ますだいっこうのあと@ベルリン

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『ハッピー・ジャーニー』札幌2日目

ikkomasuda2011-09-19

10時入りなので違う通り南下中島公園散歩豊平館見学経由小屋入り。予防的措置の早め集合だったらしくとはいえ改めて劇場を出る気も湧かず。少し念入りにストレッチし後はいつも通り開演時間から逆算して自己タイムスケジュール。一方で寸暇惜しんでかに本家ランチ突入時間切れだったしいさん小林くん佐都ちゃんの逸話に爆笑。
マチネ。「テンポはいいけどニュアンスが台詞に乗ってないから丁寧にやって」と本番中楽屋で関根さんからダメが飛ぶ。全体的に確かに気抜け感否めない回だった。取材のバディ編集部Aさん初めまして。あくまで基本厳守を言い渡されてのソワレ。札幌の祖母シーンは「イスに座ってからではなくイスに座るところから祖母になって」と札幌にきて言われ、3回とも結局日替わりな感触でそれはそれでまあスパイスか。客席の固さに本番中ちとビビったが終演後の熱い/厚い拍手に正直ホッとした。大楽である。
バラシ心底あっちゅう間。照明班も男手ヘルプ5名も6名もいてくれればね。ホテル一旦戻り道しみじみトーク遠ちゃんと。札幌主催打ち上げ飯場 狼 36店。蟹刺身にホルモン野菜角鍋で辛味ぐつぐつ〆チャーハン。ひとしきり飲食談笑後猛烈眠気で先にお暇。すすきのミスタードーナツ衝動買い喰いベッドでバタムQ((c)カワくん)してて寝直す午前4時。
今回の作品では三婆二獣wを相務めました。新幹線で乗り合わせる通行人的老婦人・松島へ向かう家族のいじわるw老母、札幌の祖母、あと牛とキタキツネはまあご笑納で。台本遅れもありかなり追い詰まった精神状態で劇場入りしたのは包み隠さずなところ。宣伝の機も結局逸してしまったのは反省点の一つです。とはいえ、主役が、ゲイ自身から、ゲイの息子を持つ母親へとゆるやかに移行していた今作は、関わる立場でも結果的に思い出/味わい深いものとなりました。みなさまどうもありがとうございました。