ますだいっこうのあと@ベルリン

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『4.48』

ikkomasuda2010-04-14

かなりゆっくり起きる。昼飯ルッコラとプチトマトの簡単サラダとパン、インスタントのスープ。「ベジ?」と尋ねられた。インビスで肉類食べるからバランスでね。後半の旅程最終決心。ストックホルムは見送って飛行機で一気に飛ぶことにした。エア・バルティックリガ乗り継ぎw。諸税燃油加算前の運賃13ユーロw。格安航空会社初体験さーてどないなりますやら。
曇天が出がけにはパラリと雨で冷え冷え。それが1時間もしなうちにお日様出て気温上昇。そういう気候なのねー。
プレンツラウワー・ベルクぶらくり。初回のベルリン滞在エリアなので懐かしい気分も。路面電車は軌道工事でか走ってない。シルクスクリーン作品わんさと揃えるサブカルショップSupalife Kiosk。Helmholtzplatzベンチで日光浴。Eberswalder Str.駅すぐのカフェインパラにてtipめくる。この情報誌特に文字が小さいわ。ぐぅ。インビスAsia Stuebchenで甘味タイカレー&ライス。リデルでスーパーマーケットマニア入門編w。
スン・シャンチー『4.48』@ドック11。メール予約で確認返信まで届いてるのにリスト漏れ。同じ境遇らしき女性の助っ人で待機後、当日券最初に売ってもらえて入場。最前列ざぶとんの上手端で観る。
サラ・ケイン作品にインスパイアというのは後で確認した予習不足。たぶん予習してても同じくらい誤読したであろう、♂♂ダンサーの、別にエロティックじゃないのだが、日野式納豆コンタクトにも似た頭蓋骨首筋を触れ合わせ動かし続けるシーン、口でかんで横たわる体を動かすシーンなどなどに、睦み合い成分配合の濃密さに引き込まれる。動きはグネグネ系寝技系、今となってはちと懐かしやの皮膚系だったのも、ね。メイン♂の坊主くんがイケたのも、ねね。♀は台詞担当とバイオリンなど音楽担当がそれぞれに。英語の台詞はコラージュらしくてよく受け取れず。音楽、というより弦の震えあるいは時に波音みたいな小楽器、が、あくまでダンサーの動きに内在するものを増幅する寄り添いようで、好感。全体としては“4.48”とポジティブに向き合った作品の印象を抱いた。