ますだいっこうのあと@ベルリン

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ポツドール『愛の渦』

朝、目覚めて消化器官の疲れを自覚。玄米粥でささやかに労ってやる。R社@汐留出張校正。派遣一人だけで分量も少なくのんびり仕事。救われた。ティップネス中野、筋トレ、バイク25分。

中野駅ホームで仕事帰りの森川佳紀くんとバッタリ。これから呑みたくなる偶然だったけど、チケッティング済みな芝居予定アリで、スケジュール調整な立ち話。

ポツドール『愛の渦』@新宿シアタートップスを観る。かねてからの過激な風評で、とりあえずは一度観てみたいと思っていたユニットだ。

狭い受付&階段にごったがえる人混みから予想はしていたけど、20分以上も開演が遅れて、もはやアクシデントを楽しむ系に。しかもエクスキューズなし。

冒頭まさに突き放し。客入れ時からやかましく感じていた音楽は、そのままユーロビートにブリッジしていって、登場人物が順次“ある場所”にやってくる。会話が音楽にかき消されてほとんと聞えず、設定がわからないまま。これが続くのねと腹をくくったが、10分くらいで終わった。

で、オープン前の会員制乱交クラブから改めてスタートして、それに続く一夜が時系列で展開する。設定が設定だし、《評判》のあるユニットだけに、客役は男女ともタオル一枚の裸になり、三々五々セックスを繰り広げる。具体的には視えない仕掛けながら、女性のあえぎ声とセットの震動あたりはリアル。

会話は、小声でボソボソだったり、盛り上がると同時にしゃべってカオスでしか耳に届いてこなかったりする。演技そのものも込みで、リアル志向なんだろうな。盗み聞き覗き見気分で僕はおもしろかったけどね。

そんな、ある意味スキャンダラスな設定や確信犯な方法論をまとった芝居なんだけど、それらをいったん横に「おいといて」するとね、全然フツーの淡々とした描き方だな、と思った。初めて出会った者たちの関係が、縮まって重なり捻れて波打って最後にはばらけていくという、だけのお話に視えたから。その意味じゃオーソドックスなんじゃない?とも。

というのは後で考えて整理しての感想なわけで(爆)。

ええええ、過去には、生チンだし、生チン立て、しゃぶり合いまであったというユニットですからね。腰巻きタオル一枚になったらもう、邪(よこしま)視姦スイッチ全開で観てたわけです。

なかでも大学生の客役・米村亮太朗くん(たぶん)に激甚萌え。イケメン浅黒長身クン。体脂肪ヒトケタなスレンダーさに目が釘付け。しかも事後女の子に「大きいですよねー」などと台詞で言われたりした日にゃ(アホか)。帰るシーンで服を着るとき、きっともう脱ぎ慣れているのでしょう、斜め後ろ向き全裸になって股の間からキ……(以下自粛)。

ゲイのヤリ部屋版を上演する際には、共演させていただきたいものです(爆)。

今季初のニチョ路上呑み突入。セツオがお立ち寄り。青山さんタックスにも顔を出す。ほろ酔いでの帰り道、新宿駅ホームでまたしてもtsumazuki no ishiの鈴木雄一郎さんほかとバッタリ。小屋入りだったよう。