ますだいっこうのあと@ベルリン

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『デデ・コルクト』[ベルリン2014]

表記校正。〈やっと共用の流しが直りましたー。にしてもナイジェリア同居人女性のつくる料理が香辛料使いまくりで、残り香ですら発汗しそうなw〉。独語講座。添削された履歴書戻る、講師カタリーナがジェローム・ベルを知っててちと嬉しい、語彙、関係代名詞復習から新文法:wer..., der...から「〜する者は〜だ」系ことわざ、僕と同世代グイヤーモが内臓検査治療で20日ほど故郷ベニスに戻ることから立ち話、帰りがけトイレから出たら廊下のずっと先のエレベーターのところで最近授業でも近しいマリアナさんから声をかけられご一緒、初秋に産まれる予定の赤ちゃんがお腹にいるからだそうで、そのことを話してくれる彼女はとても幸せそうだった〈ベルリンは夕方前に晴れてきて穏やかに日が暮れました。気温も5℃〜10℃くらい〉
Dede Korkut --Die Kunde von Tepegoez』@マキシム・ゴーリキー・テアーター。美加理さんが夫である、コントラバス奏者河崎純さんの参加するこのプロジェクトをわざわざ紹介してくださった。客席は舞台上にも設えられ既存の客席と双方から観る格好。映像や文字がわりと見えにくくてややストレス。タイトルの「デデ・コルクト」とはトルコ遊牧民族に伝わる想像上の吟遊詩人で、すごく雑にいえば、そういった中央アジアの伝承や音楽や現在を起点に、身体・ポエム・音楽・映像・テキストなどをミックスして組み上げられた作品。呪術的風味な語り部的女性のエキセントリックな動きはザ・パフォーマンスぽかったかもだけど、馴染みはないものの耳には優しい民族音楽がやはり印象的だった。出だしがジュディ・オングの『魅せられて』クリソツな曲があったり、どことなく琉球民謡が浮かび上がったり。けど上演中は映像経由の登場でそのあたりの構造はちとギモン。カーテンコールで現れた彼ら彼女らは伝統衣装も相まって存在感強め。室内楽奏者一連もいるうえでの、メインの現代音楽奏者たちは、列になり楽器持ち歩くシーン、数人並んで座りメトロノームよろしく動かくシーン、寝弾き・下から弾きなど体張ったシーンなども。全体の放牧度合いはたぶんに演出的なものなんだろうな。自分的捉まえどころは正直なかったけど「変な作品です」という美加理さんからの売り言葉wは気分よく買えた感じ。
劇場ロビーでの初日パーティー好きに飲んでシャンパンにDJ付きw。