ますだいっこうのあと@ベルリン

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2001年5月の日記

■5/31/2001
佐成ダンス静岡ツア−最終ラウンド。今回は静岡芸術劇場での優秀作品上演だ。
佐成くんの運転で、千佳ちゃん、舞台監督の大平さんと一緒にライトバンで移動する。曇天模様の東名ドライブは、ちょっとハイスピード運転で目が回る。
4時頃静岡駅前のホテル到着。すでに朝から仕込みをしている照明スタッフと連絡を取る。午前中に終了する予定がまだ終わってないらしい。ぎょえー。えらい派手なズレ込み。とりあえず劇場入りして様子をみる。楽屋には、税金の無駄使いとしか思えないマッサージ機なんぞが置いてある。あー、でもこれラクチンだわ。
照明仕込みがようやくひと段落して、今回のスタッフ、西田さんと横尾さんに改めてご挨拶。ヨロシクです。新幹線で到着した衣装の今井さんも合流して、天神屋で食事。ドライブインちっくな和風レストラン。桜えびかき揚げうどんが美味。
結局この日は、4グループそれぞれ2時間づつ舞台を使える予定が、1時間に短縮。しかも上演順序が最後のうちらは10時から11時までの深夜営業。ひぇ〜。
その前に、劇場5階にあるリハーサル室へ。ストレッチ、後半の激しい振り部分をあたる。これまでの楕円堂とは違ってかなり広いので、ムダに走り回ってしまいグッタリ。おまけにもう一人の出演者、寅クンが本番当日にしか来れなくて、彼がいると想定して動くのは、なーんだか疲れる。
舞台に立つと、空間自体はわるくない。階段状の客席はヘンに近くもなく遠くもなく。1時間でできるところまで場当たりをし、照明をチェック。残りは明日ね。Tシャツ越しの逞しさ+素朴なルックスな、劇場付き舞台監督の岩崎さんを、ちょいマーク(笑)。
ホテルに戻り、目の前にある居酒屋味彩にて12時ごろから呑み始める。明日はゆっくり午後からだから安心してビールビール。SPAC付きの音響・小林くんと英里子嬢も加わる。彼女は著名ドラァグクイーンエスムラルダ様とご交遊のあるお方。お久しぶり〜。同じ座敷には他のダンスグループも呑んでて賑やかなこと。うちらはやや大人しめに、それでも3時近くまで呑む。



■5/30/2001
午前中部屋で校正。ローカルな外食店と土建屋有価証券報告書。飽きると、っつうかすぐに飽きて、洗濯物を片づけたりブリを煮たり気分転換しながら。午後、高田馬場にある納品先へ届けて今日の仕事はオシマイ。…になってしまった。
ティップネス中野へ。いつものように筋トレ。四角く割れた腹筋の形まんまに、ぴったり肌に貼りついた黒Tシャツを着てるサル顔くん目撃。もちろんモリモリした大胸筋もお見事。ひゃー、眼福。
ブックオフ町田康『きれぎれ』を買う。静岡の待ち時間用に。




■5/29/2001
土砂降りのなか部屋を出て、佐成ダンスリハへ。今日は蕨にあるアトリエにて。
芸術劇場の図面で立ち位置を確認。冒頭部分を少し振り変更。僕の登場がまた増えてヘナヘナ度アップ(笑)。それから、ザラっと通す。実寸はとても取れないので振りをさらう気分。
王子小劇場公演の前、まだ寒い2月にここで稽古したよな、なんて回想モードも少し。3つの劇場で(日をあけて)4度も踊れるなんて、初めての経験。幸福だわん。
部屋で校正仕事。しまいこんでたテーブル・イスを出してきて、臨時作業デスクに。


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■5/28/2001
早起きしてバディ原稿を仕上げて、9時から校正バイトに行って、昼休み爆睡して、中野ティップネスで筋トレして、渋谷でレイトショーを観る。うー、詰め込みすぎ。
映画『ビートニク』。1950年代の登場からヒッピー、ラブ&ピースをへて現在・未来へと続く、ビートジェネレーションを綴るドキュメンタリー。『裸のランチ』をリーディング・パフォーマンスするデニス・ホッパーの、喜々としたバロウズぶりがかなり笑えた。やや退屈ではあったけど、ビート・パワーが充電できて◎。見方によってはゲイ・ムービーでもあるしなぁ。
渋谷駅にてホームでビール。四畳半にてマックでビール。



■5/27/2001
劇工房ライミング『ダンシング・アット・ルーナッサ』を新宿シアタートップスで観る。役者友達の中山昇が出演してる縁で。
1930年代アイルランドの片田舎に暮らす、五人姉妹の物語。ほぉんわかした芝居。風に揺れる自然からはじまるダンス、みたいなことを考えた。見せるためのダンスじゃなくて、ただ踊るためのダンスね。
終演後中山昇と少し話す。『オープニング・ナイト』以来だ。
原宿ロケットへSPITI展へ。
チベット・ヒマラヤに魅せられた知人・謝孝浩くん。彼が、カメラマンと組んで現地取材・出版したショートストーリー+写真『スピティの谷へ』。その関連展示。人も事物も澄んだ空気感にあふれてて、汚れたココロが洗われるよう。謝くんとも久々に会えて嬉や。彼が別で取材している関係でトライアスロン選手(妻子持ち)も来場してて、それはそれで洗われるよう(笑)。
会場の原宿ロケット。住宅の合間に建つ金属的な外観のギャラリー。狭い敷地を逆手にとった、階段をいかした2フロア吹き抜けの建物で、それ自体も面白い空間だった。
隔月最終日曜開催のリーディング・イベント、ブックワーム@原宿ジョンブルへ。混雑がおさまった第三部をカワグチタケシさん、小森岳史さん、京都からの豊原S嬢と聞く。歌とかトークとかもOKなオープンマイク。うーん、ちょっと頭痛。ルックスいい男子は多いけど、マイクの前に立つと、どうよ?みたいな。例えば癒し求め系とかの垂れ流しは、いかん。だけど、そんなのもありな垣根の低さはある意味エライよな。味だし路線なジュテーム北村氏がトリでした。次回はぜひ読むぞ!



■5/26/2001
水族館劇場『パラダイスロスト』を駒込大観音光源寺境内へ。
佳香さんが何年振りで舞台に立っているので、落合さんと一緒に観に行く。
そもそも、この水族館劇場は、以前は驪團(りだん)という名のテント劇団だった。さらに、もとをたどれば曲馬館にたどり着く。
20年近く前の話ね。その驪團の江東区の公園での上演が、行政とのトラブルで中止になった。それを当時法政大学の学生だった僕らが支援して、キャンパスでの公演にこぎ着けた。トラブルの原因は、天皇、当時はヒロヒトよ、の首を刎ねるポスター。今から思うと、左翼アジテーションテント芝居だったから、まぁ、いろいろとあったわけよ。
そんな具合で付合いが始まって、学生劇団での流れから活動したNoT INCLuDeDに、彼らが観に来てくれてたりしてた。それももう10年くらい昔のこと。
そんなで、ほーんと懐かしモードで観に行った。
劇場といっても、キンピカのっぽ観音さんの境内に建ってる、仮設テント。終戦直後の廃墟を舞台にしつつ、人間モドキというレプリカントが、プログラムされていない“心”を持ってしまった、てな物語。休憩ナシ約3時間(笑)。
わりと覚悟して行ったフシもあるからか、なーんかみてて飽きなかった。舞台中央の水槽から役者が登場したり飛び込んだり。闇市の舞台セットが手動で転換して、地下世界になったり。ディズニーのライドものアトラクションみたいな美術じゃんとか思ったら、スタッフの一人にディズニー・シーのカルデラ湖を作ってる人がいたとか。
でもなにより、その天皇斬首みたいな芝居からは随分洗練されてて、叙情的アングラになってたのにビックリ。まぁ、時は流れて…、だよね。
座長の桃山さん、永遠の二枚目小林さん、巨顔系な藤一郎さんなどと、三島風に書くと「久闊を叙する」。
あー、スタイル云々より、継続していく魂こそが、ある意味本当にアングラなのかも。


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■5/25/2001
青山一丁目の皮膚科へ。季節柄かあせもっぽいアトピーが出はじめてて、塗り薬を追加してもらう。冷房だと体は冷えるし、暑いと汗ばんでかゆくなるし、あー実に不便な身体。
「ターザン」立ち読み。タッキー上半身もいいけど、照英ヌード がいいわぁ。盛り上がる背筋群+褐色肌の質感、ってあたり。池畑慎之介まで登場してて、それはそれでイカす。で、結局立ち読みで済まして、画像はちゃっかりガメておく。
マガジンハウス・カーサブルータス、校正最終日。帰り際「またお願いすると思いますんで、その時は…」とチーフに言われて、内心ホッとする。



■5/24/2001
バディの原稿書き少し。ティップネス中野。今日もマガジンハウス・カーサブルータス。にしても、校正なんて仕事をしてると、ただでさえ少ない会話量がどんどん減る。つまりそれは、脳細胞がどんどん減ることでもあるのかしらん。
小雨降る夜道でふと希う、ダブルベッドよりキッチンテーブル。



■5/23/2001
しっとりと雨。夕方からマガジンハウス・カーサブルータス編集部で校正。石橋叩いて文字を追う。



■5/22/2001
静岡モードが残ったまま仕事。ややボォ。たまたま、めちゃ早く終わってハッピィ。
フラッグスのオッシュマンズに寄ったついでに、ユナイテッド・アローズなんて覗いてみる。あー、こういうとこで服を買えば、なんとなーく無難なオシャレ君になれるんだろうねぇ、とか思う。
ティップネス中野。軽くガチャンコガチャンコ。コンタクトレンズを入れるときに、メガネを置き忘れ。うっかり。電話したら受付に保管されててホッ。


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■5/21/2001
静岡芸術劇場で4団体揃って劇場下見。
去年やったグランシップ中ホールよりは規模が小さめで、まぁ、いい感じ。やっぱり狭苦しい楕円堂より広々したスペースで踊れるのは楽しみ。なにより今度はもう“審査”されないしね。坂本公成チームの可愛いクンが舞台上で振りをあたってるのを見て、またニマニマ。
気になる三次審査の結果が、芸術局長から発表される。
SPAC振付コンクール2001の最優秀賞は、…佐成哲夫作品!
いやー、よかったよかった。はふぅ。喜びの波がひたひたと寄せてくる心地。
全皿100円の回転アトム寿司に寄り、さくさくと東名で帰京。
高速を降りて環八を北上しながら、佐成クン、千佳ちゃんと3人で来年のスケジュールなどを話す。最優秀賞だと来年静岡からお金が出て、作品を制作・上演することになる。2月のバニョレにも申込するらしい。男っぽくない/女っぽくないダンサーを使いたい、なんて話も改めて聞く。
荻窪で降ろしてもらう。本当にお疲れさまでした。
白タンクトップ姿の男子を3人も目撃。今日の最高気温が27度とかだったことに納得。


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■5/20/2001
三次審査当日。
栃木弁ラップユニット、テコを聞きながらワゴン車移動。以前は佐成ダンスの音楽を担当してて、今はSPAC専属の音響をやってる小林くんが出したCD。朝から北関東洗脳でゆるみモード。
ウォーミングアップつうか、どうにか体を目覚めさせて後、朝11時からゲネプロ。僕的には、後半部分や現場で来た新振りも含め、ミスらずさくっと踊り切れた。こりゃ本番でしくるパターンか?
暗い楕円堂から外に出ると、夏の陽射しが 容赦なく降りそそぐ。クラクラ〜。
日本平動物園近くのグリーンハウスで昼食。昼寝優先の僕と舞台監督担当の大平さん以外は、日本平展望台へ。どこまでも呑気な佐成チーム。ステキ。審査本番まで、舞台芸術公園内にある休業中の食堂・かちかち山で待機。ゲネプロで汗ばんだ衣装を干したり、だらだら昼寝したり。ダンスのことは一切考えもせず。何もしないただボォっとする海辺のバカンスについてはずっと考えたけどね。
1時間前から稽古場へ移動。ウォーミングアップをかねて後半の振り変更部分をあたる。小汗をかく。
今回の三次審査は、うちらの他、坂本公成、浅野つかさ、山田珠美の4作品。
2番目の佐成作品は4時から審査本番。
開演前に袖から盗み見る、ガロッタは思ってたより若い風貌。他はジジババな審査員。
しょっぱなで、音をちゃんと聞いてない、つまり変に力んでる自分に気がつく。音と他のダンサーの動きを素直に感じるように軌道修正。後はリハーサル通りにやる。それが一番。後半の大運動会状態の部分も今まででもっともスピーディに運ぶ。ゆっくりとくずおれるラスト。楕円堂の木造天井を見つめながらゆっくり重心をさげていく。音楽カットアウト。
はー、自分的にはとてもいい感じで踊れたな。こないだの京都でのリーディングと似た、「ちょっと頑張ってやった」感触。
審査がすべて終わるまでホテルに戻って短い休憩。バスタブにお湯をため、千佳ちゃんにもらった乾燥肌用入浴剤を入れ、ノンビリ。銭湯派にはかなりの贅沢。
6/2の公演会場になる、グランシップ内静岡芸術劇場へ。ホワイエでのパーティ。ゆるい打上げって感じ。審査員をはじめ、同劇場で『マクベス』を上演したばかりのリトアニアのカンパニー、←美形くんからマッチョまでみなカッチョイイ(笑)、コンクール参加グループメンバー、などなど。
山田珠美チームの男子に、いきなり呼び止められる。
「あの、東中野ですよね?」「はぁ、そうです」「アクア東中野に行ってませんでした?」「行ってたよ(でもあそこハッテン銭湯よ)」「以前あのへんに住んでて、アクアで見かけて、この人、絶対ダンスやってる人だと思ったんですよ」 ……それって体がそう見えたってことかしらん?
坂本公成チームのかわゆい男子には、話しかけられなかったわん。残念。まったりした京都弁がまたババアには嬉しゅうて。
ガロッタとも通訳を介して少し話す。「ぜひフランスへ呼んでください」と突っ込む寅クンはさすが。
浅野つかさチームの音響さんに声をかける。落合さん。その昔、天井桟敷の音響をやっていた人。14年前に、僕が月蝕歌劇団の照明オペを担当したときに、彼が音響プランだったブース繋がり。当時と全然顔付きが変わってない。しばし昔話と近況報告。
そんなこんなするうちに解散。ホテルまで戻って、佐成チームで、本店とは別の居酒屋うみぼうずへ。僕はパーティでビールをガバガバやったため、もはやスリープモード。はー、お疲れでした。



■5/19/2001
佐成ダンス『MONUMENT』、静岡舞台芸術センター(SPAC)振付コンクールの、いよいよ三次審査。
ワゴン車が待合せ場所へ着くまでに渋滞で遅れたり、東名高速を降りてからの道を反対に走ったりで、仕込み開始間近な時間に到着。
4月に一度やっているので、サクサクと進む仕込み。僕らダンサーは、振りを大幅に変更した後半のポジショニング確認。走って跳んで転がって、あー、大運動会@楕円堂。僕の振りは、5カ所くらい現場で変更・追加。ひょえ。照明チェックまでして2時間の仕込み時間枠は終了。
今回の宿泊は、静岡駅前のホテルアソシア。いったん山から降りて(笑)、しばしお昼寝。しばし『禁色』。
舞監仕事の調整がつかなかった寅くんも無事到着。夜のテクリハ1時間枠でザラっと通す。後半の大忙し部分もなんとか大丈夫そう。慣れてないせいかドキドキするけど、思い切って動けるのは気分いい。
夕食を兼ねて、居酒屋うみぼうずへ。去年の打上げでめちゃ美味だったくろはんべをもう一度! のはずがちょっと期待外れ。もっとイワシイワシした味やら食感だったような記憶があるんだけど…。それでも美味は美味。ピッチャーでビール。ぐびぐび。
ホテルに戻って、衣装担当の今井さんの部屋で飲みの続き。のはずが一口飲んでコテンでした。



■5/18/2001
まだ五月だっちゅうのに、弱冷房車やら冷房設定温度を気にしなきゃなんないのって、かなりイヤー。
山崎広太・rosy CO.『ショロン』を渋谷シアターコクーンで観る。
前から四列目だもんで、例によって男性ダンサー視姦しまくり。スリーブレスやぴったりショーツとかで踊ってくれたので、ま、その意味では満足。振りはグネグネ+クラシックバレエってな、いつもの山崎調。
伊東豊雄の美術は、床一面、舞台奥全面がアルミ。さらに半透明のビニール幕が降りてたり。そこに文字らしき映像が投影されたり。垂直に伸びる白いオブジェが登場したり。ツルツルした印象。第三部の盛り上げ系激しい振りで、滑ってるダンサーもいたくらいにツルツル(笑)。
その、ダンサーが滑った瞬間に、思い至った。
最近の山崎作品って、いわゆるクラシック・バレエのやってることと同じじゃんか、って。これって、ある《物語》を台詞ナシで表現するためだけの踊りなんじゃないかな、って。「白鳥の湖」や「火の鳥」のストーリーが、「都市論」や「関係論」とかに置き替わってるだけで、《踊り》そのもの、じゃないんだよね。だから、実際に足を滑らせる身体自体は、ある意味、ナイことになってるような気がした。「拡張し続ける身体、溶解する時間、時間は透過する。」ってチラシに書いてあっても、身体が拡張する《物語》をただ踊ってるだけみたいな、微妙なズレ。そんなことを、グルグルグルグル考えてしまった。
例によって渋谷駅ホームでビールをぐびぐびしてたら、同じくコクーン帰りの、木並さんと合流。電車の中で今見たダンスのことをあれこれと話す。



■5/17/2001
以前書いた左利きサイトのメーリングリストが、ここんとこ過熱してる。
“矯正”は“強制”だとか、それに対して“(左利きの皆さんは)矯正という言葉に敏感なようですが、いやなら使わなければいいんじゃないでしょ”って反論がきたり、“直す”って言い方はけしからん、とか。さらにTV制作会社が左利き特番の出演者を募って、“左利きでお悩みの…”と書いてまた噛み付かれたり。その一方で“ヘタに右利きにして、どもりとか出ちゃう方が怖いでしょ?”なんて発言も、発音が不自由な人(共同通信発行記者ハンドブック/差別語・不快用語より)が読んだらどうよ? とか。
…マダラぎっちょのオカマは、もちろん高みの見物よ、プハ〜。
メルマガ『日刊!「ススメ!杉並北尾堂』のおすすめサイトで、いきなりうちを紹介していただいて、ちょっとビックリ&かなりウレシイ。



■5/16/2001
梅雨の予告編な蒸す空模様。佐成ダンスリハ。
こけつ転びつな翻弄系の振り追加。床に転がったと思うと元も戻って立ち上がりポーズを、早いテンポで繰り返す。とはいえ一瞬のシーン。大幅に振り変更したラストの交通整理はほぼOK。後は「現場」での調整だ。二度通す。
今井さん制作の衣装があがってくる。裾広なレザーパンツ。やや蒸れるけど、楕円堂の重厚な質感と、バランス取れそうな予感。これも「現場」でみてみて最終決定。
リハは今日で終了。あとはもろもろ静岡での調整となる。6/2のチラシも届いて、あー、早くやりたいよん。
鶏肉と大根・人参で煮物風な手抜きカレーを作る。大根が甘くて美味。



■5/15/2001
バイト先での1時間きっかりな昼休み。弁当を平らげて、給湯室で弁当箱を洗って。茶を啜りながらおもむろに広げる文庫本。三島由紀夫の『禁色』。ちまちま読書。昭和20年代ゲイシーン描写がオモロイ。連ドラみたいな人物設定・ストーリー展開もわらえる。って、それだけの中身じゃ決してないんだけどね。



■5/14/2001
昼頃もぞもぞ起きて、洗濯。はー、もうこりゃ夏じゃないのさ。あっちゅう間に乾くTシャツたち。
バディ編集部へ行く。かなり久しぶり。Junchanからハッテン場特集・エロショートストーリーの依頼。ありがとーごぜーますだ。さくさく打合せ。ポエトリーカレンダー最新号も渡してくる。西野さんもちょうどご出社で、どうもどうもご挨拶。
ティップネス中野・筋トレ。サミットストア東中野店で食料調達。松の湯。ビール。
砂上さんからのメール。レズビアン&ゲイ映画祭の上映ラインナップが、今日からサイト上で公開。ひゃー、どれもこれも見たくなっちゃうわー。



■5/13/2001
松戸のウスイさん宅訪問ツアー。関根さんと一緒に。
水戸街道沿いに建つ、以前は洋服屋だったという木造家屋。それがリフォームされて、天井の梁や柱をそのまま見せるフローリングの空間になってた。落ち着いた雰囲気が超ステキ。イマドキ風のカフェでも開けそう。ベッドルームやバス、トイレ、キッチンまで見学。ナショナルの電気炊飯器がレトロ・フューチャー・デザインでカワイかった。
僕は今日もお食事お呼ばれ状態。テーブルに三人で座って、ビールを飲みながら、芝居のことなどいろんな話を止めどなく。かすかに吹き込む初夏の風。とてもゆったりとした「大人」の日曜日。リラクゼーションって感じだわ。
例によってうたた寝してしまい、気が付くと稽古のある関根さんは一足先においとま。
新宿まで出るウスイさんのクルマに便乗して、夕暮れドライブ。タックスノットに寄り、とてもアルキーなサンデーの〆。



■5/12/2001
朝、体がかゆくて目が覚める。別にうわーってほどじゃないんだけど、なんだろ。
昼、校正バイト。
夜、劇団フライングステージ・高円寺邸で『ラブソング』ビデオ上映会&ご飯会。机いっぱいの料理、ほんとうにご馳走さまでした。ビール・チェーン飲みで、肝心のビデオは居眠りの合間に…。



■5/11/2001
午前四谷四丁目フラリ
佐成ダンスリハ。昨日はしゃすぎたせいか、ふともも裏からおしりにかけての筋肉がズシリ重い。ラスト部分の振り調整。衣装担当・今井さん登場。僕の新衣装はレザーだそうな。楽しみだにゃ。
今日のバッタリその1。渋谷駅南口にて、タックス水曜日のユキヤくん。あー、最近全然行ってないや。
ティップネス中野で筋トレ。サラっと上半身。
西荻ハートランドへ、ポエトリーカレンダーをもらいに行く。だけど臨時休業。ぎゃひん。
オリオンビールぐびぐびやりながら、駅の改札通る。そこで、今日のバッタリその2。マダム・ボンジュール・ジャンジ。もちろん非ドラァグ状態。ジューシー、いっつも不義理でごめんなさいね。



■5/10/2001
ふと思い立って、煮干しだしで味噌汁を作る。このところ浮気してた削り節よりやっぱり僕の口には合う。母親が煮干し派だったせいもあるだろうな。だしで使用後は頭をとって野菜の煮物に投入してみた。骨まで食べちゃえ作戦、成功。
佐成ダンスリハ。ラスト部分の手直し続く。
千佳ちゃんとの一連の新振り。ダッシュ>スライディング>腕立て伏せポーズ>正座>ターン>ジャーンプ>倒れ込み・その上を千佳ちゃんが飛び越える>転がり>ジャンプして千佳ちゃんを飛び越える>ダッシュ>倒れ込み…。
息弾ませ、キャーキャー面白がりながら。北村真実さんのダンスを思い出す、僕的にはややキツい振り。それをアタフタやるのって、なぜかめちゃ笑えてしまうのだ。LOOPダンスでの脳味噌爆発しそうなフォメーションの、アタフタな快感にかなり近い…。
実寸が取れないスペースでの稽古。「あとは現場ですね」とただニコニコする寅くん。
ちょっと蒸し暑い渋谷。山手線ホームでビール。叫ぶ系詩人のアオキくんをみかける。さらに、映画祭スタッフの早川さんともバッタリ。って、今日の場合は純粋なバッタリとはいえないか。
深夜、久しぶりに長電話。ジャスミンさんと。



■5/9/2001
久々の校正労働ダイジン。校正課が新フロアに移転して広々。さらばエコノミークラス症候群! 窓から外光も入ってくるし。ま、景色は首都高なんだけどさ。
おまけに仕事がサクサク片付いて、5時で解放。やった!
ティップネス中野に直行。サクサク筋トレ。時間が余ったのでアクアビクス初挑戦。手にミットを付けて水中で動かすんで抵抗がものすごい。なかなかキツかったです。
帝劇売店副支配人のオチアイさんから、ハガキ二枚分の消息。東宝現代劇養成所の戯曲科に受かったとの知らせ。相方のヨシカさんは、今月末からのアングラテント公演で泊まり込み稽古らしい。


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■5/8/2001
午前日台民間交流。はぁ。
福島次郎『三島由紀夫--剣と寒紅』読了。作者本人が、ホモ・セクシャルである自分を受け入れていく物語でもあるのかも。三島が持ち続けたある種の虚栄性とは対照的に。ちなみにブックオフで500円は勘違いで、1000円でした。それでも発売差止本としては安い?
空いてる夕方にティップネス新宿で泳ぐ。1000m+ウォーキング。マジ水泳な男子数名。彼らの肉体そのものに惚れ惚れするのはもちろんだけど、水中で滑らかに泳ぐ姿もかなりシビレっちゃう。ダンスの比じゃないのかも(笑)。
青山ブックセンター美術手帖「肉体」特集立ち読み。三島の『禁色』購入。しばらくはミシマで牛歩な読書生活かしらん。



■5/7/2001
不気味に続く、続いてしまう、続いてしまっていいのだろうか、の連休。朝ティップ中野。
今日もバッタリネタ。東中野駅東京三菱銀行前。ナカジマさんとおっしゃる女優さん。なんかフランス語風なカンパニー名だったけど、失念。フラングステージのお客様でした。ありがとうございます。実家がこのあたりとのこと。お母さんとご一緒でした。
佐成ダンスリハーサル@渋谷ルデコ。すでに6/2の公演は決定しているのだけど、最優秀を選出する審査が5/20にあって、そのためのリハ。一月振りの再会で、佐成クン、千佳ちゃん、寅くんもなんかニコニコしてる。
ダイジェスト版ラストの横一列で四人が前に歩いては倒れるくだりを、そっくり振り変更。ひゃー、フォーメーション交錯しまくり。しかもカウントは頼りにならん。ひぇぇぇスリルリルリル。
またしても寅クンは新振り大量入荷。舞台監督が本業の彼は合間をぬっての稽古で大変そう。ま、若いからヘーキよね(ぷは〜)。
第三次審査。ガロッタが観ようが、来年の新作招聘がかかってようが、楽しく踊れればいいな。
今後の緊縮財政を慮い、さくさく帰って晩飯も自炊。


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■5/6/2001
昼頃起きて、怒涛の日記更新。薫風爽快な初夏の連休最終日。だけど、明日の仕事入らなかったから、休みは続くのだった。めまい。


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■5/5/2001
大阪駅から日帰り行楽客で混雑する新快速で京都ヘ移動。そこから新幹線で東京へ。東中野で降りるまで小森岳史さんと一緒。朝っぱらからビールぐびぐび。あれこれ駄弁りつつ。
寝たり起きたり飲んだり食ったり陸上部クンと遊んだり飲んだり寝たり菖蒲湯入ったり。
西荻窪ハートランド「エロティック・ポエトリーリーディング・ナイト」へ。コンテスト形式のシークレット企画。
最初はエントリーされてたんだけど、何を読んでいいのか分からなくて、思案の末に棄権。聞く側に回ってしまった。翌日配信の杉並北尾堂日記には「本命ではと目されたますだいっこうは、読まずに客として鑑賞ってことで、混戦が予想された。」な〜んて書いてあって、アリャマ。
さいとういんこさんの『希望について』のセルフパロディ『勃起について』は落涙大爆笑。カワグチタケシさんによる『潮騒の少年』からの男子二人の初セックスシーン朗読は、また別の落涙。アーンド「その気にさせるリーディング」だったわん。
ちょんみょん&北尾トロさんのゆるーいアコースティック・ライブも味わい噛みしめ系。
そんなですっかり夜は更けて、飲み、かつ意外とマジに愛欲について語り合う有意義な?一夜。夜空が透き通る青、淡い紫へと色を変える時刻まで。ご店主斉木さん、いつもありがとうございますです。
部屋に帰ったら、速攻バタムQ。



■5/4/2001
戸板を閉めた完全暗転状態の宿坊で10時過ぎまでグッスリ。僕は朝ビールもう1本。
どってことない、だけどそこはかとなく雅びな町並を窓から眺める。少し涼しい風が爽やか。小さな中庭には三毛猫(かな?)。
阪急西院駅前のうどん屋へ。刻みうどん+玉子。またの名を小森さんの思い出うどん。「刻み」って油揚げの刻んだやつ。ツユともどもおいしい。一行が同じのばかり頼むので、うどん屋のオバチャンが訝ってたそうな。
スターバックスのソファを陣取ってダラダラ。新聞の金正男ネタで盛り上がる。マサオちゃんったら。昼頃駅前にて解散。お疲れさまでした!

僕は大阪へ移動。実家に帰る小森さんと途中長岡天神まで一緒。これまた懐かしの阪急京都線。高校時代、北千里〜淡路〜富田と毎日利用していた電車。ちょっとだけ郷愁モード(笑)。
大阪・梅田駅到着。SWITCH2001メイン会場の山西記念福祉会館へ。相談員ボランティアとして来ている山縣クンと落ち会う。ゲイウォーカー・スタッフのTさんとも。
と、僕の留守電を聞いてタクシーに飛び乗ってしまった関根さんから連絡が入る。一緒に観る予定だった芝居を夜の回から昼の回に変更しようとして、でもやっぱり夜にします、みたいなメッセージを入れていて、入れ違いになってしまったのだ! ゴメンナサイ!
幸いタクシーはすぐ近くを走ってるらしいので、拾ってもらう。またまた懐かしの扇町ミュージアムスクエアの角にて。無事関根さんと合流。森の宮にある青少年会館プラネットホールへ急行!

LABORATORY公演、ジャン・ジュネ作『女中たち』を観る。気合い入った演出プラン・構成だったようだけど、客席からイマイチ。ジュネの台詞を肉体化する作業が今だしの感。
タックスノットで以前恒例だった新年会@相沢邸にて、知り合いになったノリと約5年ぶりの再会。彼がヘアコーディネイトで関わってる縁で今日は観に来たんだけどね。相変わらずフェロモンな男子。って同い年よ。
青少年会館のイカ焼屋で関根さんとダラダラ。今観た芝居のことやアレやコレや。
梅田に移動して、関根さんたちが泊まっているホテル関西に僕もチェックイン。窓を開けると見えるのは隣のビルの壁。とはいえ、梅田界隈で1泊4300円ならお値打ち。

再びSWITCH2001メイン会場へ。そもそもSWITCH2001は、性感染症予防のため活動するボランティア団体・MASH大阪が企画する「セクシャル・ヘルス増進のためのお祭り」(パンフレットより)。翌日結果がわかる血液検査やカウンセリングをはじめ、いろいろなイベントが盛りだくさん。
山西記念福祉会館へ再びたどり着くと、音楽イベントがちょうど終わったところ。ピンクベア・長谷川さんや、ハスラー・アキラくんとちょこっとおしゃべり。レザー系サイトで以前会ったことのあるカオルくんとも再会。
ヘアサロン&オープンカフェのMick'sへ流れ、なごみ&おしゃべり。
夕食は、大阪定番・お好み焼。マッチョのグループが来て、一気にゲイ度上昇。美味しいんだけど、連日のアルコールで弱り気味の胃腸にはちょっともたれる。
ホテルの部屋で一休みして、界隈をブラブラ。途中、UC時代の知合い、ちび太と出くわす。彼もSWITCH2001の音楽イベント絡みで来阪中とか。バッタリネタ大阪版。その後堂山入口のツタヤで立ち読み&立ち聞き。KRS ONEの新譜に心震える。
相談員ボランティアの山縣クン&岡崎クンと、ゲイストリート堂山のポルノショップドまん前で待合せ。若い男子が大勢往来。どれもこれも美味しげだわん。合流後、食事も兼ねて結局は居酒屋へ。

さらにTOCCA a TEでのベネフィット・パーティー「basement [g] 」へ。バー+ダンスフロアなスペースに、イケメンが続々集結。さすがに踊る気力はなし。再度落ち合った関根さん、コタくん、大阪のなんとかくん(ごめん!)、Katzさん、ちょいお疲れのセツオと、ひたすらショーの開始を待つ。山縣クン&岡崎クンは、宿泊先の門限の都合上とにかく踊って、男さがしをするだけして?撤収。
1時にショーがスタート。正統派なリップシンクを3本も鑑賞できて嬉しい。なんだろね、なんか勇気づけられるんだわ。ハスラー・アキラくんのリーディング+歌ってシンプルなパフォーマンスも胸じわーん。セイラー姿で『アマポーラ』をスペイン語だかで歌う。エイズベネフィットってあたりの心意気○。
桂あやめ+林家染雀によるユニセックス芸者ユニット“姉様キングス”も拍手喝采大笑い。バラライカと三味線って組合せも何げにすごい。深夜のクラブに都々逸がハマるってのもかなりイカす状態。
第2部のショーはさすがに断念して、ホテルに戻る。ビールを煽ってGO TO SLEEP。



■5/3/2001
プリシラ・レーベル京都リーディング・ツア−。
新幹線に乗るのは何年振りだろう。8年ぶりくらい。30前後の頃、高校とか中学の友達が結婚する時期で、そのたびに新幹線代込みでお呼ばれしてたりしたんだけどね。それ以来かな。連休後半戦初日で東京駅はごった返してる。小森岳史さん、さいとういんこさん、村田活彦さんと合流して、GO WEST!
久々の車内は静かであっさりしてる。五月蝿い(←使ってみました)車内販売も、がさつな検札の乗務員も、やかましい車内放送も、いつの間に姿を消してて、流れるように西へ向かうひかり号。お約束の駅弁を頬張り、ビールは我慢しつつ、4人でわいのわいの喋ってるうちに、京都着。

京都駅も豪華というかドカーンとした駅ビルが建ってて、上を見上げるお上りさん状態。タクシーからみる京都の町並に興奮気味。おぐし美容室とかね(まんまやんけ)。三条大橋たもとで下車。
休日で賑わう三条通りを西へ歩く。歩く男子をいちいちチェックしてしまうアタシ。どれもこれもカワイイのは何故? ここいらは京都の裏原チックな通りで、古い建物をリストアしたショップなどが点在する。
リーディングの会場サラサも日本家屋を改造したカフェ・レストラン。土壁や梁、板張りといった店内を和紙の照明が温かに照らしている。主催の佐藤わこさん、カワグチタケシさん、京都在住の豊原エス嬢とも合流。メンバー揃って、ツアーって気分が徐々に盛上がる。
速攻で三条堺町通りのイノダコーヒーへ行く。辛抱強く待って、奥の円形カウンタでブレンドとトースト。白いユニフォームを着たスタッフが、礼儀正しく手際よく淹れてくれる珈琲。“喫茶”の醍醐味。しみじみ京都。
サラサに戻る。初めての街・初めての場所でのリーディングにかなり緊張キンチョー。同じ建物にある英語スクールの教室を楽屋代わりに使わせていただいて、ドキドキ開演待ちする。こんな時間もまたツアーっぽくってわるくない。
サラサに改めて入ると、タローさん、シジフォス嬢、ひげさんが。彼らは草の根パソコン通信時代のUC(最近は女装集団になってますが)での関西メンバー。なんだかんだで繋がりがあって、今日はオフ会を兼ねて来てくれた。感謝! 心強い援軍だわ。

ポエトリー・ジャンキー・ジャムvol.2 in 京都 〜The ghost bird under the peach tree〜。
メインのリーダーは、豊原エスと小森岳史。続いて、佐藤わこ、ますだいっこう、さいとういんこ、カワグチタケシ。
前半ちょっと雰囲気が固くて読む方も苦戦した模様。僕は、新しく書いた「RHYTHM STEP BEAT」とお約束の「GO WEST」を。前説で自分の原稿が載ってるポエトリー・カレンダーとSWITCH2001の宣伝も。どうにかこうにか綱渡りで読み切った。はふぅ。
トリを務めたカワグチさんったら、先週のイベントとは打って変わって凛々しい野郎ぶり。キャー惚れ惚れ(笑)。
そんなで1時間ほどでリーディングは終了。カンパ箱代わりの深皿を手に持って立つ。お客さんの反応や感想はよく分からないものの、わりとみんなニコニコしながらお金を入れてくださって、正直に嬉しい。きっとカノジョに誘われて来たのであろう、イケてる男子クンもニッコリ笑顔だったしな。

読み終わったら、後は飲むだけ。そのままサラサにて。ヱビス生をガンガン。カフェ風つまみをガンガン。一重目のさわやかスタッフに視線ガンガン。関西UC勢ともクロスオーバーしつつ会話ガンガン。
さらに河原町あたりのノンケバー2軒、合間に屋台風の長浜ラーメン。寝たり寝たり寝たり起きたり。酒から合流した、京都出身・小森さんの幼馴染みダイちゃん、美容師さん。カワユイ。って、もうこればっか。
西院の宿坊に移動、5時頃まで瓶ビールを1本2本3本…。わこさん、いんこさん、Wタケシの5人にて、まったり&濃ゆいトーク。打上げの〆。最後はふかふか布団でグースカ爆睡。


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■5/2/2001
たまたまアップル社のサイトを訪れたらば、バーン、新iBookの画像がお出迎え。今日まさに発表。キャァ。物欲ぅぅ。
ティップネス中野で今日はマシントーレニングメイン。ブーツ&パンティーズのアキラさんとバッタリ。お久しぶりでーす。新型マシンにも慣れてきた気分。時間があるときこそ、せめて地道に通わねば。
福島次郎『三島由紀夫−剣と寒紅』を読み始める。めちゃ濃ゆくてゾクゾク。この本、発売差止だかになってるのに、ブックオフ東中野店にて500円で。そんなもん? それとも買取店員が見過ごした?
はー、それにしても肌寒い5月だわ。


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■5/1/2001
まんまと仕事なし。これでおそらくは豪奢な大型連休に。
ティップネス新宿で泳ぐ。デイタイムおばさま会員が多い時間帯でちょっと泳ぎづらい。それでもタラタラ1000m&ウォーキング。はー、やっぱ水泳は気持ちいいわ。
夜、もりぴー、いわいわと呑む。新宿のさくら水産。海鮮モノが安くておいしい。この季節はなんと言ってもカツオの叩き。美味美味。いっぱい話す。途中郡司くんも合流して、金門島ネタで大盛上がり。