ますだいっこうのあと@ベルリン

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ころがす「バイエルと女中たち」

ikkomasuda2006-08-21


D社ムック本台湾校正。前腕部のあせもは仕事中机に置いたままゆえかく汗のせいな気がして今日はタオルを敷いてみる。50Pほど仕上げて発送。夕方ティップネス中野。

ころがす『手を離したとき目をつむっていたのかそれとも最初から目はつぶれていたのか〜ジャン・ジュネ作「女中たち」より〜』@王子小劇場を観る。

大木裕之さん出演がご縁で、「バイエルと女中たち」と銘打った2本立てのうち一作を。

女中姉妹を3人ずつで演じ、ジャン・ジュネ=大木さんまで登場しちゃう、解体&再構成された『女中たち』。ソランジュとクレールの会話が、時代がかったアングラ調だったり芝居の稽古風だったり男同士だったりし、挙げ句のはては大阪弁ヴァージョンまで登場。組み合わせもそれぞれフレキシブル。意欲的な演出っちゅーんですかねー。僕には“いぢくりすぎて”何がしたいかよくわからなくなって視えたです。そのままやっても大変なややねじくれてるともいえる《構造》を持つ戯曲で、コラージュしてもらってもねぇ……っていったら意地悪か。ジュネ世界の臭気も希薄だったし、男優どれもイケなかったし(結局それかよ?)。

放し飼いな大木さんが即興で見守り佇みときに体をねじり踊り役者たちに絡んでいくさまが、一番おもしろいつうか、祝・芝居初出演!ってあたり込みで微笑ましかったりしたのでありました。終演後、大木さんのパートナーくん、目に引き寄せられちゃうイケメン!とちょっと話し込めてホクホク。

思案のすえ南北線四ツ谷乗り換え丸ノ内線にてタックスノット、青山吉良さんマンデイ、に寄る。金丸さんセツオ+αでかなり“リビング”な雰囲気でだらりんこ。細身浅黒タンクトップ男子ガン見終電Mitaka行き。