ますだいっこうのあと@ベルリン

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ポリレアリステン『MACHT was ihr wollt』集中リハ最終日/weristjack『Wandering Stars』リハ

赤文字で「世界を救う!」と掲げた劇場前大通りを半マラソン人が行き過ぎる晴れ安息日
ポリレアリステン『MACHT was ihr wollt』集中リハ最終日@PB3。早め到着するも自主ストレッチする間もなく指示が飛び何というか急かされモード。衣装着けての抜きリハ、僕がらみの部分は飛ばされず、この数日で作った終わりの議論シーン何度か繰り返し、稽古場内ちょいと整理して休憩。待機利用な楽屋にクラウディオと居残りパン等齧る。衣装着け、スタジオにてウォーミングアップ。リハの一区切りとしての中間発表、関係者約20人を前にしての。前回ポリレアリステンで一緒だったベッティナ・ザンドラ・タニャ・フレディ・トンに、演出部だったフィリップも。個人的にはウッカリありつつも、一同ほぼ全編舞台上滞在やリアクションをある種おもしろがって味わう、演出的にいいかどうかは別としてね。ってわけで今日を目指して演出ヴィプケ曰く「カウントダウンモード」だった過程は2作品リハ同時平行だったこともあって、かなりストレスフルだったものの、プレゼンそのものは堪能できたのでまずは何より。楕円形に座って積極的なコメントなどを聞き、最終的に稽古場を片付けて解散、ふぅぅぅぅぅぅぅぅ。
weristjack『Wandering Stars』リハ@ハイマートハーフェン・ノイケルン。わりとヘロヘロで到着、音楽ブリッジシーンを当たって、僕の出番は去年同様に落ち着いた。チョイ役じゃない可能性を探してみようと提案してくれた演出クリスティアンの当初の誠意だけで充分ありがたいわ。で、通しをつつがなく終えて解散。
共演グース、weristjackのいわば事務方でもある、とカール・マルクス・シュトラセを歩きつつ、深夜のお役ソ仕事対応トーク、そうねそうねな点いくつも。「この件、前もって相談しておいたほうがよかったかもね」とかポツリと言ったらば「フクスイ・ボンニ・カエラズ」とグース、ありがた泣きな気分の深夜。くだんの日本語は、去年の公演でことわざを次次言うシーンの稽古合間に、教えてあげたもの。何故にそれかはうんと遡ると学生演劇時代、明治大学実験劇場のとある芝居で「フクスイさんは盆にはお帰りにならないそうです」って味わい深くカッチョよかった男優さんがしみじみ口にしてた台詞由来。
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