ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Protect Me』

ikkomasuda2012-12-15

10時起き。ご近所ちょろっと探検しM10M8トラム乗り継いでRosenthaler Platzへ。R.S.V.P.経由スターバックス・ハッケシャー。ライトの当たる席に座れて宿題の手紙はかどる。劇場カフェで残り1つのベーグルサンド。隣席紳士にハローと挨拶され、向かい席はイケメンで観劇前精神状態向上w。
ファルク・リヒター&アヌーク・ファン・ダイク『Protect Me』@シャウビューネ。劇作演出家・振付家・俳優・ダンサーによるプロジェクト。舞台奥は半透明ビニール幕で開演前からスタンバる出演者がそれとなく視え、ペロンとまくってご登場。英語字幕が舞台中央上部に表示されるけど最前列席横長舞台で同時には読めず。上手にマイクスタンド林立。前半はスタンドごと振りに取り込まれたり、ダッシュ&タックル&スリップ多用で興奮度あがる。あるいは皮膚を確かめるように服をまくったり蠢くシーンにゾゾゾとくる。ダンサーの一人は最後にパンツも脱いでチンチンまで“触れて”ました。二夜連続なリヒター台詞はやはりまくしたて系が多くアイロニカルなのか結講笑いも取ってたし、孤独感ヒリヒリな会話/不成立会話もあったり、セックス産業のいば値段表的な台詞もあったり。中盤以降黒いボックス型小部屋が使われ、中での絡み、つかめるようになってる壁天井で奇妙な位置関係での会話やコンタクト。老人とその息子の、紙おむつまで持ち出しての介護・老い的なシーン・会話にはグググっときた。スリ筋クール顔、時々メガネかけたりして萌え萌えなダンサーがすっかりお気に入りで、後半視姦しまくってましたーー。全体的にはやっぱり現代/都市の人間存在云々あたりがテーマみたいだし、ある意味ネガティブな側面も滲ませていたけど、身体と言葉の併せ技が見事で、イケメンダンサー効果もあってか、2時間の上演後なんだかホカホカなっちゃいました。