ますだいっこうのあと@ベルリン

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黒沢美香『ロマンチックナイト in 写美』

もちろんなことにひと晩寝ても腰はよくならないので朝一で近所の整骨院へ行く。電気、アイシング、マッサージ、置き鍼。さすがに初診なのでじっくりみてくれた。にしてもここ甘美な“イージーリスニング”が常時垂れ流し。脳が溶けるぅぅぅ。

行ってみたい。

黒沢美香『ロマンチックナイト in 写美』@恵比寿・東京都写真美術館を観る。「恋よりどきどき」展の企画。うっかり開演時間を30分勘違いしてて着いたらちょうど始まったタイミング。ギョエッ!

今回は美香さんと、ダンサーズならぬ「男性ズ」4人が登場。彼らは黒スーツ姿で佇立する美術館の監視員なイメージ。あえてズレてる動きのそれぞれ感なんかはおもしろかったし、関準太郎クンのスーツのデザインもあいまってのほっそいシャープな立ち姿に心ぞわぞわもした(笑)。だけどもいちばーん正直な感想はといえば、「男性ズにもうちょっと汗かいてバリバリ踊ってほしかった」 これに尽きるかな。

昭和歌謡のカバーバージョンなんかが素敵な意味でズルズル続く煮詰めたような選曲で、へれんへれんとやる気なさげに踊る美香さんは、視てて飽きないし、なんだろうな、視覚から香ってくるものに酔った気分。物理的に客席と舞台がもうちょっと近かったらより楽しめたかもしれない。

出演の堀江進司さん松之木天辺さんにごあいさつ。制作の平岡久美さんがロマンチックナイト・マッチをくれた。ドピンクの場末感がまたイカす。

偶然一緒だった関根さんと恵比寿駅前地下の村さ来へ。会うの自体久しぶりだしさらに差しなんてえっといつ以来? がっつり明け透けに話すはなす。ちと“放す”だったかな…。にしてもこの店、関根さんが指摘したんだけど、見事に男性客ばっかりでしたー。