ハンブルガー・バーンホフ現代美術館近くのHeidestrasseのギャラリー巡り。倉庫工場の合間に点在してる。シーズンごとに共同のパンフレットを制作してるようで、これが地図入りで実用的。しかも建物の形がエンボスされてる懲りよう。Schuster、fruehsorge、Nolan Judin、Tanas、Edtition Block、Wendet+ Friedmann。
どれもそれぞれで感嘆しいの首かしげえのふんわりしいのといろいろ。一番印象的だったのはTanasでのAli Kazmaの8本のビデオ作品。食肉処理場、頭蓋骨に穴あけての手術、動物の剥製工程、繊維工場などなどの“メカニズム”が大画面でフロアじゅうでリピートされてる。映像の刺激強さはもとより見せ方としても圧巻。ハンブル…美術館のショップ覗いておく。
木曜の閉館前4時間無料制度でノイエス・ムゼウム（新博物館）に行く。第二次大戦の空襲で壊滅状態放置だったのを近年修復し再開されたもの。エジプト、ギリシア美術とか興味的にはスルーなのでざっと見で。シュリーマンとかドイツだっけ？みたいな（失礼）。
スターバックス・ハッケシェン・ヘーフェ店。広くて長居向けではあるが“住人”wがいるような。アンドWifi無。Fratelliでピザ。ここで僕へのお釣りを渡し間違われた男性が、客席でも帰り際でもニコリあいさつしたのでした。
Joanna Dudley/Schneider TM『Louis & Bebe』＠Sophiensaele/Festsaal。やーここやっと行くチャンスができた。古い建物を転用した劇場。ロビー＆バーの鱗状模様のでるライトとか憎いわん。劇場内も背の高い窓ふさがずそのまま・高い天井・剥き出しの古びた壁。雰囲気ありありゾクゾク。そーんな中で、音響系男性とエキセントリック系女性のデュオパフォーマンス。枯葉・マイク・シンセサイザー＆音響機器・砂の降るイス・言葉を書いたボード・ハスキーボイスの歌・ピアノ・窓外からの照明・ギター・鐘・ハンドベル・かぶりもの・絶叫・バックライト・低周波治療器並みの低音・床横たわり…。断片断片で構成された、なんていうかな、夜をさらに濃くするような・夜をさらに寝つけなくするような、パフォーマンス。個人的には1980年代のアレとかコレとか回想したりもしつつ、終始興奮しっぱなしでした。
