ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

2001年12月の日記

 大晦日

晦日中野駅前をちょろっとぶらつく。平和なカップル(含むゲイカップル)&ファミリーが行き交う街はただでさえ人混みが苦手な最近の自分にはかなり苦痛。無印良品@丸井で文房具。スターバックスで『ブルックリン最終出口』読進。店内全体がこれまた煽りモードなサミット東中野店にて平常心で食料調達。1キロ分もあるパック餅を仕方なしに買物カゴに入れてレジに並んでたら、すぐ前のキンパで濃厚メイクな有元葉子系おばちゃんのカゴに少量パックの丸餅が!「どこにありました?」っておもわず訊いて換えにいく。その昔、名古屋時代は平べったい座布団みたいな餅を四角に切って食べてたのが、大阪に引っ越したら鏡餅だけじゃなくて食べるお餅もぜーんぶ丸くて新鮮だったな。そんなこんな。来年はお金をちまちまでも貯めて正月レートもろともせずにどこぞの温泉旅館でひっそり越年したいものだと切に希う。ハワイのコンドミニアムでもニューヨークのペントハウスでもバンコクのゲストハウスでも可。東中野駅で名古屋へ帰省する第三エロチカの哀藤くんとバッタリ。今年最後のバッタリだね。銭湯から帰って断片的に紅白歌合戦を視てバックダンサーに知り合いを探し小林幸子のマルティプライズぶりにあきれ合間3チャンネルのアフリカ系女性の性器切除の番組を視てなーんだか脳溶けな『ムトゥ 踊るマハラジャ』を飛び飛びで視て。コンビニ近くの松源寺にビール買いついでにサクっと初詣。ゴーン。祈るは健康第一。
2001年12月31日(月)

 タックスノット年内最終日

夕方TRくんと新宿で待合せ。さまよったあげく、明治通り沿いのフレッシュネス・バーガーでお茶。Wサイズのコーヒーを飲み干した後、しっかりミラー生を。デュラレックスのグラスがちょうどいい感じなんだよねー。

年内最終日のタックスノットへ。なんだかんだで長居をさせてもらう。途中同窓会帰りなタックさんの中学・高校の旧友がドドっとやってきて嵐のようだった。コタくんや関根さんが登場して、またいつものノリに戻ったりする加減もおもしろかったりしてね。

それにしても、今年一年本当にお世話になりました!>タックさん

終電で帰る。
2001年12月30日(日)


爆睡。

二度寝して目が覚めたら、LOOPビデオ受取の待合せ4時だった。あわててリカさん携帯に連絡して、飛んで行く。後半断片的に撮影したものが、佐藤さんの編集でとりあえず流れどおりに構成されてるはず。年末年始はイメージトレーニング!?

MARCH・あきひこさんのところでカット。学ゲイ会を観に来てくださったそうで、そのことなどをあれこれ話題に。ちょっと照れくさかったっス。

青山のKTと会う。久し振りだった。
2001年12月29日(土)

 gaku-GAY-kai 2001「新世紀、入ります」

gaku-GAY-kai 2001「新世紀、入ります」本番当日。

まずは、あたふたと新宿コズミックスポーツセンターへ行く。鏡のある体育室が個人開放なのだ。さすが平日午前中でガラ空き。ジャスミンさんとのセッションの段取りを改めて整理したり、ソロの振りをあたったり。当日の朝こんなことやってるなんて、例年のことながら絵に描いたような泥縄かげん。

明治通りをたらたら歩いて、新宿文化センター小ホールへ。

劇団フライングステージの『贋作・犬神家の一族』がリハ中。和装姿で松子夫人役を演じてる関根さんの母親っぷりがさすが。

リーディング、ダンス・ソロはさくさくと打合せだけでリハは特にせず。

ジャスミン+ますだいっこうセッションは、かなりドキドキしつつやってみる。どうにかなりそう。

キラ・ド・モントルイユ様のリハ拝見。越路吹雪の「好き、好き」と連呼する、ある意味ベタベタな曲でのリップシンク。情念系ドラァグとでも申しましょうか、いやー、濃ゆくて素敵でしたわ。

クワくんとどれを読むかアレコレ考えたり、こそこそ読んでみたり、CDウォークマンを借りて『髑髏の円舞曲』を頭に刷り込んだり、ロビーで振りをあたったり、コーヒーをすすってみたり、と泥縄なことをなんだかんだしているうちに、今年も学ゲイ会スタート。

『贋作〜』を客席で観る。シックな印象だな。途中からもどんどんお客さんが入ってきて混んできたので、楽屋へ。

第2部?は、僕とくわくんとのポエトリー・リーディングから。ピアノのイスに座ってスタンバイして、交替に立って読むことにした。生声でのリーディングって久し振りだ。マイクに向かうってのがなくて一瞬アレッ?な気分にはなったものの、まぁ、素直に読めたかな。僕は、スワップでクワくんの『夕焼け』と、改訂した『317-6-12』を。クワくんが僕の『娼婦になって夜踊る』を読む姿が、ババア的にはちょっとゾクッときたです。

大急ぎでドラァグメイク。つうか定番ベリンダメイク。ジャスミンさんにも手伝ってもらってなんとか間に合う。

出番を待つ舞台袖には、アメリカンな大柄スチュワーデススタイルのメイミー・ムー&エンジェル・ジャスコがいて、日本つうか江戸な和服ドラァグエスムラルダがいて、やや退廃じみたヨーロッパ風情?なジャスミンと僕がいて、ちょっとした女装各国代表って感じだったわ。

ジャスミン&ますだいっこう『髑髏の円舞曲』。3分もない曲なので踊り始めたらあっと言う間。なんだか“ヘンな”演し物になってれば、ま、狙い通りなんだけどな。

またまた大急ぎでメイクを落として、黒ケツワレ一丁に。

ダンス・ソロ。佐成ダンスでやった振りをゆっくりと踊る。無音で。うーん、直前までちょこっと台詞を入れようか思案したものの、イメージが限定されるのが嫌で押し切ってしまった。一瞬ピーンと張りつめた空気が踊ってて密かに快感だったりもしました、ハイ。

ジオラマ・マンボ・ガールズの『エッサッサ・マンボ』に合流して、フィナーレ。お疲れさまでしたー。

みぞ様+タロー様、革関係のCorkyさん+剛志さんがわざわざ楽屋まで顔を出してくれた。いつもありがとです。

リノリウムに使ったテープの接着成分が取れなくてベンジンやシンナーで拭く作業(すみません、揮発系ですぐラリってしまうのでパスさせてもらいました)でバラシが長引いたものの、無事、今日で仕事納めな劇場を後にする。

居酒屋いろはにほへとで打上げ。わいのわいの呑んで、意識曖昧なままタックスに流れて朝までカウンター突っ伏し熟睡コース。はひー。
2001年12月28日(金)


今日も銀座で校正。やや早めに終わったのでスターバックスで年賀状ひと言書き添え作業・後編。

LOOP稽古。後半の振りを断片的にあたる。新規部分もあってかなりいっぱいいっぱい。ビデオ撮りもする。そんなこんなで今日の稽古が年内ラストだ。後半の流れはよくわかってないけど、ま、新年に心も新たに、ですな。

ささやかにLOOP忘年会。下北沢タラートへ。無国籍風アジアン料理の居酒屋。カールスバーグ生をぐびぐび。
2001年12月27日(木)


銀座で校正。天王洲で飛び込み仕事の打合せ。LOOP稽古。…一日中ボケランとしていたな。しっかりしなはれ。

bounceをピックアップしに新宿のタワーレコードに寄る。途中のエスカレーターでモヒカンくん目撃。最近下火のソフトモヒカンでもなく、パンク少年のギラギラハードモヒカンでもなく、その中間って感じ(わからん説明ですみません)。キレイに刈り上げてあってモヒカン部分が垂直でキリリとしてて。あー、真似したい。

長居は禁物と誓って、『ムーランルージュ』『ヘドウィッグ・アンド・アングリーインチ』のサントラを試聴。『ムーラン〜』はかなり購買意欲高まる。ジュテーム北村とバッタリ。握手。凹んでたココロがちょこっと温度上昇。忘れずbounceももらって帰る。

駅張りポスターで見かける、大人の休日弁当がこのところ気になってる。2200円と値は張るけど杉製の弁当箱&箸込みなら、たまの贅沢にいいかもしれない。

明日も仕事が入った。中山昇の出る詠み芝居『賢治アラベスク』、MARCHでのヘアカット、予定がお流れ〜。学ゲイ会の練習も当日だけだわ。
2001年12月26日(水)

 ジャスミンさんと学ゲイ会のリハーサル

TRくんと渋谷で待ち合わせて昼飯。居酒屋のランチタイム・和食の食べ放題。とっても学食気分だ。そのあと、マークシティスターバックスでお茶。

下北沢のスタジオで、学ゲイ会でのジャスミンさんとのセッションをリハーサル。リピートで流れるゲルニカ『髑髏の円舞曲』。いざやってみると難航。お互い勝手にやるところはともかくも、〆をどうするかで試行錯誤。学ゲイ会ですから…というあたりでどうにかまとめる。あー、けど単独の振りも整理しとかんと当日あたふた必至だわ。

夕方早い時間から、まだお客疎らな居酒屋で呑む。二人とも疲れててかややしんみりムード。
2001年12月25日(火)

 栩秋太洋+松尾尚司ダンスパフォーマンス『○○ [marumaru]』

プリンタ受難続く。宛名面。プリンタの都合だか設定だかで、それぞれと宛名と下半分に刷る公演情報とを別々に印刷する破目に。またさらに時間が…。

冬至一日遅れでカボチャをサツマイモと一緒に煮る。このテの根菜ってホント大好物。

新宿コズミックスポーツセンターの体育室へ。学ゲイ会の振りを考えに行く。ここは壁一面の鏡があって、個人開放日だといろんな人・グループがわらわら集まっててんでに踊ってる。ヒップホップから社交ダンス、中国武術まで、大学生のサークルだったり、一人でおばさまがバレエの基礎レッスンとか、あるいは僕と近しい踊りをやってるらしき坊主頭くんとか。

いくつか振りのパターンはできたので、あとは明日ジャスミンさんと合わせて流れを組立てよっと。ソロのネタにするつもりだった佐成ダンスの振りは、かなり忘れてて要ビデオチェックだ。

明治通り向いのユニクロをプラプラしてたら、ヴィムとバッタリ会った。

高田馬場スターバックスにて、年賀状ひと言書き添え作業・前編。さくさくと快調。このスタバは、入口部分の1階から奥がそれぞれ中2階と半地下になってて開放的。気に入ったわ。にしてもやっぱりニコチンフリーな空間はいい。

栩秋太洋+松尾尚司ダンスパフォーマンス『○○ [marumaru]』@中野テルプシコールを観る。松尾くんはその昔流山児★事務所で一緒だった人で、久々に公演の案内が届いた。アスベスト館>サルバニラって経過は知ってたけど、その後、山海塾に入ってたのにはビックリ。双六のあがりって感じだ。

ダンスは、ちょこちょこっと微笑ましいポイントがあって、まぁ、おもしろかったかな。ブトウ舞踏したものを想像していたらば案の定裏切られ、ポップな仕上りでした。ひょうひょうと無表情チックに踊る栩秋太洋がよかった。終演後、何年かぶりに顔を合わせる松尾くんにご挨拶。
2001年12月24日(月)

 

年に一度のプリンタ受難がはじまる。手抜きな年賀状デザインはさくさくっとまとまって、あとはひたすら印刷。ちまちまノロノロだらだら。ひねもす。

年賀はがきの切手部分のデザインが、お節のお重に祝い箸、消印部分は芋判ならぬ蓮根判でちょっと笑えた。

夕方ティップネス中野へ。ゆっくりバイクも漕ぐ。

新宿西口のヨドバシカメラへインク補充液などを買いに。電子オモチャとして、もし在庫があったらかなり購入を決意していた4900円のPDA・Palm m100はさすがに売切れ。ふぅ散財免れたぁ。

アップル・iPod試聴。音質が浅いのがちょっと気になる。片手にすっぽり治まって操作できるデザインはやっぱイカすなー。

サミットで1週間分の食料調達。迎春セールに惑わされず平常心でお買物。

部屋にも戻ってビールちびちび印刷の続き。明日は宛名面だ!
2001年12月23日(日)

 木佐貫邦子+neo『ダンスの場所』/ブブ・ド・ラ・マドレーヌ個展『甘い生活

シャープの電子辞書PW-M710が届く。YAHOOオークションでは競り逃したものの、別のネット通販で安売りしてたのをオーダーしたのだ。ま、しょせんは電脳玩具なんだろけど、広辞苑カタカナ語辞典も収録されててコンパクトだから出張校正には重宝しそう。

木佐貫邦子+neo『ダンスの場所 Vol.5』@スフィアメックスを観る。何年か前のLOOPで共演して以来仲良しのツヅちゃんこと都築智子さんが出ている。会場でたまたま美々ちゃんと合流して並んで鑑賞。

前半はneoのメンバーによる自作ソロ。あんまりおもしろくなかったー。どれも似たような質感だし、ちょっとした衣装・音楽・照明・小道具・映像が中途半端に演出されてて。どうせなら、素舞台素明り最低限の衣装で潔く自らをさらけ出した方が《ダンスの場所》だったんじゃない?

上村なおか+笠井瑞丈のデュオだけはよかった。つうか、目は瑞丈クンに釘付けよ。おそらくは即興で、父親のパロディのようにグイグイ踊ってました。あー、目の中ハートマーク。

後半は木佐貫振付のグループ作品。こちらはまぁまぁ。2月のコンドルズで観て以来注目の今津雅晴がなんかダンサーっぽくないガッチリ系な逞しさでイイ感じ。ツヅちゃんはシャキシャキと踊ってましたな。

終演後のロビーで、ナマ瑞丈クンを至近距離で観れて、かな〜り幸せ。一重でお肌ツルツルで猫っ毛ぽいキンパで……(以下略)。

美々ちゃんとスターバックスで今観たダンスのことをあれこれ話す。
その後、恵比寿のオオタファインアーツへ急ぐ。ブブ・ド・ラ・マドレーヌ嬢の初個展『甘い生活』。最終日の夕方に駆け込みって感じだ。もしかすると一部作品は撤収されていたのかもしれないんだけど、映像と壁に直接書かれたテキストなんかがあった。

すごく素敵だった。「海」と題したテキストと、同じく「海」という映像作品がめちゃくちゃよかった。薄暗い刻の浜辺で波に豊満な裸身をまかせるブブ嬢。寝そべったり手を動かして正座してみたり。ぼやけたフォーカス+コマ落しなのかな、動きの動線が曖昧に見える映像処理もあいまって、それはとても《生と死のダンス》だった。

かなりあやふやな記憶で壁に書かれたテキストの内容を書くと……最近空を眺めて「死」について考える。空と境界線が曖昧な海で、その波打ち際で身を任せる快感。裸の身を晒す快感。波のような強い衝撃に身をさらすこと、そのことを覚える?快感……。オオタファインアーツのサイト上での解説だと「海の映像では自らの身体を房総半島の波にさらし空と海の狭間に埋没させると同時に強さを獲得していく作業」って書いてあった。

こんな風に文字にすると身も蓋もないのは承知のうえで、でもそれが素敵な色や動きや光や言葉で表現されていたな。彼女にとっての、直接的な「死」っていうのは、5年?6年?前にHIVによる敗血症で亡くなったダムタイプ古橋悌二のこと。なんだけど、そこからスタートしてとてもおだやかにひろく「死」というテーマが提示されていてよかったと思う。もっと早くに行ってれば、何度も通えたのにな。

LOOP稽古。友晴氏ちょこっとだけ登場。けどお忙しそう。さらに新しいシーンをやって頭いっぱいいっぱい。後半は一部断片的かつ繋ぎは未調整だけどコアの振りはほぼ出揃った状態。ひとまず年内には流れが出来上がりそうだ。

柚子湯でポカポカ。ってことは今日は冬至だったんだね
2001年12月22日(土)

 忘年会というか婦人会というか

新宿紀伊国屋で待ち合わせ。忘年会というか婦人会というか(笑)。顔ぶれはヤマガタくん、Oちゃん、オオハタくん。おおざっぱにいって同じ出版・校正の派遣会社つながり。

タイしゃぶの店・エラワンへ。美味だし空腹だったりもしたので鍋を囲んでガーガー食べる。あー、なんか久し振りにちゃんとしたところでお食事したって気分。ホカホカだわー。合間に仕事の近況やらいろいろ話す。

その後、4人揃ってックスノットへ流れる。まずロチェスターから戻ってきたばかりのみぞ様とちょこっと顔を合わせる。金曜店子・マサルくんの弾けっぷりがなんともいえなかったわー。関根さんのことを「関チャン」なんて言ってるし(笑)。あたかもマーガレットの如しな広田三枝子出演番組(しかも早朝6時台、青汁会社の提供)のビデオ観てゲラゲラ。
2001年12月21日(金)


10日ほど前にアデューしたつもりだった板橋の印刷会社へノコノコと。仕事量が多くて僕にまでまた声がかかったらしい。やや殺気立ってて疲れる。ド派手なイエローのナイキ・シューズをくれたウエノさんと夏以来で顔を合わせた。

すっかり遅い時間にLOOP稽古へ。頭から流れ通りに作っていった前半とかわって、後半はシーンシーンをちょっとづつ振付って感じになってきた。配列は後日発表。気が付くと本番1か月前だわ。

この季節、さすがに稽古の帰り道に缶ビールを呑むのは凍える。でも喉はホップを求めて止まないのよねー。

高校生二人連れ、大学生のグループ含む全身チョコレートなスリ筋くん、それからイヌ顔坊主っぽい短髪の日本男児系スジ筋くんと、今夜の銭湯オールスター夢の競演。視姦まとめ買いって感じでした。
2001年12月20日(木)


おニューふとんで寝て起きた朝から喉が痛くて風邪っぽいなんて、幸先ワルー(なんか日本語的にヘンね)。喉飴や葛根湯を総動員。

銀座で校正仕事。やや長引く。

新宿に出て、スタバ>オッシュマンズ成城石井>ABCと定番ルートでちょっくらブラつく。相変らず人混みにグッタリして、抜かれまくりの小田急各駅停車に乗って祖師ヶ谷大蔵へ。

LOOP稽古。続きのシーン作りを中心に、出来ているところもザラっと通す。ふと思うと、今回のは音合わせでカウント取って踊るシーンが一切ない。下手したら無音でもできちゃうのよ。それってなんだか不思議だわ。

YAHOOオークションに入札していた電子辞書は、あっさり落札し損ねていた。うーむ。ま、ビギナーだしね。いいのよ、その落札価価格くらいでサイト上にて安売りしているところを実はチェキ済みだから。

体力落ちててやや弱気なせいで、日曜のグリングでもらった映画『ハッシュ!』チラシ裏面の言葉が、グルグル回る。「人は本質的に孤独であると自覚してしまっている彼ら三人は、しかしそれでもなお、他者と共にあることを選択する。」「笑ったり、手をつないだり、なにかきれいだなとか、いいなとか、そういうこと、どんどん思えてきて。」←芝居でも結婚とか付き合うとかじゃなくて子どもが欲しいって言い出した女が、こういうような台詞を言ったと思う。いろんな意味でたまらんですわ、いま今の個人的には。
2001年12月19日(水)

 KARASワークショップ年内最終

バディ原稿無事入稿。ホッ。ティップネス中野。丸井の無印良品で掛けふとん&シーツ類を買う。春に中学生以来使ってたヘビーなのを捨てていたので、ようやっと。

KARASワークショップ。今期今年最終だ。年の瀬だからか受講者が少なくて、かえって思い切り体も動かせたし、ちゃんと見てもらってアドバイスももらえたし、よかったな。いつものジャンプで使ってるのと違うところの足の裏をいろいろ探ってみる。重心をちょっとズラすだけで全身が思わぬ方向に動く、それを面白がる、みたいなことを。

「ラジパケ」でも一緒だったワークショップ講師の吉田さんとちょこっとお話。「よいお年をー」なんて挨拶をいっぱいして亀戸を後にする。
2001年12月18日(火)

 電脳オモチャ

銀座で校正仕事。3時前に終わる。

雑踏の伊東屋で来年の手帳購入。考えてみたら10年くらい、大判から手帳サイズにはなったけど、ダイゴーの同じレイアウトのをずーと使ってる。現状まぁこれでベストなのと、いつも選ぶ時間も惜しい年末ギリギリになって買うからってワケで新規参入ナシのまま。

無印良品有楽町店プラリ。その下のソフマップで電脳オモチャいじり。

4900円に値下げしているPalm社のPDA・m100が実は最近気になってたのだけど、あいにくその機種は置いてなかった。ほかので試してみたけど、やっぱり紙手帳で充分って気も。電子辞書も校正の仕事であれば便利って思ってたけど、触ってみてはかなり物欲度アップ。シャープのPW-M710ってのが小さいし使い勝手もよさそう。買うなら広辞苑まで入ってるが欲しいけど、2万円以上する。はぁ。って、広辞苑はじめ辞書類そのものを買うことを考えたら、妥当な値段だわな。

部屋に戻って、バディ原稿書き。
2001年12月17日(月)

 グローシャ『椿姫の恋』/グリング『3/3 サンブンノサン』

マチネにグローシャ『椿姫の恋』@ザムザ阿佐谷を観る。

演劇団時代からの古い付合いになる池谷なぎさが作・演出・主演する集団。客席も役者も懐かしい・久し振りな顔ぶればかりだ。過去の三角関係を主軸にした精神病院が舞台のお芝居。患者役のアンサンブルっぽい動きとかは、一瞬ジョセフ・ナジを思わせるものがあったりして、ちょっと面白かった。あと、ヨゴレ寸前な女装(笑)で、双子の老婆を演じた怪優・沖田乱とかね、なかなかよかった。物語そのものはとってもアングラ風味でした。そこにい続けるのもわるくないけど、そこから踏み出すものも観たいな。

初めて行ったザムザ阿佐谷って劇場ば、木造りでそれはそれでなかなか風情のあるスペースだった。日本酒が呑みたくなるようなって形容しちゃうと失礼かしら(笑)。

ティップネス中野でさくさく筋トレ。ユニクロで限定価格1290円のフード付きプルパーカーを買う。池袋・芸術劇場すぐのドトールは混んでて落ち着かず。

最近、特にこの時期の休日とかね、繁華街を歩くと“人混み”がめっきり苦手になってる自分をまざまざと思い知らされる。揚げモンが苦手になったのと同様に、齢のせいだろうな。

ソワレにはグリング『3/3 サンブンノサン』@東京芸術劇場小ホール1を観る。
よかったな。胸に染みた芝居だった。透明感って表現すると誤解されちゃうかもだけど、希薄とか壊れそうとかじゃなくて、冬の澄み渡った夜空のような印象が残ったっていうのかしら(あいかわらず全然分んなくてスミマセン)。

年明けに公開される橋口監督映画『ハッシュ!』を元にしている。乱暴にまとめると(笑)ゲイカップルと一人の女性とが子供を作るってお話。

なんだろー、キチンと役者同士が向き合ってることとか、キチンと台詞が技術じゃない部分で客席に届くこととか、音や照明がいい意味で最小限であることとか、なのかなー。

映画だと高橋和也が演じてる、ゲイカップルの一人・直也役の蔵澤満がかわゆくて、ちょい切なくね。結婚とか付き合うんじゃなくて子どもが欲しいって言いだす朝子役の高橋理恵子もよかったなー。

このユニットの芝居は、去年たまたま川崎桜嬢が出演していた関係で『イノセント』を観て、かなり気に入っている。そんなわけで次回公演もきっと。映画も実在ゲイエキストラとして参加してるから、自分探しも兼ねて観るわ。

高円寺・フライグステージ事務所にお邪魔しする。年賀状用の舞台写真をスキャニングしてもらう。関根さんと近況・今後の予定などをがぁっと話す。

てっきり明日も休みのつもりで帰ったら、部屋の留守電に急に決まったらしい仕事の連絡が。うー、こういうときこそ携帯にかけてちょうだいよ!
2001年12月16日(日)


バディ原稿をチマチマ書いて夕方までにほぼ上げる。残るは推敲。

LOOP稽古。まぁまぁ集まりはよくて新しいシーンをまた少し。あと4回の稽古で年内に振付終了ってのが、佐藤さんの目論見らしいけどギリギリっぽい?

キーンと凍てつく夜。冴えるアタマ冷えるカラダそれでもビール。
2001年12月15日(土)


朝食というか平日なのにブランチって時間に、カブの味噌汁とサイコロステーキ丼を作る。いつもカブをついつい輪切りで煮てズブズブにしてしまうんだけど今朝は四切りにしたから、ちょうどいい出来上がり。葉っぱも一緒にいただく。

バディの原稿書きチマチマ。夕方サクっとティップネス中野で筋トレ。

電車で見た、東京スカパラダイスオーケストラカナリア鳴く空』の中吊り広告。黒+黄のシルクスクリーンとかステンシルなタッチのデザインがよいな。曲そのものも一度ラジオで耳にしたけど、あのボーカルがミッシェル銃象のヒトなのね。

LOOP稽古。今日はとうとう佐藤さんとリカさんの3人のみなってしまって、かなり淋しい。振りのおさらいをやって、ちょこっと新しいシーンを作って、早めにお開き。

新宿駅東口コンコース前で立ち呑み。師走の金曜夜なので人波が荒い。
2001年12月14日(金)


仕事前にエクセルシオール・カフェに寄る。実は初めて。テイクアウト用カップのふたにあいた小さな穴、ふたしたまま飲んじゃえる穴ね、が、注意書きしたシールでふさがれてた。PL法対策のアホな注意書きみたいで、笑えた。

昨日から引き続き土地関係の法令集やら、労務管理士?の試験対策本やら校正。念校だというのに門外漢の僕が読んでもつじつまが合わないところがいくつもあって、やりがあったわー。ここの現場はキッチリ10時〜18時で終われるから嬉しい。

LOOP稽古。あまり集まりがよくないので部分的な振りの修正などを。

渋谷のサントリーショットバーにて、ジャスミンさんと学ゲイ会の打合せ。二人して‘やっちゃえ!’な合意にほぼ達し、後は各自作るって感じ。というわけで、ドラァグで踊りることを、明言しますです、ハイ。
2001年12月13日(木)

 LOOP稽古

ジェルでぐちゃぐちゃにしてみてもどうにもならない髪。うぉーん、一日も早くカットしに行きたい! また今度はド短髪路線ですかいのう。

初めての現場で出張校正。建物取引なんちゃら士とか土地鑑定士とかの試験対策本、土地関係の法律集などと睨めっこ。うーん、中身さっぱりわからん、アーンド、縁遠い世界やわー。ともかく地道にアカ字をチェック。

LOOP稽古再開。いきなり前半を流したら、振りが覚束ないところばっかり。ひぇー。新しいシーン振付の合間に、コソコソ自主練をやる。苦手な足運びは二ヶ月やってもアヤシイままなのだな。

風邪っぴきの一美さんはかなり辛そう。見学のみで動かなかったせいかやたら寒がってるし。お大事にねー。佐藤さん、イタリア土産ゴチでした。ナッツ狂にはうれしいアーモンド&ピスタチオ入りのヌガーチョコレートちっくなスイーツ。伊語読めずになんちゅう菓子なのか不明。

稽古帰りの山手線。新宿で降りたらフライングステージのご一行様とバッタリ。実は渋谷で乗るときにホーム階段を振り返って、来ないかしら〜やっぱ来ないわよね〜そうそう偶然ってないわよね〜、だったのが、降りたらばちゃっかり(笑)いてくれて嬉しかった。学ゲイ会のことをあれやこれや。

読了に時間がかかりそうなので図書館に返却してしまった、ヒューバート・セルビーJr.の『ブルックリン最終出口』。出版元では品切れあるいは絶版状態。ネットで検索したら在熊本のネット古書店古本屋じざい屋に、文庫版があったので注文する。500円+送料のお安いショッピングでしかないんだけど、ネットならではな売買関係だわ。あ、ただし、どこぞの100円コーナーで発見してもメールしたりしないでねー(笑)。

軽石でかかと足裏をこすって、風呂上がりに去年の使い残しなボディショップヘンプボディバターを塗る。しばらくすると土踏まずあたりが微かにジンジンしてきて、ささやかな快感。
2001年12月12日(水)

 KARASワークショップ

洗濯買物と週末にやっとくべき主婦活動を今日になってノロノロやってましたな。コインランドリーを待つ間に、開き直ってバディ読んだりとかして。にしても過剰なまでのコンテンツ量だわ。

KARASワークショップ。思えば、他人の指示でややしんどいくらいまで体を動かす時間って、ここだけなんだなー。怠惰な日常に鞭打たれ?て、この週に一度スタジオでの約90分間は、アタマもカラダも冴える冴える。手のひらがポカポカしてくるのもなんだか不思議だ。だけど、膝、ふくらはぎ周辺に軽い筋肉痛。
2001年12月11日(火)

 板橋の印刷会社ファイナル?

ずる休みチケットを1枚使ってしまいたい朝。だけど、そんなものは存在しないので、なんとか人間の姿になって今日も板橋の印刷会社へ行く。

断片的な情報&状況から、どうやら明日付けで個人契約体勢に移行するみたいだ。僕はその印刷会社との直の個人契約に対して、派遣会社を通してイエスともノーとも返事しなかったので、事実上はノー扱いなのだろう。ということはつまり、板橋の印刷会社で校正仕事をするのはたぶん今日が最後だ。
というようなことを、帰りの地下鉄でハッキリ気が付いた。

編集プロダクションの長期バイトを辞めてこの2年間、嫌々ながらこの印刷会社へ派遣されて一番たくさん働いた。仕事そのものは確かに嫌々だけど、そこで働く人とかにはちょっと名残惜しいものはあるな。あ、もちろん収入源としてもね。

3日ぶりに湯船に浸かる。
2001年12月10日(月)

 流山児★事務所『その鉄塔に男たちはいるいう』

板橋の印刷会社での校正が早く終わったので、諦めてた流山児★事務所公演『その鉄塔に男たちはいるという』@スペース早稲田を観に行く。アトリエで芝居を観るのは久し振りだわん。

「某国の戦争に自衛隊が参戦、その駐屯地へ慰問に駆り出されたコミックメンズ・ショーの面々。だが戦意高揚テーマの演し物がいやで座長以外の4人が逃げ出して、森近くの鉄塔に潜んでいる。芸の練習をしたり、つまらない内輪もめをしているうちに、ある自衛隊員も脱走してきた。」

いやー、おもしろかったなー。体使ってでドタバタやってる男5人ってあたりで、もうババア的にはオッケーで。公家顔の里美和彦がめちゃタイプで目が離せなかったし。ラストの状況がやばくなるシーンで「三十なのに、オシッコもらしちゃった」なんて台詞がある、腰砕けな役どころが見事にハマってた関根靖晃も全編おかしくてしょうがなくて。クッククック笑いながら観ちゃいました。もちろん土田英生の戯曲そのものもおもしろかったし。

例によってアトリエでそのまま打上げになだれこむ。楽日でもないのに種類豊富な酒類が揃うのって、ココくらいなもんだわ。僕がいたころからそうだけど、呆れるほどよ。照明やってる姉貴分ROMIさんとワイノワイノ話す。北村真実さんとはダンスのことを。塩野谷正幸さんやHさんとはフライングステージのことなども。もうこの時点でかなり酔っ払ってて、その後、出演してたイケてる里美くんと下心たっぷりで話してると、なーんと法大一劇の後輩だと分って、親密度アップ!(笑)。

んなことしてるうちに、今夜もベロンベロンになっておいとまする。早稲田から落合までの東西線で二駅なんだけど、なかなかたどり着けませんでした(苦笑)。
2001年12月09日(日)

 プリシラ・レーベル ポエトリー・ディーバ2001 vol. 0

何日か前の昼間、山手通りの横断歩道待ち中に脈絡なく過ったイメージを、カチャカチャと文字にしてるうちに、なんとなくテキストが1つあがった。まだまだ要手直しではあるけど、今日のリーディングで読むことに決めた。ギリギリまでセルフ推敲して、西荻へ急ぐ。

プリシラ・レーベル主催 「ポエトリー・ディーバ2001 vol. 0」。来年から始まる女性詩人のリーディング・シリーズの、vol. 0ってことで、今夜はプレイベントだ。アンド、ハートランドの斉木さんとチョミョンのお誕生日おめでとう!も兼ねて。

僕は出来たてホヤホヤの『317-6-12』と、ディーバ>歌姫>おんなへん繋がり>娼婦、ってことで1年以上ぶりで『娼婦になって夜踊る』を読む。ふぅ。

“呑んだら読むな、読むなら呑むな、読んだら呑まずにいられない”ってワケで、斉木さんが次々と開けるワインをカパカパ、ビールもグイグイ呑んじゃって、早々に酔っ払いモードで、続きのリーディングを聞く。

初登場?のラズベリーさんは、オカマ心?あふれるテキストでしたな。パチパチ。来年はぜひ「ラズベリー&ベリンダ」の女装競演読み会でもいたしましょう!

初めて聞くチョミョンの読みは、むちゃ胸に染みた。いい意味でリーディングじゃなくて《読み》って気がした。あるいは心が震えて吐き出される声っていうのか。うん。

くわゆうじくんは、いやー、いつになく唯我独尊な読みっぷりで。新しい彼氏の前で読んでるからか、アルコールの勢いを借りたからか(笑)。姫指数がめちゃ高くて、大ウケでした。ちなみにくわくんニュー彼氏、スレンダーな文化系クンで、めちゃイケますー(笑)。

そんなこんなでカパカパ呑んでるもんだから、後半戦になるとウケまくって、例によってスリープタイムも交え、あとは、大酔っ払いな西荻の夜は更けて、でございました。失礼しましたー。
2001年12月08日(土)


今日も仕事ナシ。今週はとうとう実労1日のみだった。これってやっぱりヤバイわね。てか、プチ失業って気分かしら。

先月、地図の仕事でお世話になったI企画にご挨拶。地図原稿作成料も相談して決まり。盆暮れ恒例な醤油パック詰合せと、気軽に開けられておいしい十勝ワインをいただく。いつもいつもお世話になってホント感謝です。お互いの仕事のなさをアッケラカンと嘆いた後、帰り際、深々と礼をされて恐縮してしまう。こちらこそ!!なのにな…。

部屋に戻ってiMacに向かう。調子がのってバディ原稿が1本とりあえず書き上がった。今月は“50%増量”が決まったので、ねじり鉢巻きの気合いでサクサクあげないと、締切間際にまた火がつくわー。

夕方ティップネス中野で泳ぐ。昨日のキックシェイプによる上腕の筋肉痛が、しっかり1日後にやってきやがったわよ(笑)。

高円寺・フライングステージ事務所へ、入口に置いといてもらった学ゲイ会のフライヤーなどを受取りに。今日は誰とも会わずじまい。ちと淋しい。

その事務所すぐ近所のフレッシュネスバーガーで、生ミラーをひっかけてから帰る。フラリ一杯300円ってのがわりと気に入ってたりする。落合あたりにもできんかなー、スタバでもいいけど。

なんでかわからんし、とりたててなんもない一日だったけど、いや、なんもない一日だったからこそだからかな、なんだろ、happy fine day((C)カワくん)って気分がちょこっと、してる。

つーか、明るいうちからビール呑まなかったからちゃうの?(笑)。
2001年12月07日(金)


TRくんの部屋でゆっくりして、雨上がりの“知らない町”を池尻大橋まで歩く。

途中、公務員団地を抜けていく。ゆくゆくは廃止が決まっているのだろうか、空き家が多くて廃墟っぽい。ところどころ白い塗装のはげた給水塔だとか。団地育ちには、ちょっとグっとくる佇まいだった。

池尻大橋から三軒茶屋パブリックシアターへ。パパタラフマラ公演で、LOOPのチラシ折込み作業。ミミちゃんと一緒に、ペチャクチャおしゃべりしながら、テキパキ済ませる。静岡のコンクールで一緒だった浅野つかささんや、プロジェクト・フクロウの石川直子さんも来ていて、ご挨拶する。年明け年度末は、ダンス公演鈴なりで観る方も忙しくなる予感。

ティップネス中野へ。あまり調子のでない筋トレのあと、ふらりとキックシェイプのクラスに出る。格闘技まるでダメな僕には初体験で、かなり及び腰。だけどボクシングの動きなんかがやってみると案外おもしろくてね。初心者レベルならついていけそうだし、また時間があればゼヒ。
2001年12月06日(木)


銀座リクルートで校正仕事。今月から建物のセキュリティシステムが変更になった。今までは1階入口受付でカードに記入していたんだけど、それが各自IDカードを持つ方式に。エレベータから各フロアまでは素通りで行って、その後各部屋にはいるところで、カードをセンサーにかざしてロックを解除する仕組み。わりと面倒だけども、カードを個人的に発行してもらったことで、今後は頻繁にここで働けそうな予感。今日はやや仕事が長引いた。

中野まで移動してティップネスで筋トレしてる時間はなさそうなので、渋谷で泳ぐことにする。

入口で、プロテイン補給中のハスラー・アキラくんとバッタリ会った。僕も並んで座ってバナナをぱくつく。なんだか話し込んでしまう。表現と社会性と生き死にについてとか、アクト・アップ、ビジュアル・エイズのその後とか。BUBUさんの個展が太田ファインアーツで開催中って情報ももらう。

プールでは、ヨシオことフライングステージのヨシオカくんと、競パン姿でバッタリ。水中で軽やかに泳ぐ姿がステキだわん。

そんなこんなしているうちに、LOOPの稽古場に着くのが、遅くなってしまう。すんません。

佐藤さんがいないので、自主練。とりあえず一通り流れを当たって、微妙な変更点なんかをさらう。同じ振りをやる市川さんと話してるうちに、あー、ここそんなに足をいっぱい出さなくてもいいのねー、とか、なんだー、足こっちに置けばいいのかー、なんてところをいくつか発見したり。

明日も休みが確定したので、中目黒でTRくんと会う。駅近くの北の家族に入る。フランクな居酒屋のつもりが、土地柄のせいかデザイン先行って感じのモダンジャパニーズな内装。やや落ち着かない。軽くビールで乾杯。

続きは、TRくんの部屋にて、ワインなども空けつつ、いっぱい話す。
2001年12月05日(水)

 KARASワークショップ/ジャスミンさんとハブ

KARASワークショップ。今日は足の裏を弛める、広く感じるってことからスタートして、ずっと動き続ける。ダラけまくった一日の中で、日が暮れてやっと頭がクリアになった気がする。

ジャスミンさんと高田馬場で待合せ。適当な場所でってことで、ショットで呑めるイングリッシュパブのハブへ行く。一緒に学ゲイ会でショーをやらない? というお誘いをいただいて、その打合せ。バス・ペールエールをパイントで2杯。ゴクゴク。さて、演し物はいかがなりますか。
2001年12月04日(火)

 映画『NAUGHTY BOY 浮気な僕ら』撮影

イマイズミくんが自主制作している映画『NAUGHTY BOY 浮気な僕ら』にワンシーン出演させてもらう。夜、ニチョ交差点で、イマイズミくん、主演のクワくん、カメラ担当のイリさんと待合せて、ゲリラロケだ。ヤクザらしき人々が徘徊したり、レインボーワールド前に「不自然な立ち位置」(by イマイズミくん)でいる気弱げな男子がいたりで、今夜のニチョ交差点はやや不思議な雰囲気だった。編集したらほんの一瞬のシーンだろうけど、何カットか撮影してOKが出る。ホッ。いつもはヘナヘナなイマイズミくんは、映画を撮りはじめると目がマジになってかっちょええのう。

吉川慶くんマスターの月曜タックスノットに顔を出す。慶くん、オカベさん、カイくんらとバカ話を盛りだくさんして、久し振りにゲタゲタ思い切り笑いまくった。

もの足りなくて新宿駅コンコース・キオスク前でロング缶2本立ち呑み。部屋に戻って1年ぶりくらいでカップラーメンを食べる。たまには美味いもんなのね。さらに深夜妙正寺川沿い散策。小雨。
2001年12月03日(月)

 PIPプロデュース『夜曲』

PIPプロデュース公演『夜曲』@新宿鍋茶屋コンフォール劇場を観る。演出を関根さんが手がけている短編の二人芝居だ。

せんじつめると、恋人を殺した男の部屋に、その女(の幽霊?)が現れるってストーリー。台本的には要一考要二考って感じだったけど、役者二人の演技や関根さんの演出は、素直で好感もてた。

ティップネス中野へ。トイレで用を足してる最中に、横のイケメンから声をかけられて、ビックリ! 「どうも」「?」「こないだ会いましたよね」「??」「京都で」「???」「ルドンで」「ああ!!」……30秒くらいを要して、京都のバーで話した、黒革方面な方だとわかる。短髪髭色黒のガッチリ系のジュンペイさん。東京人だったのねー。まさかこんなとこ、ティップのトイレよん!(笑)、で会うなんて思わないし、ルドンでは確かキャップかぶってたし。いやー、けど嬉しかったわん。アーンド、やっぱティップってば婦人の社交場ね、とか思った。

LOOP稽古。明日から佐藤さんがイタリアへ行ってしまうので、前期最終日って気持ちだ。メンバーの集まりがわるかったので、ところどころ振りを修正して、昨日の通しのビデオをもらって、早めに解散。

練習場所から三軒茶屋駅までの間にある、銭湯へ行く。サウナ付きとかで外観は新しめなものの、中は案外しょぼかった。とはいえ、いつもと違う湯船に浸かるのはいい気分。

タックスノットへ寄る。その途中、三越前あたりでjunchanとバッタリ。ちょこっと立ち話。いつかゆっくりと語らいたい方のお一人なのですが、なかなか機会が…。

タックスには、関根さんやらセツオやらがいて、本人的には和みモードだったかな。今夜はビール2杯でおいとま。

2001年12月02日(日)

 北村真実ダンススペース『部屋』

北村真実ダンススペース『部屋』@シアターV赤坂を観に行く。

この劇場は、僕が初めて出演したダンス・米井澄江さんの作品をで利用したちょっと思い出深い場所。随分久し振りに足を運んだ。

ロビー、客席では別に意味でいろいろ懐かしい大会。受付周りには、以前一緒にレッスンを受けていた人たちがお手伝いしているし、演劇団時代にお世話になった我母かおるさんなんて、何年ぶり?な方ともお目にかかったし。大阪公演お疲れさま〜な塚ちゃんや香里ちゃんとも。あー、流山児★事務所の若杉さんもチラっとね。

真実さんのダンスは、めくるめく群舞でのフォーメーション、観ていて息苦しくなるほどの激しい振りが大好きなんだけど、今回の作品はタイトルからも 推測つくように、ソロもしくは少人数でのシーンから構成されたもの。あえてそういう手法をとったんだろうなー。ややぶつ切れっぽい印象も受けたりして、いまひとつ僕的にはのれなかったな。

それでも、冒頭のタンクトップ姿でのソロに目が釘つけな、逆三ダンサー・古賀豊さんやら、相変らず赤やオレンジの衣装が超似合う小柄な二見一幸さんとかが、とても眼福だったので、まぁ、よろしいかと。

LOOP稽古。友晴さん以外揃って、今まで出来ているところを通してみる。キャーアレーなんだっけーと内心笑いながらバタバタ踊っちゃいました。しっかりビデオ撮ってるのにー。考えたら、今回の作品はカウントで揃えるってのが今のところまったくなくて、流れとお互いのタイミングでなーんとなく進んでいってる。だもんで、無音でも通せちゃうのね。それもなんだか不思議っちゃ不思議。

2001年12月01日(土)