく引き付けられたからかな。

ってだからってすごくテクばりばりでもないの。なんだろう、そのあたりの要素要素の幸福なるバランスと、金森をはじめとするダンサーのルックスに、ハマったのかな。

そう、他の男性ダンサーたちも超動きまくるし、イケメン率高かった。コンドルズで観たことある今津雅晴とか、そういえば山崎広太で観たかもな島地保武とかね、ジュルジュルよ。それがまた、ぴったりノースリーブとかで踊ってくれた日にゃ…。

椅子&テーブルを使った心温まる作品『Under the marron tree』と、ラストを飾った男性5人による『Me/mento,4am"ne"siac-1st part』がかなりグっときました。

そうそう、音楽が池田亮司な作品も3つあって、それはそれでなかなかカッチョよかったし。

なんだろう、いつにもましてうまく書けない。ダンスを観に行って《劇場愛》みたいなことを感じて体温が上がったのは、ずいぶん久しぶりな体験だ。


アートスフィアからりんかい線の入口に向かう首都高の下で、静岡舞台芸術センターの成島さんとバッタリ。名乗られるまで、しばらく誰だか思い出せなかった…(苦笑)。今日のダンスのこと、SPACあたりの近況などを話ながら新宿までご一緒する。

ふぅ、濃厚/「脳昂」な金曜日だった…。サンク・ゴッド・イッツ・フライデー(?)
2003年02月07日(金)

 散髪/『Skip』稽古

校正の合間に散髪。年末と同じくB系スタッフくんを指名する。側頭部短く・頭頂部尖り路線で潔く刈ってもらう。戸田のうけうりでイメージは「4」? J-WAVEレベルの音楽ネタでかなり盛り上がった。

ティップネス中野。しばらくぶりで体成分測定機にのる。データをみたら去年の7月から計測してなかった。間あけ過ぎ。前回との比較では体脂肪量はまったく変化なし。筋肉量が1.1kg減少。はぁ、そうですか。筋トレとバイク55分。

『Skip』稽古4日目。今日も例によってテキストを使ったエチュード。お題は『毛皮のマリー』だ。マリーさんが秘密?を打ち明ける長台詞。4人で打合せなし・順不同でリレーして読んでいく。しかもあくまでマリーさんの台詞として成り立つように。冷汗スリリング。僕はやっぱりどこか体をよじって読んでるんだな。さて、ぼちぼちナニが来はじめる気配、が…?
2003年02月06日(木)

 一息

仕事的には一息つけた一日。宅配便の往復が続いていたS社へ出向いて、納品&ピックアップ。年明け以来初めて担当者と会ってご挨拶。ここ最近の貴重な収入源だもん、ペコリンペコリン。

大江戸線青山一丁目へ。青山ツインタワーの皮膚科へ。1週間の休診前日だった。滑り込みセーフ。ここで処方されるビタミン入りクリームを塗ってる限りは経過は良好なのだ。同じビルの書店で川島誠『800』と『建築MAP東京』改訂版を買う。ちょうど予定が合ってKTと半年振りに会う。より健康的になってた。

新宿へ移動。BPQCを目指した伊勢丹は19時30分クローズで間に合わず。第2目的地だった隣の無印良品も棚卸しで臨時閉店。ぐぉ。南口に回ってルミネの無印でまくら購入。これで中身がこぼれ始めている年代モノ・そばがらまくらともオサラバ。寝具無印化率100%に。

久々にABC突入。荷物が重くて/多くて、ブラウジングには不向き。適宜退散。タワーレコードクレイグ・デイヴィッドの1stアルバムを今さら買う。スピーチの新しいのはまだみたい。オッシュマンズも徘徊。セールで出てたARENAの“ジャージ上”に物欲。似合う似合わない以前にコスプレだわな。

フラッグス入口付近で、ニットキャップがすべり落ちた瞬間を目撃。後ろから追いかけて渡す。男子じゃなかったのが残念。

みぞさんから電話。4年以上使ったPowerBookの液晶がとうとう寿命らしい。Mac買い換えネタ&世間話。

『建築MAP東京』改訂版。さすがTOTO出版、1600円なんてお徳ね、と思ったのも束の間。迂濶だった。地図は最新に改訂されているが、物件自体は1994年初版当時のままだった。それ以降のは新たに出る『建築MAP東京2』に収録だそう。んま! 実は『建築MAP東京』は初版を発売当時一度買っているのだ(その後売ったか捨てたか)。地図のグラフィックが好きだから、まぁ、いいけど、『2』に期待だな。
2003年02月05日(水)

 たこ焼きパーティー

かなりゆっくり起き。校正仕事に取りかかるもエンジンかからず。ティップネス中野。

夕方から、たこ焼きパーティー@鈴木敦子さん宅へお邪魔する。鈴木さんとは盛夏の『G8』ロケ現場以来だ。稽古前にちらっと顔を出す。本田唯一さんとなつこさんもすでにたこ焼き器を囲んでいて、輪に加わる。コロコロ&アツアツなお手製たこやきは、かわいくておいしい。

初めて千枚通しを使ってひっくり返すのにも挑戦させてもらった。どうにかこうにか。少しうまくいくと調子づいてどんどん焼きたくなってくる。タネの濃さとか火加減とか焼き時間とかのあんばいで出来上がりも左右される。ふむふむ、奥が深いわ。四人しておしゃべりしながらも、焼き上りを見守ってる“場”の和やかさが心地よかった。お邪魔しました!

稽古があるので1時間ほどでお暇する。駅へ向かう途中、道路工事現場でロケ撮影をやっていた。

『Skip』稽古3日目。ストレッチ、シアターゲームで“温度”を上げてから、本日のテキストへ。前回の続き・マクベス夫人がダンカン殺害を決意する台詞。これをまた4人づつの2チームで、音を立てたりしながらもいろいろな読み方で遊ぶ。僕らは気が付くと、アングラ&テント劇団のエキスが濃厚なマクベス夫人になってしまってました(笑)。汗までかいて、ストレス発散した気分。
2003年02月04日(火)

 本田さんと呑む

やや寝坊。朝一で予約してある知合いのデンティストYさんの医院へ急ぐ。

1週間ほど前、またも歯間ブラシの先っぽが折れてはさまったままになってしまったのだ。さらに別のブラシで内側へ押し込んでしまいちょっとだけ痛みあり。先端はすぐ取れた。歯茎の緩みがやや進行している、とのイエローカード。噛合せ調整で少し削ってもらい、歯石除去、ブラッシング指導をうける。

それにしても知合いに診察してもらうのは、リラックスできて本当に助かるわ。深謝合掌。

秋葉原の校正事務所にて大量電話確認作業。電気街フラフラ。部屋に戻って少し校正労働。ティップネス中野でバイク55分。

本田唯一さんと呑む。今夜は中野北口にて。すんごく前に行ったことのある安居酒屋・赤ひょうたんへ。まぁ“それなり”の店だったな。いっぱい話す&呑む。びっくりなネタも登場したりして、差し向かい酒を堪能する。

その後、本田さんが「気になる店が…」ってことで路地裏へ足を踏み入れる。こじんまりしたジンギスカン屋・神居古潭へ。炭火+傾斜の急なドーム型ジンギスカン鍋で食する、マトン&野菜。いやぁ、これが美味しくておいしくて。ビールそっちのけで貪ってしまいました。しばらくぶりな動物性タンパク大量チャージ。本田さんのこのテの嗅覚はさすがだ。幸福度レッドゾーンで新宿区四畳半へ帰宅。
2003年02月03日(月)

 流山児★事務所『青ひげ公の城』

誘惑を払いのけながら校正労働。

ティップネス中野。ここ最近で最悪の混雑を体験。ストレッチマット空きなし。マシンはいちいち待たなきゃなんない。腹筋台に手をかけて足を伸ばしていたオヤジを前に“空くのを待って”いたら、「チクショウ」なんて小声で言われちまうし。アンタ、これはそもそもストレッチに使うマシンじゃないでしょ!とか。シャワーはこれまたオネエエアロの終了時間帯とぶつかって裸で行列だし。ったく。ネヴァー日曜夕方、を肝に銘じる。

流山児★事務所『青ひげ公の城』@東京芸術劇場中ホールを観る。

*感想は後日アップします

…す、すっかーり、書き忘れてましたー。もう今さら(2/9/04)なんですが、簡単に。

寺山の原作テキトにいろいろとアダプテーションし過ぎてない?てのが第一。しかも劇場での痴情のもつれ系だったりするし。キャストスタッフ演出そして予算と盛りだくさん&豪華なのだけど、けっきょくピンボケになっちゃったわね、ってのが正直な感想。1989年、舞台一面に水を張って“廃墟の劇場”として上演した、流山児★事務所初演・佐藤信版を越える何かを僕は視ることができなかった。

同じ回を観に来ていたカワくんとホリエさんと合流。池袋から新宿まで移動して、例によって?さくら水産へなだれ込む。会うのは11月のダイバージョンズ以来で、今日観た芝居のことを起点にダンスやら芝居やら企みやら恋愛やらたくさん話す。幸福度じわじわ上昇な飲酒。

『Skip』のチラシを渡した直後に、隣にいた演劇関係だなと思っていたグループ中から「いっこうさん!」と呼ぶ声が。へ? その主は游劇社の主宰にしてタイニイアリスの小屋付きでもある鳳いく太さんでした。気付かなんだ! ア〜ンド、やっぱり新宿の安居酒屋ねぇ(笑)。

酩酊状態でタックスノットに単身突入。レズビアンチーム&青山さんな店内。すでにメモリー危うい。タックさんが『ウエスト・サイド物語』のトリビュート盤をかけてくれたこと、某レズビアンが便器に水没させた携帯を手で救出してあげたこと、などは切れ切れに記憶してまっす。

2003年02月02日(日)

 『Skip』稽古

『Skip』稽古2日目。今日のテキストはマクベス夫人登場の手紙を読むシーン。ふたりユニゾンで渡り台詞をしたあと、4人ずつに分かれ区切り方やユニゾンの仕方を自由に決めて読んでみる。次はそのままエイッ!と立って動きながらやってみる。

僕らのチームは“四人の”魔女なイメージがやっているうちに浮かんできた。もうひとチームは下町の場末なマクベス夫人に、関根さん&キッちゃんの特別編成はマクベス夫人役を演じる“大女優”な佇まいに。どちらもイカしてた。

集中した後は凍える夜道でもビールが欲しくなる。帰って銭湯へ。最近は行く時間が遅いせいかちらほらと新顔クンが目撃できる。幸福度はささやかにアップする。深夜またしてもミッキーのご登場。
2003年02月01日(土)