ますだいっこうのあと@ベルリン

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稚内札幌旅1日目

ikkomasuda2011-09-20

スターバックス札幌駅の端正顔スタッフくん。特急スーパー宗谷1号7:48→12:07。JR北海道録音アナウンス男声が耳心地よし。旭川すぎからの車窓は地形雄大/人口低密度化一層。豊富駅は特急停まっても無人駅。痛いほどの快晴真っ昼間の人けなさったらない。碁盤目街路と建物間隔が西部劇っぽい。農協スーパー物見遊山兼ねて昼飯買い。郵便局で不要物ゆうパック発送。稚咲内行き沿岸バス客ぽつねんと一人きりセンター前下車。
サロベツ湿原センター。木道をゆったり歩く。いわゆる“原生花園”になるのは夏の一時期だけらしく茫漠たる湿地の草原。人工音はたまに走るクルマか農機くらいであとは風音と虫の鳴き声。脳内がキーンとなる。なーんもない感絶頂。センターのおばちゃんが言った「目が慣れてくると花や虫が視えてきますよ」はその通りで、黄色や桃色の小さな花が咲いてたり、大きなトンボが飛んできたり。ところどころに鮮緑の水苔や泥炭成分でコーヒー色の水たまり。駅へ戻るバスの時間までのんびり。
豊富16:04→稚内16:59。赤帯ディーゼルカー単行。コトンコトンと線路の音がくっきり聞こえる気がする。周氷河地形の宗谷丘陵に寄り添いやがて最北端駅着。線路1本ホーム1面で自動ドアの通路からそのまま一部完成済みの公共施設みたいな白っぽい新駅舎へ出た。いちいち「日本最北端の駅」と繰り返す録音アナウンスがむしろ逆効果みたいな。
明日の観光バスを確認してひさしにキリル文字並ぶ商店街を抜け、南稚内駅近くまで冷たくしんなり閑散とした街を歩く。ときに力強く煙突が伸びる建物が北海道ならでは? ムームー風の服装と濃いめの顔つきで沖縄風なおばちゃんがフロントのさかえホテル。格安客室は宗谷本線&港ビューw。セイコーマート飯と温泉番組KA-TUN上田竜也腹筋王子、ぽけらん。