ますだいっこうのあと@ベルリン

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2002年8月の日記

 ダムタイプ『ヴォヤージュ』

午前中にサクっとティップネス中野。受付の女子から「芸術見本市に来てましたよね?」と突然言われてビックリ。LOOP向いのブース、未國/khoreiaのカンパニーを手伝っていて、僕のことを「…どこかで見たことある人がいるなぁ」とずっと思っていたそうな。ひゃー。

今日は、元UC系のレズビアン&ゲイ仲間と“ダムタイプ遠足オフ”だ。メンバーは、みぞさん、キムラさん、ハニーズA&B、太郎さん、セイカさん、それと急遽参加してくれた堀江さん。目的地は、最果ての国、じゃなかった、彩の国さいたま芸術劇場

埼京線女性専用車両で車内で待ち合わせる。ちなみに専用なのは平日夜だけです(笑)。戸田本町までのたかだか30分ほどの電車をエクスカーション気分で楽しむ。駅からの道のりが、真昼の炎天下。もう黒焦げになりそう。一直線で日影少ないし。

ダムタイプ『ヴォヤージュ』を大ホールで観る。

それにしても開演前・終演後といろんな人にお目にかかったな。ハスラー・アキラくん&ミオちゃんたちや、G.0.REVOLUTIONことジュンちゃん&シゲちゃん、などなどこっちチームも多数。前にLOOPで一緒だった都築智子さんやら、reset-Nの夏井さんともごあいさつ。

ロビー外交してたらば、出演者が出てきた。トゥールーズに渡った平井優子嬢とも久し振りの再会。川口隆夫さんから、「あえて聞くけど、どうだった?」と尋ねられた。僕は「うーん、1年後にもう一度観たいな」と答えた。

そう、今日のパフォーマンスは、“work in progress”だったと思う。つまりまだ制作途上。もちろんここんちは、上演することで常にどんどん進化/深化してさせていくスタンスなのだけど、その意味では、答を出しきれていない状態に感じた。“わたしたちはどこから来てどこへ行くのか。このすでに消費され尽くされたかのような問いを、今あらためて問い直す”(フライヤー)ことに対しては。

好きなシーンはもちろんあった。冒頭薄暗い中、球状のオブジェの間で直線的に踊る平井優子嬢だとか、川口さんと平井嬢の敢えて素なコンタクトインプロだとか。これも敢えてなのだろうか、シーンシーンが等価の断片として並列される構成自体もキライじゃなかった。それで何かが視えてくれば、よかったのだけど…。

どことなく、アーンド僕が陥りやすい誤読イメージとして浮かんだキーワードは、“葬儀の静謐さ”。映像のクリアさがよけいにそう感じさせたのかしら。

駅へ向かう帰り道から、ビールを呑み、新宿の居酒屋ちゃんとでみんなして呑む。モダンジャパニーズなつまみにいちいち、ほ〜、へ〜、あれ〜といいながら(笑)。「イェェェェス!」と返事するスタッフたちはちょっと威勢よすぎ。

その後、堀江さんとニチョでちょこっと路上呑みして、お開き。
2002年08月31日(土)

 水と油『スープ』

水と油『スープ』@両国シアターXを観る。

…レストランに入った男。奇妙にねじれたウェイターたち。スープ皿の中で踊る小人。男が部屋に帰ってくる。ドア、帽子掛、ソファ、コンロ、テーブル、本棚といった家具をすべてマイムで演じる。それらが次第にゆがんだり、逆らったりして、イビツ・ワールドになだれ込む…。などなど。

ブラック風味配合のユーモアをたたえた、ダンスでありパントマイムであり無言劇である。初演から海外ツアーなどを経て、いい意味でタイトで無駄のないつくりになっていた。テクニック云々よりも面白さ・不思議さの比重が視えてきて、それはきっと観客の前で繰り返し上演したことによって、獲得できた完成度なんだろうな。

普段会うととてもニコニコしてる、ももこんの、舞台上での凶暴性がまた一段とグレードアップしていて、笑えた。

水と油の四人には、いつもLOOP公演でお世話になっている。終演後にごあいさつ。9月のトウキョウフィジカルシアターコレクションの制作担当、戸田さんとも。

ニチョで路上呑み。ケンケンが通りかかる。『フル・モンティ』Tシャツがステキ。Fの文字になぜか(笑)マッチョマンのイラスト。今夜はスーツ姿がやけに多い。リーマンナイトだ。はー、永遠に無縁の世界やわ。

新宿で呑んでると携帯メールがあったG8本田さんとは、タッチの差で路上合流できず。残念。ゴールデン街、歌舞伎町ラブホ街をくぐり抜け、大久保遊び。終電三鷹行で帰宅。
2002年08月30日(金)

 河本耕平選手

宅急便が届くまでパンパシ・ビデオ鑑賞。バタフライで出場した河本耕平選手に萌え。トップクラスとはいえ、どこかブヨブヨした印象のスイマーも多いなか、すっきり割れた腹筋と爽やかな笑顔が高ポイントだわ。

残暑の中、校正仕事。ビールには走らず、アズキアイスで延随を冷やす。

LOOP稽古。久し振りに来た千代田区の複合施設にて。隣にずっと建ってたクラシカルな某大学図書館は取り壊されてしまっていた。まさしく、記憶以外、跡形もなく。

今夜は全員集合。やはり揃ってやると、なにか“動く”ものは、感じられるな。明日が稽古オフなせいだろうか、ギリギリまで新しいシーンを詰め込む。以前の公演記録ビデオから振りを起こさなきゃ!な箇所もあり。ここ数回のリハが山場だなー。
2002年08月29日(木)

 話子さんとランチ@ココロカフェ

校正仕事が届くのが明日と判明して、ポッカリあいたオフ。とりあえず干しっぱなしの洗濯物なんぞを、パンパシ見ながら畳んで押入れへ。そんくらいルーティンとして片せよ!と良心クンはいちゃもんつけてるな。

佐鳥話子さんと、ニチョのココロカフェでランチデート。彼女はずっとニチョ近辺で仕事していると聞いていたから、てっきり昼休みに合流…かと思いきや、彼女も新宿までランチのために出てきたそうだ。恐縮です。アジア風ランチプレートを揃ってオーダーし、ゆっくり食べながらいっぱい話す。テーマは自ずと「リーディング」方面へ。昼間っから突っ込んだネタ満載で面白かった。

ティップネス新宿でさらりとアクア活動。昼間のピーク時で混雑。適当に切り上げる。

LOOP稽古。今日はサトさん、りかさん、一美さん、アーンド僕の4人だけ。ちょっと淋しい。またさらに新しいシーン。いきなりややこしい図解説明コピーがやってきた。ぐあああ。脳味噌白煙あげながらあたる。遅くに“ホリプロ祭”にて仕事帰りのチャタくんが合流。今までのシーンをさらっておく。ややグッタリ。
2002年08月28日(水)

 肩やや復調

LOOPのチラシデザイン作業。水と油公演向けのと、本チラシがなくなるのでそれの代替え分。うーん、イマイチだな。蒸し暑さぶり返して文字通り残暑。録画しといたパンパシちょっと見て、ティップネス中野。肩はやや復調。けど、マシントレはLOOP後再開予定。

スターバックスで豆を買う。いきなり50円くらい値上げ。コーヒー豆相場急騰ってわけでもないのに、業績悪化のツケか?

LOOP稽古。そろそろ詰め込み振付が始まる。今週中になんとか形にするそうな。小芝居系なシーンを今夜は。

止めとけヤメトケと思いつつも、新宿駅コンコース呑み。以前板橋の印刷会社でお世話になった人が通りかかった。名前が思い出せない…。
2002年08月27日(火)

 レニ・バッソ『フル(ダ)ブル−3つの誘惑−』

D社ガイド本校正を仕上げて発送。LOOPのDM作業も終えて発送。ふひ。新宿駅の通路でハスラー・アキラくんとバッタリ。パレードの準備やらで大変そう。

レニ・バッソ『フル(ダ)ブル−3つの誘惑−』@新宿パークタワーホールを観る。これもJADE2002の一環。PIPPNの堀川昌義さんが出ている。LOOPの美々ちゃんと合流。舞台監督の黒田隆行さんや、音楽の江村桂吾くんとごあいさつ。堀江さんが桟敷席にいらしてたけど、声かけ損ねる。

半透明でスクリーンにもなる可動式引戸パネルを使ってのダンス。かなり激しい系の振り。音楽もクール。堀川くんはもちろん男性ダンサー(小澤剛、潮湖暁)は皆かっちょええ。踊りもね。腹筋チラリだし。映像もまぁ、おもしろい。けどでもだがしかし。作品としてはなにがしたいんだが、ようわからん。なにも揺さぶられもしない。下手したら、“かっちょいい”っていう「外側」だけで作り上げられた舞台って気もしてしまった、わるいけど。

客席で、KARASワークで一緒だった木村さんが声をかけてくれた。ひとしきりロビーでお喋り&LOOPの宣伝。堀川くんにもご挨拶する。昨日で公演を終わった発条トのメンバーも揃って観に来ていた。楠原くん(恒例勝手にくん付け)に思わず「観ましたよー」と話しかけたい衝動を押さえつつ、甲州街道新宿駅方面へ。

ニチョで路上呑みする。映画祭スタッフの早川くんが寄ってくれてしばらく話しこむ。シュンタが代理ママのタックスノットへ寄る。いとちゃんが持ってたヒューレット・パッカードPDAに興味津々。大きめな電子辞書くらいのサイズはあるけど、テンキーまであるキーボードに惹かれる。もう販売してないそうだ。
2002年08月26日(月)

 一夜城『迷子坂の約束』

演劇企画集団・一夜城『迷子坂の約束』@アイピット目白を観る。『G8』で共演した千葉尚之さんが出演している。

脚本はもちろん演技や装置もきっちり作り込まれた舞台だった。それでいてどこか即興のように会話するシーンもあったり、とってもナチュラルな印象。アングラ育ちの目にはそれがときにテレビドラマのように映ってしまうきらいもあったが。千葉さんは熱血な役どころを爽やかに演じていた。いつ見ても(って実物とは二度目だが)好青年だわん。

流山児★事務所のマサオさんにバッタリ。彼も知り合いが出ているそうな。それから離風霊船の伊藤由美子さんとも2年ぶりくらいで。彼女は劇団員が客演している関係でご来場の模様。

LOOP稽古。実寸でオブジェを動かし、微調整しながら確認・修正。さらに少し新しいシーンも来た。いわゆる小芝居系だ。りかさんよろしくね。それにしても、相変らず似た振りが多くて、出だし0.01秒の間、頭の中で右足から?左足から?なんて迷ってから踊っている。危険だ。

稽古場が祖師ヶ谷大蔵だったので、そしがや温泉21に寄る。いわゆるスーパー銭湯の走りみたいなところ。ここはゲイの間で名の知れたハッテン銭湯でもある。あ、僕は単に湯浴み目的よ(笑)。

時間帯もよかったのか、競パン跡クッキリでセルフアウティング系な方を筆頭に、かなり混雑してました。ノンジャパもなぜか多し。とりあえず目の保養はしっかりさせていただく。そんな中、鏡越しに知った顔が…。フライングステージをいつも見てくれるアイカちゃんでした。彼氏と一緒に浴びに来たそうな。体流しながらトークする。まさに裸のお付き合いだわ。

風呂の設備的には、ジェットバス系があまりなく、イマイチでした。追加サウナ料金払うと、露天プールも使えるのだけどね、今日は銭湯のみのご利用。

小田急車内呑み。それから新宿駅コンコース呑み。パレードの打合せ帰りの山縣くんが通りかかったので、立ち呑みに引きづり込む。
2002年08月25日(日)

 発条ト『彼/彼女の楽しみ方』

迂濶にも週末の朝からスーパーへ買い物に行ってしまった。不覚だった。土日は会員カードのポイント10倍セールにつれらて混雑するのだ。オバハン筆頭にジジババオヤジが牛歩状態でカートを押し犇めいている。目当ての商品以外アウトオブ眼中なてい。通路を塞いでもカートが他人に接触してもお構いなしだ。中にはカートを歩行器代わりに歩いているババアもいて、それがそんなでも胃袋の快楽を満たすために食品を次々漁る姿は偏見込みで浅ましい。配送サービスもあるしな。レジ待ちの行列ももちろん長蛇。案の定屁理屈つけて横入りするオヤジも現れる始末。しかしな、最近思うのだけど、電車や人混みや銭湯とかでマナーが悪いのって、よっぽど僕より上の年代、いわゆる高齢者のような気がして仕方ない。と書いた瞬間、若い子だったら、多少のことは赦してるに違いない自分の“浅ましさ”に苦笑したりもし。

校正仕事続き。LOOPDM作業。ティップネス中野。

発条ト『彼/彼女の楽しみ方』@青山スパイラルホールを観る。JADE2002というダンスフェスティバルの一環だ。
このカンパニーを観るのは初めて。映像を使ってあまりダンスっぽくない、みたいな噂は耳にしていたので、ハズレも覚悟して観に行く。

結果的には面白かったな。つか、楽しかったな。いい意味で“体温の低い”感動。パフォーマンスより古いハプニングみたいな要素もあったりしたかな。“舞台芸術(performing arts)という表現を構成する基本/根本要素である「人」という素材の、素材感そのものを‘味わい’‘楽しむ’という、シンプルかつ繊細なライブパフォーマンス”(サイトより)。まさしくそんな感じだった。

モヒカン頭の楠原竜也クンがさっそくお気に入り。上半身裸でなぜだか棟を赤くなるまで叩き続けるシーンとかね、タンクトップで躍る姿とかね、あー、ワクワク。構成・演出・映像・振付の白井剛クンものほほんとして何げにかわいいのです。オオラスで彼も踊った。

制作の根木山さんにサラっとご挨拶。彼も照明さん音響さんとともにワンシーン舞台に登場していました。

ニチョで路上呑みする。土曜とあってさすがの人出。今夜のACEは沖縄ナイトだ。オリオンビールの幟もひるがえっているし。エイサーの装束でフライヤーを配る兄ちゃんがなかなかイケる。クラブ苦手な僕でもちょっと興味湧いたほど。

ゐたちゃんがlatest彼氏とともにお立ち寄り。『G8』で共演した達也くんは目撃止まり。残念。沖縄ナイトのエイサーをみに来てたヨシオさんともお話。タックスノットに寄って、ギリギリ終電三鷹行きで帰る。

やや混雑する車内、携帯で彼女と恋愛話を延々としている男子の背後に密着。そのババアが何を思い巡らしていたかなんて彼は知るよしもない。
2002年08月24日(土)

 午後はどうにか仕事をする

昨日結構呑んだし、しかも朝一度目が覚めて冷蔵庫にある呑み残しビールを呑んだし、さらに曇り空だし、で、すっかり昼近くまで布団人。途中、校正仕事が宅配便で届いても、またグースカピー。まったくもぉ、だらしねぇにもほどがある。

で、午後はどうにか仕事をする。D社ガイド本・北京の改訂作業。外字のすっとびが結構コワイ。小雨降る中のコインランドリー。有線につられて「小指の思い出」口ずさみながら浴びる銭湯。田亀源五郎描くマンガの主人公みたいな兄チャン視姦。女子を早送りして見る高校総体・競泳の録画ビデオ。明日からはパンパシじゃん。って、ほとほとしょうがねぇな。
2002年08月23日(金)

 大学生ナイトのニチョ

昨日の日記で書き忘れたこと。以前LOOPに出たことのあるハルちゃんと、ティップネス中野でバッタリ。バレエのレッスンとかに出ているって話しは聞いていたのだけど、やっとホントに会った。

午前校正労働。午後、LOOP公演のDM作業に着手する。このiBookでやるのは初めてだ。クラリスワークスからアップルワークスに変わって、宛名印刷はソフト上での処理がちょっと違っててまごつく。

あ、昨日書いたiTunesの不具合は、気まぐれだったもよう。

LOOP稽古。本番ひと月前にして初めて全員集合。ある種のゲーム感も芽生えてきた。それにしてもカラダ重いし固いなぁ。

サッポロの新発売発泡酒、“海と大地の澄んだ生”。新しモノ好きでとりあえず呑んだ。で、まぁ、不味くはないので昨日に続き呑む。しかし、あれだね、“世界初、海洋酵母”なんて銘打ってるけど、わけわからんもんで味付けしてるのは日本の発泡酒業界だけじゃなかろうか。

ちょっと迷ったけどニチョへ出て、路上呑み。いつものポジションにて、アクセサリー売り兄チャンのすぐ横で、ベリンダズ・バー。今夜が大学生ナイトとは知っていたが、平日夜にこれほどの人出とは。さすが夏休みで大学生、時間もてあましているわけね。もう交差点一帯が若牡臭くて(笑)、ババアにとっては極楽ゴクラクよ〜ん。

大学の先輩と来ていたクワくんとご挨拶、それからキューブでの桃熊サロン帰りなご一行、いんこさん、むつみちゃん、坊主頭な男子くんなども寄ってくださいました。感謝。ショーの合間なメイミー嬢ともすれ違う。

タックスに寄る。以前月曜に一緒になった、芝居やってるというシンジくん。いきなり短髪+タンクトップになってて、分らんかったよぉ。コタくんの湿った背中がやけにセクシー。
2002年08月22日(木)

 劇団MONO『きゅうりの花』

いきなりiTunesのビジュアライザーがうんともすんとも言わなくなった。昨日6.0にバージョンアップしたQuickTimeが原因かな。Apple製品同士なのに、もぉ。

劇団MONO『きゅうりの花』@下北沢/ザ・スズナリをマチネに観る。“過疎化の山村を舞台にした青年会コメディー”(チラシより)。微妙にクセ・個性のある役者たちがまず大好きで、これまた微妙に名古屋っぽい間と訛りもいいんだよな。これまで観た作品より気持ちスローな展開。笑ってるうちに結末…てなテンポではなかったかな。それはそれで、いとおしい気分にはなれた。土田ワールド好きだなー。あ、客入れしている無精髭の男子がイケました。気配りもよくてね。

ティップネス中野。バイクを漕いでいたら、フジヤマッチョにもご出演のビルダー・イントラくんが、珍しく声をかけてきた。「髪、すごいですね…」とか言われてしまったわ(苦笑)。
2002年08月21日(水)

 金髪ソフトモヒカン

ようやくスケジュールが合って、KEITAにカット&カラーをしてもらう。やや長めのソフトモヒカンで金髪!にしてしまいました。かーなり強引なイメチェン。自分自身が慣れるのにいちばん時間かかりそうだ。

芸術見本市2002@東京国際フォーラムへは、すっかり遅い時間着になってしまった。ショーケースのパフォーマンスも見損ねてしまう。水と油のメンバーにごあいさつする。

三軒茶屋に移動してLOOP稽古。チャタくんが一ケ月ぶりに参加となる。また例によって詰め込みで振りを覚えてた。それでもできちゃってるのがスゴいな。最高齢(笑)の僕なんかは、あいかわらず振り・段取りが入らなくて、ポカばかりなのに…。

電車呑み、新宿駅コンコース呑み。
2002年08月20日(火)

 芸術見本市2002

銀座R社で出張校正。やや長引いた。有楽町で地下鉄の出口から上がってくるハニーAとバッタリ。ちゃっちゃと働いてる感じがステキだ。

LOOPがブースを出す芸術見本市2002@東京国際フォーラムへ。後で分ったのだけどグレイのコンサート待ちな女子がたむろする。入場パスが必要で、美々ちゃんのピッチがつながらず、受付嬢に場内誘導させて(笑)、ブースまで行き、無事ゲット。

タイの店子みたくやるの気ない、あるいは子供の遣いみたくつかえない、店番ををしばらく務める。それにしてもブースは文化祭か下町の長屋のような様相。海外からの関係者が通ると、キャッチバー小路にもなる(笑)。

向いはAGUA GALA。その昔、流山児の芝居に出たことのあるアリサカくんが主催。十年以上ぶり再会。昔ばなし近況報告いっぱいする。隣はパーフェクト・モダン。去年の静岡で一緒だった、浅野つかさ嬢のカンパニー。それ以外にも、流山児★事務所の制作・小松さん、大昔、演劇団時代お世話になった矢島さん、元スパイラル・映画祭ボランティア、現山口情報芸術センター開設準備室の、岸さんなどなどが通りかかって、どーもどーもな状態。

その後、見本市ミーディングへ。またの名をただビール飲み放題パーティー。協賛A社の製品をガブ呑み。奈良県明日香村で活動する。和太鼓 倭のパフォーマンスがかなりかっちょよかった。黒タンク姿の男子に萌え萌え。みんな腕太くてそのわりには童顔系だしさ。今度は褌一丁でぜひ(バカ)。それに続くのジャパニーズなパフォーマンスはつまらんかった。

ラジパケつながりな桑原さんが、語学達者なだけあって案の定このイベントにスタッフ参加していた。公務多忙の合間ひとしきりお喋りする。クレバーでかっちょいい女子だわ。

新宿に移動し、青山さんタックスにちょこっと寄る。“ぐりぐり”後で盛況。見損ねたショーのビデオも見れてよかったです。
2002年08月19日(月)

 夏の終了宣告

台風接近のせいかかなり涼しい。ようやっと電子レンジ四畳半から解放された。D社ガイド本ワシントンDC校正をさくさく片付ける。終わりが見えてきた。“昼間からビール”は、すべてあの狂ったような暑さのせいだったと勝手に過去に押し込める。夕方ティップ中野、サミットで食料調達。

たくあん。わざわざ自分で買って食べるのは初めて。有機だか自然農法だかのがあったので、それを。ポリポリ。うまいわ。ビールが進むわ。寅くんが秋田だか山形だかにめちゃウマイたくあんがあると言ってたな。現地からの通販か、東名海老名サービスエリア(笑)でしか、入手できんそうな。

涼しさと、世間のお盆休み最終日気分とで、夏の終了を心で宣告。いろんなこと、アジャストしていこう。
2002年08月18日(日)

 ぐりぐり2002/エスパルスvsマリノス

朝4時起床でB誌原稿。ああ、締切当日にねじり鉢巻きってパターン。前もってやっとけよ、と自分を責める前に、とにかく片付いて、ホッ。

ぐりぐり2002@なかのZERO小ホールへ。パレード関連の“豪華絢爛・大芸能大会”だ。盛況でなによりだ。劇団フライングステージの『贋作・犬神家の一族』が、さすがに再演だけあって、パワーアップしてたな。パチパチ。

名古屋からのパフォーマンスグループ、OKAMA NO KEN with スーパーホモンキーズ。メンバーのひとり、長身色黒短髪のTAKAくんが、イケたわ。バカっぽいながら、褌一丁でも登場して、いい体を鑑賞させていただいたし。ショー自体は歌・ダンス・映像・クイズコーナーなどバラエティ豊かではあるけど、どれもやや中途半端な印象。

僕はここでお暇する。この後も目白押しな“演し物”を見逃したのはちょっち残念。

信濃町でカワグチさん夫妻と合流して、国立競技場へ。Jリーグ初観戦だ! この10年なんとなく気にはなっていたものの、機会がなくて…だったのを、カワグチさんが誘ってくれて実現。しかも、今夜のカードは清水エスパルスvs横浜マリノス。そう、ワールドカップでにわかファンになってしまった、戸田和幸くんちだ。入籍してても、モヒカンじゃなくても、あたしゃ応援するわよ(笑)。

実は、国立競技場そのものも、入場は初めての体験。いやー、当たり前ながら、非日常的なスケールにまず心躍る。グリーンもきれいだし。見上げると空が広々してる。それだけで興奮してしまった。

明日美さんに双眼鏡を借りて、戸田選手のウォーミングアップする姿や、ベンチで待機する姿をしっかりチェック。控えで入って、後半に登場。それほど活躍せんかったものの、出場してくれてファンとしては嬉しや。小柄な伊東って選手もちょっとイケるな(笑)。あ、あとマリノスのキーバー榎本達也もね。

試合自体は、0対0のドロー。どちらもきわどいシュートは何度も。

いやー、ほんと楽しかったです。朝の予想降水確率が70%で、濡れる覚悟してたけど、それもなく、涼しくて気持ちいい初サッカー観戦でした。ビールもいっぱい呑めたしね。ラズベリー姐さん(笑)どうもありがとう!
2002年08月17日(土)


B誌原稿締切前日なれど労働意欲皆無。当然の如く某液体方面に逃避。或いは新中野方面を徘徊。
2002年08月16日(金)

 三十代レズビアン友&ゲイ友呑み会

医療関係M社の月刊誌責了作業への派遣。初現場だもんで緊張したが、かなりヌルくて楽勝。おまけにここはDTPとは無縁な版下貼り込み。レトロちっくな作業もひさびさこなししちまったさ。

LOOP稽古。これまで出来てるシーンを頭っから確認して通してみたらば、10分弱。あれやこれやで脳味噌グルグル回っても、こんなもんなのね。

今回は上演予定時間30分なので(3カンパニー合同のため)、残るは三分の二。パネルの移動とか段取りだけでいっぱい一杯だから、“踊る”ってことまでにまだまだたどり着いていない。そのことが少しだけ気になった。もっとも、“アタシ踊ってますぅ”的な自意識過剰は、LOOPの目指すところではないとも思う。

新宿の居酒屋にて、パソコン通信時代のUCつながりな、三十代のレズビアン友&ゲイ友の集まりに合流。今夜は熱血リーマンゲイの何人かをいわばクールダウンするような気分で集まった。

ちょうど店を出るタイミングで、二丁目のココロ・カフェに移動する。初めて入った。ひゃー、こないにステキなカフェだったとは。しかも、入口から想像していたより、はるかに奥が広い! こりゃ、ノンケカップルも来ったて不思議じゃないわね。

アルコール系・スイーツ系入り交じって、おのおの好きなもんを頼んで談笑。僕は、オリオン、ワインなどを。某大企業勤務のKさん(生物学的男子)の、甘味二品をロイヤルな笑みを浮かべて召し上がる姿が、印象的。みぞさんとの“『ハッシュ!』橋口監督オトメ論”がやや毒ありで楽しかったわん。

タックスノットへ寄る。稽古オフのグンジくんとお話。おぉ、大阪からはシンジが来ていた。早い時間に珍しいエイジさんも。ここで例によって意識は薄れる。やや荒れたかも(汗)。徒歩で帰宅。職安通り西武線のガード下あたりで目が覚める。左肩泥汚れ。小滝橋通り北上。松屋で深夜牛飯。落合中央公園経由で、明け方布団に。
2002年08月15日(木)

 RUN-D-CREW

D社ガイド本校正。B誌原稿からの逃避先ともいう。ま、締切を落とさなければね。

ティップネス中野へ。バイクを漕ぎながら読んだターザン。RUN-D-CREWてのが載ってて、サイトをチェック。ダブルダッチなんて知らなんだ。二本の縄を使った縄跳びパフォーマンス。一度ライブで見てみたい。けど、この系のイベントとかってお若い方(笑)ばかりだろうしなー。見たいといえば、カポエラもだな。
2002年08月14日(水)

 うさおからのメール

「一人旅がお好き?
 それとも、にぎやかなのがいい?
 はたまた誰かと二人きりで旅行、とか。
 ひとくちに「旅」って言うけど、
 誰と行くかによって全然ちがうものになりますよね。

 イッコウさんはうさおを連れて行ってくれるのかな?

 うさお」
ソニー銀行の貯金箱見張り番・うさお君からのメールでした(笑)。

昼間、KEITAと一瞬会う。伸び放題の髪をさっぱりカットしてもらうのは、時間がなくて次回持ち越しに。

LOOP稽古。冒頭からパネルの移動、人の移動、二人組みの振りを、劇場の実寸サイズでチェックする。ちょっとあいだがあくと段取りがあいまいになってしまうな。イカイカン。焦ること全然ないんだけど。
2002年08月13日(火)

 西荻ナイト

D社ガイド本データメンテナンスの納品日につきさくさく秋葉原で仕事。昼過ぎに終了。

ティップネス中野へ。筋トレは肩の不調から腹筋以外やらずにおく。すごーくすごーくしばらくぶりでアキラさんと会う。あいかわらずフレンドリーだった。

西荻フラリと。パレードのパンフレットをリーディング関係の知合いの店へ置きに行く。

まず御無沙汰だったハートランド。店に入ると、マスター斉木さんとプリシラの佐鳥話子社長が雑談中。わお!なんて偶然。話子さんにビールをおごってもらって、たっぷり話す。ベルギービール・ヒューガルテン美味なり。話子さん、めちゃめちゃ感謝! こんどニチョのココロカフェ・ランチツアーしようね。

oliveの取材が店取材に来る。僕は先に杉並北尾堂ブックカフェへ。こちらにもパンフを置いてもらう。トロさんと話しているうちに話子さん、斉木さんが合流。限定2個の手作り時計にかなり物欲が揺さぶられる。風合いがいいのよ。北原みのりさんのエッセイ集『オンナ泣き』買う。タイ国ラーメン食べましょうてなことになったが、無念にもお休み。駅前のラーメン屋でギョーザ&ビール。

西荻の不思議な磁場を堪能した夜でした。
2002年08月12日(月)

 スッカラカン安息日

佐成くんが野外で踊るダンス白州2002への、日帰り小旅行も考えていたのだけど、駅から現地までの足の便がわるい。単身ではキツそうなので断念。

夜遊びの末戻って寝たのが朝4時頃なので、以後爛れた夏の一日を確信犯的に送る。てか最近毎週じゃないアンタ? 濃いブルーの空を眺めながらコンビニへビールを調達に行き呑んで寝る。目が覚めたら近場の酒屋へビールを確保しに行き呑んで寝る。そんなテイタラクそんなスッカラカン安息日
2002年08月11日(日)

 青島レコード『FAT OLD SUN』

青島レコード『FAT OLD SUN』@新宿シアター/トップスを観る。いつも鶴牧くんが客演しているので足を運ぶのだが、今回彼は出演していない。それでもなんとなく。

うーん、ここはいつもそうなのだけど、SFちっくな物語世界が優先で、その中に登場する人物たち自身の物語は、肝心な部分が欠落したまんま、そんな気がする。山中崇くんファンなので、まぁ、それでもいいんだけど、ある意味惜しい。今回は、扇田拓也の一直線な演技が僕的にはハマりました。彼のやってるヒンドゥー五千回てのも一度観てみようかしら。

結局また今夜もニチョ路上呑み。お盆休み時期の土曜とあって、早い時間からすごい人出。ACEじゃ日本男児祭とかやってるし。こういうのへ素直に遊びに行けるゲイライフってのも楽しいもんだろうな。ティップで見かける殿方が何人も通りかかるも、知合いは登場せず。泥沼化する前にロング缶3本で撤収。フラフラと北新宿方面へ寄って、深夜徒歩帰宅。
2002年08月10日(土)

 All reizun『。女の瞼重一』

ぴあがNTTと電子チケット事業を始めるらしい。ぴあデジタルライフライン。“ライフライン”って名乗る傲慢さが、すんごくイヤげ。

All reizun『。女の瞼重一』@麻布die pratzeを観る。羽田謙治さんが出演している。

神楽坂に次いでオープンした麻布のdie pratzeは初めて行く。うちからだと大江戸線で一本だし、案外と便利だ。劇場自体も神楽坂よりは広め。客席段差の急で狭いところは同じ。パイプイスだとやや窮屈。

芝居は、人魚姫の物語と、ダンススタジオでの青春モノが交錯する。僕はやや退屈だった。人魚姫の魔女役をドラァグで演じた羽田さんのシーンはかなり濃い笑いで楽しめました。

ニチョ路上呑み。金曜のわりと遅い時間で、かなりの人出だ。タンクトップを着た色黒ジニーがいっぱいだ。ウリ専くんがロングで出張するところだったり。まさしく交差点だわ。鳥澤さんととても腰の低いGO GO BOYさん、友達と待ち合わせの小野坂くんが寄ってくれた。
2002年08月09日(金)


秋葉原の校正事務所で仕事。冷房ギンギン。外に出るとホッとする。やっぱ基本的にエアコンは苦手だ。

LOOP稽古。具体的な段取りを確認。例によってパズルのようなパネルの移動と人の移動。その合間にこれまたパズルのように振りが入る。ハァハァハァ。フロア系のめちゃ簡単な振りで、内腿のスジがピキンとなる。前は低い体勢ヘーキのヘーザだったのにな。まー、そういうもんよね、39.6歳。肩も相変らず不調だし。無理せんとこう。

車内呑み、渋谷駅ホーム呑み、新宿駅コンコース呑み。
2002年08月08日(木)


H出版へ出張校正。またも司法試験の問題集。睡魔と隣り合わせで仕事する。この、おんぼろビル5階の古びた法律書がギッシリな事務所には、どうもダニがいるようだ。カイカイー。

ティップネス中野で筋トレ。なんかガラリとトレーニング内容変えたいなぁ、と頭のどこかで思いつつ、結局はルーティン。バイク1時間。足パンパン。フレッシュネスバーガーでミラー1杯。
2002年08月07日(水)


T社新書の校正が突如舞い込んできた。薬を飲まないで糖尿病を克服した人の体験談を集めたもの。玄米菜食とかやや惹かれるなー。暑さで脳が溶けそうになりながら、たっぷり一日かけて片付ける。LOOP稽古はNG。ホヘ。

昨日財布の中身を極限まで使い切ったにもかかわらず、お金を下ろすの忘れてた。いざ、ビールを買いに行こうという段になって気付く。ビール券とかき集めた10円玉でしのぐ。
2002年08月06日(火)

 Belinda's Street Beer Bar at NICHOME Crossing

D社ガイド本ワシントンDCの校正進める。昼飯のトマトを切ってたら右中指をうっかり切る。ひゃー間抜け。傷は大したことなし。

夕方ティップネス新宿へ。ほんとにここはいつ来ても“濃度”が高いな。目の保養にもなるし。肩不調につき水中歩行のみ。

ドトールの野菜ベーグルが復活していた。夏場だけなのね。さっそくテイクアウトして、酒屋でビールを買って、例によって路上呑み。ラララ〜、Belinda's Street Beer Bar at NICHOME Crossing ! ここでもボンヤリと目の保養。タンクトップやノースリーブの男子をただ視姦するだけでも幸せな自分てば、ほんとにどうしようもないな。

青山さんタックスへ顔を出す。ひとしきり話しこんだ後、二人目のお客さん登場(笑)。紙幣払底につき帰宅。
2002年08月05日(月)


朝帰りにかこつけて怠惰な日曜。寝て呑んで寝て呑んで…。
2002年08月04日(日)

 『ノーティー・ボーイズ』『G8』

レズビアン&ゲイ映画祭。今日は個人的にクライマックスな日だ。それは出演映画2本が上映されるから(笑)。

まずは昼一番の『ノーティー・ボーイズ』。主演のヨシオやくわくんとともに、ほんのチョイ役のくせして舞台挨拶まで参加させてもらう。晴れがましや。

映画はある意味シンプルなストーリーで、楽しめた。たらいを落とされて卒倒するヨシカワケイちゃんが、なんともいい味出し。ほかの出演者もどこか濃い口のキャラ設定になってて、いちいち笑えましたな。ところどころ台詞が聞き取れなくて、英語字幕から会話を想像してた。そのへん、音楽との兼合いで調整できたら、よかったかも。

大戸屋で昼御飯、いったん新宿区四畳半に戻って昼寝。宮益坂をまた登るのはしんどいから、地下鉄で表参道へ向かう。

落合駅で、前川麻子にバッタリ。何年ぶりだ。「いっこうさん、芝居やってる?」「やってるよー」てな短い会話をかわす。なんだかんだで、麻子もしぶとくやってるみたいだ。

スパイラルのロビーバーで白ワインを立ちのみしていると、G8助監のジャンボくんが汗をかきかき登場。最終ディレクターズカット版がまさに上映直前に届く。パチパチ。プロデューサー・アリーチェさんをはじめ、出演者と待ち合わせ、再び舞台挨拶へ。

その途中、控え室に相澤くんを見付けて声をかける。2年ぶりくらいか。法政で一緒に芝居をやった仲。いまはスタンスカンパニーで映写技師をしている。ジョン・カビラみたいな顔つきになってた。お疲れのところを少しだけ話した。また、来年の映画祭でね!

一同並んで舞台挨拶のあと上映。大木裕之特集はまず『松前君の死のための映像』から。いっきなり男子のオナニーシーンで緊張したが、静かにイメージが連なっていく短編だった。これまでみた大木映画と違い、手ブレがほとんどなくて酔わずに済む。後で誰かが言ってたけど、最近のカメラは手ブレ防止機能がかなり向上してるんだと。

『G8(カリ)』。いやー、なんだか、ひとまず“クイア・アクション”ではあったかな。撮影前半の台本にあったストーリーは、もはやアルようなナイような状態になってた。黒ケツ割れ+ライトグリーンのイッセイミヤケ(監督私物)で、千葉尚之さんを引っ張って谷中の町を走るわが姿。リーディング音声がかぶさって、なんともいえないシーンになってたわ(笑)。

あとですねー、助監のひとり本田唯一さん。撮影時からイケてたんですが、オン・スクリーンでもなかなかよろしくて。ずっとウォークマン聞いてる、ボロ家なヤリ部屋の店員。それから、おもむろに脱いで客にサービスするシーンとか、スレンダー好きにはたまりませんでしたわ。

あとね、やっぱりヒラリンが生まれるシーンだとか、黒ゴムマスクな周作さんのエロを突き抜けたオナニーシーンとか、ドキドキしたな。などなど、想いは尽きない。

大して関わった立場じゃないけど、今後さらに撮り足すなら、もっと“アクション”にしたいかな。いい意味で「イミなく」、走ったり、闘ったり、落ちてきたり、脱いだり、ってやっぱスクリーンで観るとおもしろいんじゃないかな、とも思った。

上映後、喫煙所で小さくなってる大木監督を発見。皆でわいわい囲む&お疲れさまー。表参道のロイヤルホストにぞろぞろと。軽くで切り上げて中野坂上へ移動。『ノーティー・ボーイズ』の打上げにお邪魔する。こちらもお疲れさまでした。今泉くんがいろいろ気を使ってくれる。ありがとねー。ヨシカワケイちゃんあたりとだらだらおしゃべり。sunnyさんともちょこっと話せて嬉や。

さらに二丁目に移動。G8助監チームとアーティで合流するも、このあたりから意識混濁。寝てない彼らは適宜に撤退。僕はタックスで爆睡。さらに始発までラピス、フラフラになって朝帰り…。
2002年08月03日(土)

 『オール・オーバー・ザ・ガイ』『ページ・ターナー

起きたら、ホテイアオイの花がいきなり咲いてた。5月頃買ってきてけど、ちっとも咲かないので諦めていたら、いきなりだった。薄紫の色合いが、炎暑にへたっている身に爽やか。

今日もレズビアン&ゲイ映画祭へ。

マチネ上映『オール・オーバー・ザ・ガイ』を観る。まさしくアメリカン・ロマンティック・ラブ・コメディだった。娯楽作として楽しむ。ちょっとイモっぽいガッチリ系トムの目尻の下がった顔に、グっときた。

途中リールの順番を間違えるトラブルがあって、いったん中断して、途中から上映しなおす。そんなわけで、今日上映する1作品を観られるお詫びチケットをもらった。そういや以前、途中から別作品のリールを回しちゃった、なんてアクシデントもあったっけ(笑)。

そのチケットで、『贈り物 ボーイズ短編集』も引き続き観る。年上のいとこと過した夏休みの回想を瑞々しく描いた『追憶の夏』が、まぁよかったくらい。短編ってここ数年あまりアタリはない。

雷雨なのですぐ近くの表参道から地下鉄で一度部屋に戻る。ティップネス中野でサクっと筋トレ。このところ肩が不調。ジョイントそのものがゴリゴリするのだ。ゼラチンとか摂取しなくちゃ、かしら。

再びスパイラルへ戻り、カワくんと待ち合わせ。ロビーで、前に会場整理を手伝ったとき一緒だった子とバッタリ(ごめん、名前を知らないの)。ささやかに同窓会状態。ヤマガタくんともおしゃべり。そのうち中田ライクなカットのカワくん登場。『ページ・ターナー』を観る。

ピアニスト希望のまだ二十歳にもならん主人公を、プロ・ピアニストやら音楽プロデューサーやらが食っちゃう話、なんて書くと身も蓋もないか(笑)。それがドロドロした三角関係とかになるのかしらん、と勝手に胸踊らせてたけど、結末は、主人公と、離婚した子離れできない母親のあたりに話が落ち着いて、やや肩透かし。とはいえ、プロ・ピアニストが主人公をマッサージからベッドに誘い、背中を舐めるシーンとか、漂う濃厚なエロスがよろしくてね。全体的には満足の一編でした。

蛇足。この映画、原タイトルが『Food of Love』。…愛の糧は音楽だ…か、…音楽は愛の糧だ…みたいな台詞で出てくる。なかなかステキ。なんだけど、サイトでみたフランス語だかイタリア語だかのタイトルだと『Manjar de Amor』。…マンジャーレ・デ・アムール(発音適当)。うーむ、いっそう濃ゆーい(笑)。

カワくんと、宮益坂下の居酒屋で中ジョッキ3杯グピグピ。また言いたい放題してしまったわ…。
2002年08月02日(金)

 雷

まじで暑い。炎暑。そんなで文字を追ってると脳髄まで過熱してくる。煙が出るのは時間の問題っすねー。西村京太郎を片付けて発送し、ひと段落。

LOOP稽古@等々力。無駄に豪華な区民集会所の、夜までどこ団体も使わなかった部屋はめちゃめちゃに暑い。具体的な動きの流れをちょこっとずつあたる。…佐藤さんとDの外、山下くんとAの中、一美さんとBの中、美々ちゃんとCの外…てな振りパターン。フヒフヒ。前回のをリミックスするシーンなどもそろそろ登場。

帰り道、空一面を白くして光る雷に、おもわず身をすくめる。
2002年08月01日(木)