ますだいっこうのあと@ベルリン

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reset-N『DUST』稽古/ひょっとこ乱舞『今はチキンを』

reset-N『DUST』稽古僕的11日目。昼稽古。快晴。少年野球の一団近くで元校庭を眺めながらでおにぎりを食べてると、丸子聡美さんに「父兄かとおもいました」と言われる。ハイ年齢設定的にはマッタク無理ござんせん。腰の具合はまあまあ。

稽古前にエチュード。まずふたりで自由な設定のシーンをやる。その最中フリーズしてひとりだけ同じ姿勢で交替し、そこから別のシチュエーションで再開、というもの。なりゆきで牛の親子になったり、SM?風味なカップルになったりしましたー。本日もシーンごとに稽古。僕的には脳プチ白煙のハイテンション場面から、ほぼ全出番をあたった。夕方で僕は解散。

都電荒川線に乗る。ウン十年ぶりだ。新庚申塚から大塚駅前まで。

ひょっとこ乱舞『今はチキンを』@大塚・萬スタジオを観る。

当日券で開演直前に座った上手側2列目だった、プラス今回は出番が多かったので、第一目的のチョウソンハを十二分に堪能。眼球飛び出し寸前のガナリ台詞から吸い寄せられるような囁きまで、むちゃくちゃに暴れまくりな動きからきっちり動かずそこにある佇立まで、ほんとうに自由自在で一挙手一投足がセクシー。強め以上に台詞を吐くたび首の血管がVの字に浮き上がるのまでも視姦レベルでうっとりと。

芝居自体は設定がSF仕立てながらも、物語そのものはある意味ドロドロ・ある意味ありふれてる、なんだけれどそれをこれまたある意味&敢えてねじ伏せ引き裂いて強引に成り立たせていた。そのあたり(ってどのあたりだ?)が、僕が定点観測したい動機でもあるんだろうか。

クロムモリブデンからの客演・関西系の板倉チヒロもチョウソンハに拮抗する男優。勢いやよしながら顔が全然趣味じゃない(笑)のと演技の味付けが激濃なのが苦手。っていいつつパンツ一丁シーンで、腹筋うすら割れのスリ筋をき(以下自粛)。

ああビールがうまいよ、こういう一日の終わりは格別。