ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

3/17/2001

久しぶりの人との予期しない出会いが続いた、いい日。
マイム・パフォーマンス・ユニット、水と油『不時着』をグローブ座で観る。
“一切のセリフを排し、幻想的なシーンやシニカルな笑いを散りばめながら、日常の裏側へ観客を引き込むような”(チラシ裏面より)作品を発表し続けてるユニット。4人のパフォーマーと、イスと机とドアと帽子掛が目も眩むスピードで移動・入れ替わっていくシーンは凄い。でも、前半ちょっと固い。グローブ座の広い空間が舞台上だけで凝り固まってる印象もややあり。縄跳びサイズのあやとりでエッフェル塔を作り、そこから飛び立つ複葉機、といっても木組みで前の羽部分と後ろの羽部分を作った小道具をつけた2人がゴーグルつけて走り回るだけだが、中盤のシーンから、なんかグワーと拡がっていい調子。BGMの『80日間世界一周』の旋律とともにね。セッションハウスとかの小さい空間じゃない面をいかして、吊り物とかでもっと遊んじゃえばよかったかもしれない。
8割赤身の牛挽き肉グラム100円を炒め、サニーレタス、茹でたもやし、などと混ぜ混ぜ。ポッカ・レモンと無印ナンプラーでタイ風を演出。適当に作った割にはそこそこの味。ビールのお供。
中山晃と電話で話す。彼のアイルランド&ロンドンを旅した興奮が受話器から押し寄せてくる。