ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

『アダムの受難』初日

残飯チャーハンを弁当箱詰め。weristjack演出クリスティアンへの業務連絡メールに「今日は初日。舞台上で水の入ったコップを渡すだけなのに緊張してるなんて、お笑いぐさだわ」と書き添えたら内心落涙なこんな返事が「お笑いぐさなんかじゃない、その緊張はきみの素晴らしさの理由のひとつだよ」。13時45分入り。音楽劇『アダムの受難 Adam's Passion』初日@コンツェルトハウス・ベルリン。当初予定の入り16時ではなくリハ開始16時となったため諸々繰り上げ、とはいえメイク現場はかなりスムーズになってきた印象。待機経てラストシーン。僕ら登場直前にスモークマシンが故障し舞台袖で突如スタッフらが大慌て一部で怒号も飛ぶ事態。さらに登場後も背後の照明など調整で舞台上立ちんぼ待機させられるうち、倒れる女性エキストラが出るなど。僕らの登場からカーテンコール段取りまで確認し、本番直前リハ終了。最終修正してもらったメイクさんから「toi toi toi」言われ、ほどよきタイミングに子役含むエキストラ担当ソフィアへ初日&感謝のプレゼント。ツリーコーラスにちなんで「森」に関係するグッズ詰め合わせ&寄せ書き。あとは例によって銘々に待機&準備&ほどよきに舞台袖へ行きつつがなく任務遂行。カーテンコールの列に加わったスーツ姿のロバート・ウィルソン背後で鈴木忠志御大を連想したりも。粛々着替えメイク落とし解散。久しぶりにビールが飲みたくなったわん。ゲイアーティストのミーシャが観にきてて僕の紛れ込みにビックリだったと部屋へ帰って知る。&今更アルヴォ・ペルトが日本の劇場で何度も聴いた気がするこの曲の作者と知る。
musik heute:
arvo paert - spiegel im spiegel