ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

2002年7月の日記

 『キロメートル・ゼロ』

単行本校正の仕事がきた。西村京太郎の推理小説だ。再校なので気が楽だが、誤字脱字はもちろんのこと、「推理小説として矛盾がないかもチェックせよ」とのこと。ハヒー。扇風機しかない四畳半じゃ頭から火が吹きそうだ。じっくり文字を舐めるように追う。

レズビアン&ゲイ映画祭初日。当日券の列に並ぶ。ちょっとだけ早めに行ったら、4番目だった。拍子抜け。すぐ前はフライングステージも観に来てくれている、アーティストの鎌田晋明さん。それから、映画祭をずっと熱心に観てるフクシマさん。彼とは僕が映画祭の会場整理を手伝っているときに、自然と顔なじみになったのだ。おしゃべりしながら、時間をつぶす。で、当日券無事ゲット。上映までABC本店でブランジング。

映画祭会場で年に一度必ず出会う、タックス系つながりのキシピーと、今年もしっかり。久し振りでいっぱい話す。ダンサー&元映画祭実行委員長の川口隆夫さんとも。

オープニングプログラムは、短編『リック&スティーブ』と『キロメートル・ゼロ』。『リック〜』はレゴブロック・アニメ。かわいさとブラックさが入り混じった感じで、まぁまぁ。

『キロメートル・ゼロ』は、スペイン映画ならではの濃いキャラ設定がかなり笑えた。てか、女も僕らの目からすると限りなくゲイっぽくこゆい。お話は、同じ時間同じ場所に偶然待ち合わせた7組の「いろいろ」なカップルが、相手を取り違えて起こるドタバタ劇。もうちょっとテンポがよければ、怒涛の爆笑作品になってたかも。チャットで知り合ったゲイ二人なんてのも登場するけど、ちゃんと協賛もし、駐日大使まで観にくるなんて、ステキな国なり、スペイン。

上映後、オープニングにドラァグで司会をしていたマーガレット様とちょこっとお話。
2002年07月31日(水)

 リーディング録音

地下鉄の都心乗換駅で朝、カワグチタケシさんと待ち合わせ。MDウォークマン+マイクをお借りする。急なお願いにかかわらず快く応じてくれてアリガト。出勤前だけどちゃんとハグしてくれたのも嬉しかったわん。

映画『G8』サウンドトラック用音源として、リーディングを録音する。当初は出演者全員がそれぞれにテーマ曲を用意することになっていた。僕は「テキストを読ん」でテーマにしちゃうわ、と話していた。で、日曜になって急遽、今月末までに音源を用意してください、との連絡が助監ジャンボくんから入った。ひぇー。で、慌てて機材を借りて、バタバタ録音となった次第。

新たにテキストを書くのはあっさり放棄し、『娼婦になって夜踊る』を録る。ある意味映画での役のイメージともつながるだろうし。何度も噛んだすえ、どうにかベストを収録できた。夏風邪でかなり鼻声気味なんだけどねー。発送用の梱包をして出かける。

表参道スパイラルへ、明日から始まるレズビアン&ゲイ映画祭の前売券を買いに行く。前日なのでもうここでしか販売していないのだ。オープニングの『キロメートル・ゼロ』はSOLD OUT。うーん。金曜マチネ『オール・オーバー・ザ・ガイ』と夜の『ページ・ターナー』を買う。土曜のチョビット出演作2本は、現場でどうにかするつもり(どうにかって? 笑)

スパイラル・マーケットで手拭い2枚買う。助監ジャンボくんからMD送り先の連絡が入る。表参道のローソンから発送。

東北沢でLOOP稽古。ベースの振りに加えて、作品の流れに沿った構成段階に入る。移動式パネルオブジェと人の移動+振り。また脳味噌駆使しそうだ。今夜は触り程度。

稽古前にトマトジュースを飲んだ。すごく久し振りだ。カゴメ・まるごとトマト。すっきりしてなかなかおいしかった。ふだんはミネラルウォーターかコーヒーか、ビールかビールかビールの人間なのだが。もちろん稽古後はビール婆。
2002年07月30日(火)


うちから二軒隣の弁当屋+アパート。いきなり建て替えの表示が貼り出されて町内でちょっと話題になっていた。道路の狭い密集地帯での工事になる。うるさかったりするのかな。

また別の以前銭湯だったところの向いのアパートも取り壊しらしい。確か前は冴えない中華屋が1階にあった。脱サラ親父とその妻+子が働いてたな。

約15年も住んでいると町ってどんどん変わっていく。この新宿区四畳半にはいつまで住むのだろう/住めるのだろう、などと考えてしまう。うちは1階に蕎麦屋や鶏肉店が入った下駄履きなので、そう簡単に建て替えはしないだろうが。

在宅校正。ティップネス中野。ニチョ路上呑み1本。青山さんタックス。

シンジくんという、芝居をやってる色黒な好男子が来ていた。聞くと、佐成くんたちと同じガッコウで、寅くんとか知ってるそうな。ちょっとドキドキ(笑)。いつも公演を観てくださるホリエさんもフラリと登場。偶然の同席、嬉しかったです。舞台のことなんかをいろいろとお喋り。
2002年07月29日(月)

 レズビアン&ゲイデイアット東京ディズニーシー

レズビアン&ゲイデイアット東京ディズニーシー。朝からハイテンションでGO!

パレードがらみで昼までしかいられない関根さんと、開園の朝8時前には着いてようね、と言ってたものの、ちょい遅刻。八丁堀乗換の京葉線がずいぶん来なかったりしたからだ。舞浜駅からのディズニーリゾートラインは、ほんとかわいらしいモノレール。オーランドのを思い出したり、狭さ加減が大江戸線っぽいよなー、とか。

入園! まずはセンター・オブ・ジ・アースのファストパスの列に。それからは怒涛の「とにかくのる」「隙をみてファストパスをとる」って攻略法。

ディズニーシー・トランジットスチーマーライン このテの単なる乗り物系アトラクションって好きなのだ。水辺をすべる蒸気船の小さな旅を堪能。合間あいまに携帯メールでやりとりしてた関根さんと合流、一緒にストームライダーを。水が降ってきたり、ロケットが付き刺さってきたり、座席が揺れたりで、二人してキャーキャーいってました。

次に僕はディズニーシー・エレクトリックレールウェイを。提供がトミーってのが笑えた。そのまんまやん。アメリカちっくな高架電車。かわいいな。朝1回だけのショー「リドアイル・ミート&スマイル」を観る。ディズニーキャラクターたちが、船でディズニーシーに到着するって設定。限りなくデパート屋上のぬいぐるみショー状態でした。ややとほほ。センター・オブ・ジ・アースは地底世界探検のライドもの。もっと激しく急降下するかと怯えてたけど、それほどでもなくマイルドな演出。

ちょうど上演開始直前だったので、立ち見で「ミスティックリズム」を観る。これがなかなかハマった。“熱帯のリズムにのせて精霊や動物たちが繰り広げるライブショー”。前半はやや現代舞踊協会発表会みたいな風情。それが後半腰ミノ系半裸男子ががんがん群舞するようになってからは、目が釘付け。といっても最後列からなのでイマイチよく見えない。だけど、火は出るわ雨は降るわ宙づりアクロパティクはあるわで、大興奮。もっと前の方で再度みるわ!と密かに誓う。

ディズニーシー・トランジットスチーマーラインに、さっきとはまた別コースで船旅。アメリカンウォーターフロント・エリアの「アンコール」@ブロードウェイ・ミュージックシアターを観る。関根さんやTOGETHER一行も一緒。

いやー、泣けましたよ。まさか浦安でこんな素敵なブロードウェイ・ダイジェストが観られるなんてね。確かにラスベガスとかでやってそうな切り貼りショーではあるんだけど、目の前で歌って踊られると、とにかく感動してしまって。曲はどうにか聞いたことあっても、知らない作品とかがあったにもかかわらず、ぐいぐいグイグイ引き込まれていった。ラストの『コーラスライン』の「ワン」では、もう涙が出ちゃいました。同じく涙腺弛んでた関根さんとは、ここでお別れ。

インディ・ジョーンズ・アドベンチャークリスタルスカルの魔宮 これ、暗い中をかんなりスピード出して突っ走るんで、けっこうスリリング。ビッグシティ・ヴィークル 時速10キロって感じのクルマの旅。歩いたほうが早そう。けど、ドライバーのキャストがいろいろ説明してくれて楽しい。

ポルト・パラディーソ・ウォーターカーニバル」メインのハーバー周辺でのショー。ベネチアの祭をイメージしてるみたい。やや盛り上がりに欠くな。ヴェネチアン・ゴンドラ これまたある意味、ただ乗るだけのアトラクション。なかなかイケメンのゴンドリエにあたりはしたものの、トークがややお寒くてどう反応していいものか>マッツィーニくん!

ここいらでさすがに疲れたので、ピザとビールで一休み。場所と値段を考えれば、なかなかの味だったかな。

マジックランプシアター 3Dメガネによる立体映像ショー。まぁ、そこそこ。シンドバッド・セブンヴォヤッジ 「イッツ・ア・スモール・ワールド」式癒し系ライド。

「ミスティックリズム」へ再び。前列狙いで早めに行ったらば、そこにはオレンジの軍団が(笑)。このイベントは揃いのオレンジのTシャツを着て、「ノンケの中にこれだけゲイ&レズビアンがいます」とそこはかとなく主張するものでもあるんだけど、それが一挙大集合ってわけ。あたかも精霊に引き寄せられたかのよう(笑)。TOGETHERご一行に、梅ちゃんや、マーガレット様まで…。で、しっかり前から3列目あたりをゲットして、かぶりつきをいたしました。

さっき、退屈だった前半も間近で観てると、どんどこ引き寄せられる踊りではあった。構成とかもあきないし。片乳出した水の精とか、かなりいいガタイだし(笑)。やはり見ものは後半、半裸腰ミノ系男子の勇壮な群舞だった。ビデオでみたハワイのポリネシア文化センターのショーに似た感じ。

なんだかんだでアップテンポ+激しい振りだもんだから、みんな汗浮かべているし、腹筋ばこばこ動かして踊ってるし、あー、たまんなーい。布に包まれて登場する火の精は、なぜか男二人。それが布につかまってアクロバティックに宙を旋回。手を取り合っちゃったりするし、もうキャーキャーよん。そんなで大興奮でかぶりついてましたです。

フラリとアクアトピアへ。水上のコーヒーカップかな。ディズニーシー名物ギョウザドッグを食べる。うーん、これって単なる肉まんじゃないの結局は(笑)。

子供向けの、ディズニーラインドでいえばファンタジーランドちっくな、マーメイドラグーン・エリアは今回オミットするつもりだった。パンフをよくみたら、ショーものもあるじゃないの。これは要チェキ! ちょうどすれ違ったアルピーナさんのおすすめもあって マーメイドラグーンシアターへ。『リトル・マーメイド』からのミュージカル「アンダー・ザ・シー」。これがまた、すごくてですね、ビックリでした。

主人公の人魚アリエルは、ずっと宙づり。それを天井のレールを縦横に動く機構でワイヤー・コントロールされて、客席の頭上を、あたかも水中を泳ぐようかのように舞う。で、クチパクだけど歌う。ひゃー、やられました。冒頭の、人間の世界に憧れての「Part of Your World」がすばらしかった。その他の魚や海の生き物たちの、デザインもよいのですよ。『ライオン・キング』式っていうのかな。デフォルメされた作り物なんだけど、それを操作するキャストと一体になることで、キャラクターとしてリアルなるって感じかな。

にしても、このミュージカルのために、制御装置付きの巨大な円形劇場をわざわざ造っちゃうディズニーってば、やっぱりハンパじゃないですな。

フランダーのフライングフィッシュコースター いなたいジェットコースター。キャラバンカルーセル いわゆるメリーゴーランドなのにアラビアンコースト・エリアにあって、イメージが“砂漠の隊商”だもんだから、なーんだか妙な乗り心地。

「ディズニーシー・シンフォニー」は、ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテの2階テラスからみる。“光と音との壮大なページェント”って、うーん、ま、これまたそこそこ。

「ボォナセーラ・セレナーデ」は隣接するランドの花火を眺めるだけなので、ちろっと見て、海底2万マイルへ。15分で乗れた。某サイトに「最低2万マイル」って書いてあったな。ま、その気持ちもわからんでもない、ってところ。

これで主だったアトラクションは制覇したので、あとは適当に再放送系でフラリフラリと。ディズニーシー・エレクトリックレールウェイにまた乗って往復したり。マーメイドラグーンシアターにももう一度。最前列はオレンジTシャツじゃないけど、しっかりネェさんたちでキャーキャー言ってました。

最後に、ブローフィッシュ・バルーンレースに。いわゆる子供向けの、ぐるぐる回るゴンドラが上下するやつ。ここでなぜか知らないオレンジTシャツの二人組みが声をかけてきて、ご挨拶する。

で、閉園の10時が迫る。14時間も滞在して、もう思い残すことないので、帰途につく。

かなり足が棒のくせに、そんなに遠くないだろうと舞浜駅まで歩く。これが失敗その1。かなーり距離がありました。ひと駅でもモノレールに乗ればよかった。

さらに失敗その2。京葉線東京駅にて。タックスに寄ろうと思い、どう乗り換えるべかと思案。丸ノ内線って案内表示があったので、歩く歩道とは逆側の出口から出てしまう。駅構内図でよく見ると、丸ノ内線の東京駅は遥か彼方…。でも、東西線って表示もあるんだけど、これって、グルっと大手町駅まで歩けって意味らしい。いくら通路が繋がっているからって、ここまでいくと暴挙じゃない?

で、ややグッタリでタックスノットに顔出し。クールダウンして帰宅。
2002年07月28日(日)

 夏に取り残されたババア

夏風邪につき休養日。

料理番組でちらと観たのを思い出して、鯖をトマトほかの野菜と煮る。テレビでは鰯でしかも電子レンジで火要らずで楽々〜ってレシピだったが、こっちは額に汗して。オリーブオイルの代わりにと胡麻油を垂らしてみた。適当なわりには美味しかった。滋味補給って気分。

夜、MILK@恵比寿へ。ハスラー・アキラくんが出ているイベント「ジューシィー」に、ポエトリー・カレンダーを置いてもらうためだ。オープン前リハーサル中のクラブ店内に足を踏み入れる。

ちょうどオナンのリハ。マドンナの「レイ・オブ・ライト」にのって、張り型を咥えてジャンプジャンプ&合間にリーディングってパフォーマンス。リハだけ観てもステキだったわ。結局アキラくんとは携帯で話したのみで会えず。今回が5周年だそうな>ジューシィー。パチパチ。毎度不義理でスミマセン。

フラフラとニチョに寄る。路上呑み。さすがに人出が多い。クワくんが登場。latast edition彼氏を披露してくれた。桜さんご一行も通過。今夜のACEは短髪色黒ナイトとかかしら? 浴衣姿多数だったのは隅田川花火の後だからか、それとも浴衣割引でもあるからか。夏にすっかり取り残されたババアは呑みすぎてしまう。路上座睡中をオコゲ系女子に起こされて、命拾い。
2002年07月27日(土)

 夏風邪

部屋に次々といろんな人が住み着きだして収拾つかなくなる夢と、海外でGAPみたいなショップに入ったら店員にいちゃもんつけられる夢で、まだ暗いうちから目が覚める。どうも夏風邪みたいだ。クーラーなんぞと縁のない暮らしにもかかわらず、情けない。とにかくご飯をちゃんと食べよう。

在宅校正し、ティップネス中野で軽く泳ぎ、新宿でレズビアン&ゲイデイアット東京ディズニーシーのチケット&Tシャツ・セットを買う。
2002年07月26日(金)

 イリヤ・アンダーソン

悪い湿気が体に篭もってる感じで目覚める。それほど暑くないものの、さすがに体力は落ちつつある。ま、この季節しょうがないっすね。暑すぎる部屋も難アリみたいで。

LOOPのチラシ折り込みでパリックシアター@三軒茶屋へ。珍しいキノコ団公演だ。ロビーをぐるりと1周する盛況ぶり(笑)。がしがし飛ばしてスピード作業。フヘ。

ティップネス中野で筋トレ。1時間たっぷりバイク漕ぎで、汗を思い切り流す。少しは暑気払いになったのじゃないかな。生活習慣病特集のターザンを熟読してしまう。イリヤ・アンダーソンという人がインストラクトする、ウエイトを使わない筋トレを音楽に合わせてやるレッスンってのに、興味がわく。どうしたって単調になってしまうマシントレーニングより、僕にとってはいろんな意味で効果がありそうでね。
2002年07月25日(木)

 「ぢ」

今日はわりと涼しい。台風が接近してるからかしらん。仕事に励む午前。

午後、例の折れてはさまったままになってる歯間ブラシの先っぽを取ってもらいに、知合いのデンティストYさんのところへ。当日いきなりなのに快く診察してくれた。めちゃ感謝です。先っぽは簡単に取れた。ホッ。せっかくなので歯石取りから、咬合チェックまでしてもらう。やや左右のバランスが悪くなってるみたい。

稲荷町から秋葉原の校正事務所まで歩く。「ぢ」って大書きしてあるヒサヤ大黒堂がいきなりあった。なんかプチ感動的。佐竹通り商店街ってこれまたとっても“台東区な”商店街も通る。「オリーブの首飾り」がスチールギターの超安いアレンジでだらだら流れていた。で、校正事務所で納品&ピックアップ。

サミットで食料調達。それから出直して、LOOP稽古へ。信じて疑わず東北沢の稽古場に着いた瞬間、あ、間違えた!に気付く。下北沢経由でバスに乗り三軒茶屋へ。車中から、詩人のさいとういんこさん御用達の「劇団リサイクル」って店を偶然目撃した。ヒャッ、ココのことなのね! 誰かと一緒にわいのわいの言いながらだったら、楽しそうな予感のするショップだな。

で、どうにか稽古場着。今日はさとうさんと、新たに出演することになった山下くんの三人のみ。久し振りな彼とは以前のLOOPでご一緒している。軽くおさらいなんぞをして、9時頃終了。

東中野ブックスオフにて「うさぎのダンス/小林小芥子」を買う。面白いかな?
2002年07月24日(水)


関根さんからのメールで、今週末がレズビアン&ゲイデイアット東京ディズニーシーだと知る。ヒャー。僕が知らなかったくらいだから、宣伝は昨年以上に遅れてるんだろうな。ってことは参加者は…。

LOOP稽古。今日の場所は、桜上水と経堂のちょうど中間でやたらと歩く。迷わず着きはしたけど、昼間の暑さもあってかなりぐったりモードだ。それでも汗をかきかき、8パターンのステップをおさらいする。それからバリエーションなどもじょじょに登場しだす。
2002年07月23日(火)


またしても廃人モード突入。呑んで寝て夜ようやっと、ややまともに。関根さんにお願いしていたパレードのパンフレットを受取に、タックスノットへ。今日月曜は青山さんの日だ。珍しいことにフライングステージのヨシオこと吉岡くんが来ていた。それと、マサキさん+α。お二人は中華料理を食べに行った帰りだそうで、平らげきれない分をドギーバッグしてくれていた。ご相伴に預かる。おいしーい。レンジでチンしてもらって、順に。ここ数日の根拠なき“餃子食欲”が満たされたのは嬉や。にしても、今宵のタックスはお客が四人きりだったそうな…。看板間際までおじゃまして、深夜、公園経由で徒歩帰宅。
2002年07月22日(月)

 G8@谷中

助監督ジャンボくんからの電話で目が覚める。いかん、思い切り遅刻だ。ごめんなさい。速攻千駄木の撮影現場へ向かう。そこは高知に住む大木監督が、谷中プロジェクトだかのために借りてもらってるアパート。および快く部屋を貸してくださったお隣さんの部屋。とっても谷中ちっく&芸大お膝下ちっくなアパート。ステキなんだけど、じき取り壊される運命らしい。

今日はちゃんと台本通りに撮影している様子。暑い。けれどなんだか心地よい。いろんな人々と初めまして状態。ビールを呑みながら(助監督がくれたのよ 笑)、しばし待機。合間、大木さんの部屋にあった、“ナニが立ちっぱなしになっちゃった男の小説”を途中まで読む。で、呼ばれて本番。なんだかよくわからないまま濃いキャラで映ってきました、って感じかしら。

不忍通り沿いの、怪しげなインド料理屋で食事。それから松戸移動のツアーガイド。てか、次のロケ場所・青山さんのお家まで道案内する。炎天下、撮影隊一行を誘導して、出番のない僕は、まさに勝手知ったる他人の家で、ベッドにてグースカ昼寝させてもらう。これまた起こされるまで爆睡。

松戸から一度部屋の戻ってまた寝る。もうなんだかベロンベロンな状態。

どうにか起き出して、表参道へ。3K4@ギャラリーSAPANA+へ。恒例のお三方によるリーディング。カワグチタケシさん、小森岳史さん、そして、究極Q太郎氏。細長いギャラリーにはほどよく人が集まっていた。あー、とても素敵なリーディングだったな。場所のせいもあるかもしれないけど、今夜は三人三様っていうか、それぞれのキャラがキチンと出ていて、それがまたうまーく配合されてた感じがして、ね。なかでも小森さんの、なんだろ“突き詰める”ようなリーディングが印象的だったかも。

ニチョに移動して、路上呑みする。ADOVOCATEからは客が道路にはみ出してるよ。フラングステージのフッチーが通りかかる。それからタックスノットへ。郡司くんとかは時間的にちょうど入れ違いになってしまって、気が付くと、お客は、ピンクベアさんにマサキさんと僕の三人。もちろんカウンターの向こうにはタックさん。で、BGMはハリー・ベラフォンテときた。むちゃくちゃ濃い状況をたっぷり堪能。後ろ髪ひかれつつ、終電三鷹行きに飛び乗る。けれど、途中下車してしまった。
2002年07月21日(日)

 G8@稲毛海岸

海の日。梅雨明け。あー、夏が「来て」しまった。そんな気分。早起きして校正するも午後には意欲低下。中野坂上徘徊。

映画祭のG8プロジェクト・プロデューサーのアリーチェさんからいきなりお電話。その昔パソコン通信時代のUCの、オフ会で会ったことがある人だと判明。すげー、お久し振り。大木監督が「今、船橋なのよねー」なんて言う。で、こっちに来ない?と。確信犯的巻き込まれる。東西線で都心を突っ切って千葉くんだりへ。

一行は稲毛海岸目指して移動中。結局稲毛駅にて合流できた。大木さん、アリーチェさんをはじめ、助監チーム+αな顔ぶれ。今日は“ゆるい”撮影らしいんで、僕的にはただ遊びに来た気分)(すんません)。しっかりビールを買込んで、千葉県を代表するハッテン場(笑)稲毛海岸にバスで向かう。謎の一行だにゃ。

着くとそこは、「遊泳禁止」なんて、まるで誰かの映画のタイトルみたいな状態(笑)。風が強くてね。工業地帯のコンビナートとかが彼方に見える海。赤茶けた製鉄所だとか。奇妙な浜だ。けどでもそれでも海は海。ザバーンと押し寄せる波。あられなく潮風を浴びて。海だわー。海だわー。撮影そっちのけで海を堪能する。ダラダラ。ザッバーン、ザザーン。その繰り返し。

あるいは、ノンケ男子の上半身裸などを愛でたり。ちなみに、くだんのハッテンエリアはどこだか分らないままでした(笑)。撮影自体も結局は10分くらい。まぁ、そんなもんよね。にしても、暮れていく浜のアンバーな光はそれはもう超素敵でした。

とっぷり日が暮れるまでいて、京葉線稲毛海岸駅まで移動。そこらの居酒屋でみんなして呑む。それからはもう記憶曖昧。東京駅でさまよっていたり、東中野のスーパー前で寝てしまっていたり。あー、夏だ、夏だね。刹那的に夏。
2002年07月20日(土)

 またつけたくなる

D社ガイド本ワシントンDCとりかかる。「なんでも載ってりゃ読者は手に取るだろう」式で、無駄に詳しい。ホワイトハウスのページで大統領選のプロセスまで紹介してるし。あー、頭痛ぇ。

またもカレーを作る。今度は豚肩肉でね。やっぱ酢は欠かせない。

ティップネス中野。筋トレ中にすでに右足の裏がつる。またかよ。LOOP稽古のせいで足が張ってるせいかしらん。有酸素運動は軽く水中歩行だけ。

ドキドキとか、ソソるとか、萌えるとか、眼福とかをもはや越えちまって、“目にしてしまったこちらが罪悪感を感じる”くらいの男子を目撃。てか、かわいくて、体もよくて、ほどよく浅黒くて、真っ赤な競パンで、それが濡れた体で…。ほんま、どうしようもないですな>自分

中野TSUTAYAで立ち読み。ちょうど気になってた「MAC Tips X/仕事場」買う。

フラフラとネット徘徊。ウレタン製コンドーム、サガミオリジナルのサイトに。サイト上のアンケートに答えるともれなくプレゼントってのを20日までやってます。それからテレビCMもアップされてて、全部みた。伊勢谷くんなのね。なんか角度的におチンチンみたいね、と思ったらどうもそうらしい。姿の見えない男との会話ってのもあって、微妙にゲイカップル暗示かしら、とか想像した。けれど、北原みのりさんのコラムを読んでなるほどねー、とか思ったのでした。けどま、正直なところ、サガミオリジナルは「またつけたく」なります(笑)。

それから、偶然「神戸空港」を検索。ひぇー、こんなの作ってるんだー。反対派のページに釘付け。
2002年07月19日(金)

 クワくんと会う

B誌原稿入稿締切日。朝からシコシコ取りかかる。途中近所のマクドナルドで不味いコーヒー啜りながら推敲したり。なんとか今月も終了。フゥ。あー、でも火曜のうちに片付けておけば、今日出張校正の仕事があったのになぁ。こんなんばっかや。

冷凍庫に残っていたイカ下足&墨をメインにカレーを作る。例によって酢も注ぐ。適当レシピにしては夏のランチ向けのいい味でした。ビールも呑んで昼寝。

歯間ブラシでオーラルケアしていたら、先っちょの小さなブラシ部分が、奥歯の間にはさまったまま折れてしまう。ひゃー! いろいろやってみたけど、取れないよ。うーむ、久し振りに知合いのデンティストYさんを尋ねるとするか。

夕方D社ガイド本・アメリカ東部とフロリダの丸ごと校正の仕上げ。次はワシントンDCが来ている。

中野方面に来ているというクワくんと、東中野駅前のドトールでお茶する。思いっ切りどす黒いオカマトーク全開。最近ジムってるクワくんの割れた腹筋にタッチしたら、かなり萌えたわ(笑)。今度はぜひ競パンで会いましょう(爆)。

銭湯から帰って来たら、アパートの廊下に三毛猫がいた。気まぐれに階段をあがって、迷い込んだ様子。すごく切迫した表情をしていた。うまくドアから逃がしてやる。ここら界隈はネコが多いけど、こんなのは初めてだ。
2002年07月18日(木)


R社@銀座で出張校正。ティップネス中野。InBody測定。体脂肪率変わらず。フヘ。LOOP稽古。脳過熱させながらステップ覚える。道のり長いが今回は30分の作品と分って少しだけ安堵。新宿駅コンコース呑み。
2002年07月17日(水)

 変調な一日

変調な一日。台風7号の風雨。思いっ切りやる気の出ない午前。B誌原稿書きを放棄。選択肢は飲酒。まじヤバいわ。晴耕雨読つか晴耕雨飲だな。あるいは晴耕雨淫か。

夕方肝臓先生がアルコール成分の分解をようやっと終えたらしい。めちゃくちゃちゃんと起きた。天気のせいもあってか、すごく、一瞬だけだけど、すごく前向き気分。LOOPの稽古をゴメンナサイして、原稿をガァっと書く。約90分で2000字。自分的にはメチャさくさく。銭湯へ行った。

それからチャンネルスイマーする。『天体観測』とか途中から観た。これがトレンディードラマっちゅう代物ですかい、とか的外れなことを思いつつ。伊藤英明の顎まわりが素敵。坂口憲二の役をサイトで「若き寅さん」て書いてたのが笑えた。

ところで、最近、彼が気になってるんです。誰専丸出しか。けど、坊主だし、若いし、……。
2002年07月16日(火)

 2002 ADC展

久し振りでR社@銀座にて出張校正。さくさくと終了。なんだかとっても日雇い校正労働者って感じがしていいな。

またギンザ・グラフィック・ギャラリーに寄る。「2002 ADC展」。東京アート・ディレクターズ・クラブの優秀作品を紹介する展示だ。Bathing Ape × PEPSIとかSNAPとか、ここんとこ目を引いた商業アートがズラリと並んでた。シンプルな図形の組合せだけでも、その絶妙さで素敵なデザインとして成り立ってるものもあって、奥が深いわ。

ティップネス中野。大久保徘徊。終電間際ビール注入しながら帰宅。
2002年07月15日(月)


暑い。B誌原稿書きノロノロと。1本どうにかあげるともはや意欲喪失。ビールに走る。サミットへ食料調達。大久保界隈徘徊。新宿駅コンコース呑み。
2002年07月14日(日)

 The Bohemian Storm『道化師』

またも教科書系出版社で出張校正。魚にまつわるコラム本。かなりしっかりとした原稿だ。それでも「発砲スチロール」だの「活魚漕」「深淵きわまりない」なんて見付けて、ちょっと嬉しかった(笑)。

The Bohemian Storm『道化師』@新宿サニーサイド・シアターを観る。知合いの“カワくん”こと松川くんと、小野坂くんの二人芝居だ。

この劇場は、ニチョの郵便局向かいにある、40人も入ると満員なほんとにこぢんまりしたスペース。完全に“箱”状態だからいざ使うとなると案外手ごわそうな印象がした。

芝居は、幼馴染みの二人が東京で再会し…といったストーリー。正直なところ作品的には要一考だったかな。ラスト近くのシーンで、カワくんの歌がスンと胸に染みてきてとてもとてもステキだった。

たまたま一緒だった、関根さんを新宿駅コンコース呑みに引きづりこみ(笑)、ロング缶3本分ガンガンと濃いトークをする。途中冬に一度会ったきりになってた、GGさんが通りがかって話しかけてくれた。また呑みませう!

そんなで、東中野で電車を降りるまで差しでたっぷり話ができて、大満足なサタデーナイトでした。

それにしても、すっかり夏気分な街。露出度の高い男子があちこちに、特にニチョには多数徘徊していて、ババアはもう目眩もんでした(ばか)。
2002年07月13日(土)

 Gackt渡部篤郎

引き続き司法試験参考書の出張校正。さっぱりわかんないけど、ある罪が成り立つか成り立たないかを理論的に考えるのはちょっとおもしろそうだ。

昼休みにコンビニで立ち読みする。FRAUに載ってるGacktのヌード目当て。割れ割れ腹筋はここのほうがチャンと見えたな。にしても記事を読んでると、そこまでなさるのねこーゆーお方はって感じ。カラダ的には目標だったりするけど、道のりは遠し…。

ティップネス中野で筋トレとバイク。夜のビールをちょっと控え目にしてみたりもする(笑)。

テレビをザッピングしてるうちに『愛なんていらねえよ、夏』なんぞを。無精髭・坊主の渡部篤郎にクラクラしたりなんかして。
2002年07月12日(金)

 佐成ダンス呑み会

今日はこじんまりした出版社での出張校正。モノは司法試験の参考書。ちょうど刑法の部分だった。強盗殺人罪が成立するかしないか云々…てなあたりをじぃぃっくり校正してきました。はひー。

佐成ダンスの飲み会。静岡からバックこと小林くんが来るので集まった次第だ。佐成くん、千佳ちゃん、寅くんと魚民@新宿にて。舞監仕事でギリシア帰りの寅くんは、エーゲ海焼けして、髪もすこし赤く染めてて、もうまたババアは興奮状態でした(笑)。佐成くんは今年も8月に白州で踊るそうだ。観に行こうかしらん。いろいろとまじめな話もみなでする。ダンスを取り巻く状況がもちっとどうにかなるといいねー。座敷のタイムリミットで、話したりない気もしつつ解散する。
2002年07月11日(木)


またまた大手教科書系出版社へ出張校正。担当はイマドキの兄チャンでした。今日の本は誤字脱字オンパレードだった。渋谷ティップネスでちょこっと泳ぐ。

LOOP稽古。2人組でやるステップ。自分の周りに四角形を想定して、その角角へ足を出したりジャンプりしたりしゃがんだりする。あぁー、頭から煙が…。

雨足が強まるなか、さすがに今夜はさくさくと帰宅。でも、台風って妙にワクワクするわ。
2002年07月10日(水)

 北とぴあ下見

昼前に起き出して、秋葉原の校正事務所でちょこっと仕事。

9月のLOOPダンスで公演する、北とぴあ・つつじホールをみんなで下見する。当たり前ながらとっても「劇場」って感じ。あるいは「会館」って匂いもする。セッションハウスの「スタジオ」とは空間の質がずいぶんと違う。ダンスにはちょっとシンドイかもしれない、とやや弱気になった。ロビーで簡単にミーティング。PIPPINの堀川さんが遅れて合流し、僕とリカさんは先に王子を後にする。

ティップネス新宿で泳ぐ。さすがに平日夜で混雑していた。それでもプールがまともなサイズなので、中野のようにどうにも泳げない状況にはならなかった。アクアダンスとかちょっとそそられるなぁ。

新宿駅キオスク前で立ち呑み。タックス土曜店子のアキラくんが通りがかった。それから、昔の男のトオルさん。お互い気が付かなかったことにしておいた。安西水丸みたいな髭になってたな。

立ち呑みや路上呑みは、安くつくのはもちろんだけど、マンウォッチングがとにかく面白くてね。今夜のように偶然なコンタクト(笑)もありえるしね。夏場は特に病みつきでございますです。

閉店間際のサミットで浅蜊が半額。ひゃっほー。
2002年07月09日(火)


先週に続き今日も某大手教科書系出版社へ出張校正。今日のお昼は寿司だった。ごちそうさまです。仕事もそこそこいい感じで終了する。いちおう持っていった弁当を部屋に戻って夕食として食べる。

ティップネス中野へ。夜の混雑した時間帯にしばらくぶりに行った。もう、そこかしこに、いるわいるわ…って絵図でしたな。目を付けていた可愛い系男子が友達グループと話してるのを目撃して、おそらくはゲイと判明。ノンケ信仰がまたひとつ崩壊してもうた…(笑)。

ニチョ交差点で路上呑みの後、青山さんママのタックスノットへ。関根さんも時間差で登場、三人して演劇バーいたしました(笑)。終電逃すまじと新宿駅に向かう途中、エスムラルダ様と合流。
2002年07月08日(月)

 午後3時19分

実は2週続けて、日曜朝っぱらから「仮面ライダー龍騎」を観ている。巷の噂に違わずイケメンが登場するのだけど、なんだか体温の低い興奮だ。中身が内ゲバもののATG映画みたいだからかな。

昨日に続きB誌原稿書き。あんまはかどらない。

午後3時19分。一瞬、音が消えた感覚がしてフっと我に返る。いや、音はしている。蕎麦屋の出前バイク。チャイニーズデリバリの中華鍋。遠く微かな風鈴。弱で首振る扇風機。あおられてめくるピンナップ写真。少し強めの風。けれど、一瞬、音が消えた、気がした。もしかしたら、それらすべてが計算不可能な均衡をごく短い瞬間に保って、お互いを消し合ってしまった、とか。あるいは、光が音をすべて消し去ってしまったか。薄曇り空から晴れ間が覗いてきて、午後の町に降り注いだ光が。またあるいは、頭蓋骨にたまった午後の熱に脳がクルリと一回転したか。もしかすると、夕方がゆっくりと開始される、かすかな一点にたまたま偶然気が付いただけなのかもしれない。とにかく不思議な一瞬を体験。

ティップネス新宿で泳ぐ。このところ中野じゃなくてわざわざ新宿まで出かけて泳ぐのが楽しい。やはりプールが広いから混雑してもどうにかなるからか。今日はデブ外人&日本女のアベックがやや邪魔だったな。あいかわらず視姦バシバシ。

ニチョ交差点で路上呑み。マーガレット様と久し振りにバッタリ。直接で会うのはすんごく久し振りだ。いろいろあるみたいだけど、元気で活躍して欲しい人のひとりだ。それから早瀬くん&桜さん。お買い物の帰り。

ふと思いついて携帯メールした若杉さんと、電話で少し話す。以前はニチョの近所住まいだったけど、今は引っ越したそうだ。たまさか話が出来て、ただただ嬉しかった。そんなこんなで勢いついてしまって、ロング缶4本も呑んだ。さすがに後半〜帰途は記憶皆無。
2002年07月07日(日)

 餃子

ティップネス中野。足の筋肉痛がピークみたいで、いつもの上半身メインの筋トレだけ、サクっと済ませる。

発作的&思い付きで餃子を作る。実は生まれて初めて。韮と青梗菜を適当に刻み、合挽肉を投入。限りなく杜撰な調味料配合。卵を丸ごと1個入れてしまったのでとてもユル〜いタネになってしまった。

さてさて本人的には一番の難関と考えていた、タネを皮に包む作業。これ、やってみると思っていたほど難しくはなかったわ。タネの低粘度にはちょっと困った。パッケージに書いてある通りに、欲張らずにタネを小さじ1杯分くらいおさえて包めば大丈夫みたい。水で濡らせばくっついてくれるし。あの“ヒダヒダ”もなんとなくOK(てか、タネが飛び出さなきゃ形なんてね…)。

市販の餃子のときと同様、水餃子にして食べる。いい加減に作ったわりには、まぁまぁの出来かも。こりゃもうビールっきゃないでしょ、で買ってきて一緒に平らげる。にしてもあれだな、餃子って実は皮でお腹がふくれてるのねと、今さらながら納得。半分近く残ってしまったタネはどうしよう…。

昨日ヨドバシカメラで立ち読みした本に影響されて、Mac OS Xへの移行を試みる。今までよくみていたサイトがなんでか表示されない。全般的にネット接続の速度が遅めな気もするし。で、あっけなく元に戻した。
2002年07月06日(土)


コインランドリー。スーパーへ食料調達。ティップネス新宿で水泳。足の筋肉痛がじょじょに。昨日のLOOPの成果(?)。ヨドバシカメラMacコーナー、オッシュマンズなどをぶらぶらと。もうセールの季節だ。金曜夜、新宿駅の雑踏を傍観しながらビール。
2002年07月05日(金)

 sayonara sayonara

某大手教科書系出版社へ出張校正。初めての現場、かつ校正会社からも“初めてのクライアントなのでくれぐれもよろしく”なんて言われてて、ややビビって行く。やってみると案外楽勝な校正だった。というか今まで最終的にちゃんと校正をかけてなかったらしい(ま、最近はどこもそうだが)。昼には鰻重まで出て待遇は◎。今後も続くといいな。

LOOP稽古、僕的初日。すでに6月からスタートしる稽古だが、僕は7月に入ったら…とお願いしてあったのだ。今回はみんな既に知っている顔ぶれなので、とても気楽。まだ素材の振りをいくつか作ってる最中だ。1月の作品のステップとかも微妙にアレンジされてた。勘というかリズムを思い出しながら新たに体へ入れていく。あー、けどまだ頭が切り替わってないな。少し動くだけで梅雨ならではの粘ついた汗をかく。それがエアコンに冷やされて…体にワリぃ。

タックスノットに寄って、ハスラー・アキラくんが特集記事を書いているポエトリー・カレンダーを置いてくる。今週はタックさんが不在で、今夜は青山さんが代理ママ。

今泉くん&岩佐くんが、韓国からの知合いを連れて登場。一気に日本語・韓国語・英語の入り乱れたカオスなことに。今泉くんが『NAUGHTY BOYS』の予告編を持ってきて観せてくれた。パチパチ。スパイラルで観るのが楽しみだな。

終電間際は新宿駅は視姦し放題。今日は蒸し暑かったしね。そう、視姦し放題、し放題なんだけど、頭の中ではKICK THE CAN CREWの「sayonara sayonara」が脈絡なく繰り返されてた。
2002年07月04日(木)

 グリング『ストリップ』

こんなお部屋に平日の午前中からお邪魔してしまった…。ふぅ。

グリング『ストリップ』@下北沢「劇」小劇場を観る。

舞台はストリップ小屋の事務所。チェーホフの『かもめ』を下敷きにしたストーリーだった。微妙なタッチで淡々と描かれる挫折と希望がすごくいい味。昔芝居をやってたけど、もう一度やる、もうやらない、みたいなエピソードは同じ現場の人間としてちょっと心痛い。

にしてもここの俳優さんたちは皆上手いな。作品毎に違うキャラをちゃんと演じてる。ってあたりまえのことか。僕ができないだけで(苦笑)。ちょびっとだけ現実よりデフォルメされた人物として登場してくるんだよね。そのちょびっと加減が好きだ。デフォルメがちょびっとだけだからじゃなくて、そのデフォルメのもっていき方、みたいなところが好き。

それと、観終わってふと思った。こういうストーリーって、映画やテレビでもできちゃうものじゃないかしらん、って。確かにそうだ。けれど、そんなストーリーを映画やテレビと同じようにただ舞台でやってるんじゃなくて、《その場所にいる人間としてちゃんと演じている》からグリングっておもしろいんだ。という、ある意味当たり前のことに気付いて、また一層好きになってしまったのでした。 

終演後のロビーで風琴工房の詩森さんから声をかけていただく。どうもです。僕的にはお初なのだが彼女はフライングステージを観てくださっている。

新宿駅コンコース立ち呑み中にふと思ったこと。最近、芝居はわりと“わけのわかるもの”を好んで観てるな、と。で、“わけのわからないもの”への欲求はどこで満たしているかと考えたら、海外からのダンス作品とかだわ、と意味なく二分法的な納得をした。
2002年07月03日(水)


KEITAの部屋へ髪をカットしてもらいに行く。すっきり。モヒカン感はややおとなしめになった。そろそろ金髪にでもしてみっかな。夕方ティップネス中野。夜、思い付きで作った浅蜊の酒蒸しをおともにビール。そろそろ肝臓に有給休暇あげんといかんな。
2002年07月02日(火)

 路傍呑み?

えんぺ一行レビューのMLにあったひと言から、黒テント村松克己さんが去年亡くなっていることを今ごろ知った。合掌。流山児時代に一度だけ、制作としてだけどご一緒して、飄々とした感じが好きだったのにな。

例によって在宅校正。エアコンで除湿するなんてことができない新宿区四畳半で、まなじり決して文字を追ってると、悪い湿気が体にこもってきた感じ。こりゃ泳ぐっきゃない。

で、ティップネス新宿へ。プール目的なら中野より断然こっちがいいのだ。ちゃんと25mあるし幅も広いしイケメンいるし(笑)。右肩が痛くなるまで泳いだり歩いたり。

曇天ながら雨は降りそうもないので、ニチョ路上呑み決行。あるいは路傍呑み。←これ、こないだカワグチさんと話しててふと口をついた言葉。ちょっとだけ味わい深いかも(笑)。

いわいわが偶然「路上してる?」って携帯メールをくれて合流。ありがと! 転職後の近況などをいろいろと話す。タックスへ移動するも、今夜は青山さんは撮影ためシュンタが代理ママ。路上にお誘いしていた郡司くんをはじめ、関根さんも登場するころにはいい加減酔っ払ってしまった。すごすごと帰る。そうそう、マガジンハウス勤めの某氏とも久し振りで一緒になった。

タックスノット今月の展示作品は、宗教画っぽい油絵。作者はひろーい背中の、もの静かないい男系でしたわ。
2002年07月01日(月)