ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Small Town Boy』[ベルリン2015]

身辺整理デスクワーク+SNS漬かりがち的なw午後首カイカイで階段掃除済まし今夜の予習なにげに今季初アイスはヘーゼルナッツ兄ちゃんがざっくりコーンへ載せるるや横にはみ出してそこからまず慌てて食べる羽目に。
Small Town Boy』@マキシム・ゴーリキー・テアーター、2014年1月に続いて二度目、去年夏にシナリオもどうにか一読はしてての。2列目真ん中というベストポジションから、ゲイ映画『ウィークエンド』のシーンを“演じる”、ここんち一番のお気に入りアレックストーマスのじゃれ合い会話を眺めるだけで早満足、アレックスの脇チラ見せや絶妙にガタイに貼っつく白Tとかも含めて、あるいはトーマスの容貌ズングリ体型のどこかアグレッシブ味含めて。ニルスの役どころの自虐感はファルク・リヒターの他作品の味付けと通じるところもあるなと、それをだがただ台詞としてじゃなくて体現してるように僕には視えてそれはシンプルにあっぱれねぇと。あとアドリブなのかアドリブ風台詞なのか不明ながら、俳優本人そのものと、作中登場人物としての俳優本人との隙間というか中間地帯的な台詞もいくつか拾えて、単に“ゲイの物語”じゃなく複数レイヤーってことを今更ながら確認というか実感というか。そしてラストの反ホモフォビアな超長台詞byトーマスも、再見ゆえ冷静に観ることができて何だろこれも当たり前なんだけど巧みなペース配分というか行程というかも含めて拍手喝采。うっすら皮肉調味料配合なリヒター流描き方にやや引きずられた感ある前回とはまた違って、そういった、あるいはその他の手口含めいろいろ冷静に鑑賞できてよかった。客席はやはり男性二人連れやグループが多めだった。ダラダラもうちょい語りたいモードだけどw。