ますだいっこうのあと@ベルリン

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東京国際ブックフェア/大木裕之展

今日は?上映されてませんでした…


書き忘れていたネタ。廃人中に、北釧水産でお取り寄せした、のざき釧路湿原ジンギスカンを衝動食しまスタ。解凍してない塊のまんま、フラインパンに投げ込む乱暴さ。焼けてはがれてきた肉片からタレにつけて貪る。獣脂と焼け音が充満する半畳流しで立ち食いジンギスカン。漬け込み系もうまいもんだわねぇ。

東京国際ブックフェア2005東京ビッグサイトに行く。制作編集部門にうちの校正事務所が出展している。当日配布レジュメ作成にも少しタッチしたので物見遊山する。

ビッグサイト初体験。なっかなかたどり着けない広大さにちとイライラする。その昔、晴海にあった展示場には叩きのバイトで行ったことある。当然ながらその比じゃないのね。

会社のブースは、「校正」という仕事の性格上、展示する具体的な製品がないので、いきなり和風お休み処な設え。てかカウンターがちょっとニチョバーっぽい(笑)。精力的に接客するスタッフ諸氏。おつかれさまですー。

ざっくばらんに観歩く。とにかくわちゃわちゃしてて、こういう場所ってあまり得意じゃない。

「日本におけるドイツ」年関連のドイツ本コーナー。なかでも「未出版のドイツベストデザイン2005」がすごかったです。コンセプトとデザインがどれも先鋭的で、もはや本という形をなしていない“本”までズラリ。端から順に興奮しながらページをめくりました。

一番すごかったのはね、5人くらいの若者?を、いろんな切り口…生活時間、関係性、さまざな数値など…で解析して、それをグラフ・ビジュアルにした一冊。ある意味パフォーマンス作品にも読めました。デザインも全編むちゃクールだった。

その最中、ジャーマンなおっさんにドイツ語でTシャツを指さされる。たまたまフォルクスビューネ劇場のTシャツだったのだ。彼も舞台を観たそうな。

文房具展ものぞいたけど、さすがに物量疲れしてきたので、会社のブースにあいさつして、お暇。根津に移動。

駅近くの赤札堂へ、タックスノットでの知り合いが入っていくのを目撃。とっさに呼び止めてしまう。無防備に近所でお買い物な彼。不意打ちで驚かせてしまって恐縮でしたー。

大木裕之展「フィクション」ナ木(ム)⇔谷中の恋@谷中スカイ・ザ・バスハウスを観る。

僕的には手ブレ酔い必至な映像作品いくつかと、平面作品。それにインスタレーション作品、いや、コレあんた明らかに大木さんの日常「用品」でしょ!みたいな(笑)。

元銭湯だった天井の高い空間にガランと散在している。映像の透明感と、天井のファン&通り抜ける風が心地よい。というか映像は相変わらず???で、しかも凝視してると酔っちゃうし。若い男の子とかもあまり映らなくて残念だわー。って、なに視にきてるねん。

大木さんがじき戻ってきて、以前ニチョ路上呑みでご一緒した大木さんの高校の同窓生&彼氏&愛犬も合流。札幌在住アーティストで沖縄・前島アートセンターへレジデンス制作にいく女性も交えて、しばし雑談。ダラダラ堪能。

大木さん曰く、撮影しつつ日々展示も変えているらしい。ワークインプログレスなわけね。場のユルさはある意味居心地よかったので、またビールでも下げて覗きにいくわ。

  • ちなみに画像の作品は今日は上映されてませんでした…

曇天が夕暮れる根津の路地は風情たっぷり。徘徊欲ムクムクしつつも、歩き疲れて今日はそのまま退散。