ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

動詞も使いませう

朝焼け頃パカッと目覚めその勢いでコインランドリーする。置いてあった『クロワッサン』節約特集ふむふむ読んで待つ。旅資格テキスト海外地理校正する。ネットでの事実確認を在宅で1時間ばかしやって出かける。まだ朝の通勤時間帯だったわ。旅の図書館へ行く。名前どおりの場所でカフェがあったら一日中いちゃいそうなラインナップだ。政府観光局の日本語サイトがなくて調べきれない国を中心に紙資料で作業する。14時過ぎひと段落つく。東京駅から原宿駅まで山手線半周する。祝2周年のパピエラボへ封筒展『アラウンド・エンビロープ』を覗く。福田尚代の回文を活版で刷った封筒がさりげないが気がマワる。スタッフ女性が見せてくれた『初期回文集』はまるで呪文集だった。アートブックイベント、ジンズ・メイト@ヴェイカントに行く。人口密度高過ぎて新作写真集を販売する森栄喜くん“机”さえ見つけられずに撤収する。情けない。旧渋谷川下って、原未来『ブリーフ』@ロケットを覗く。まさに原宿の裏道の裏に経つ狭小敷地に天井高ありな空間だ。ギャラリースタッフがミックスっぽいイケメンでそっちにまずドキドキする。共通のブリーフ一枚姿で着衣と全裸の間(あわい)を写す作品群らしいのだけど、大きく引き延ばされ作品に囲まれてただドギマギする。スターバックス神宮前六丁目店に初めて入る。ビルのエントランスのその先で奥まってるなと思いきや、中庭テラスがあって嫌冷派には嬉しい。かまわぬに寄って白熊の手拭い買う。ゴールドジム東中野で退会手続きをする。さんざん、本当にさんざん思案した挙げ句の選択だ。一番大きかったのは、ジムまでの途中の古い日本家屋と空き地が昨日みたらきれいに取り壊され更地にされすでに次の工事が始まっていたことだ。緑の雑草の解放区だったそこを行き帰り眺めて歩くのがものすごく好きだったのにな。それに気づかないくらい行ってなかったという訳でこれはもう潮時だな、と思った。固めの豆腐と野菜を適当に炒めて一皿夕飯する。写真集『浅田家』をめくる。企画一本勝負なところもあるかもしれないけれど、これはこれで微笑ましくて、ただの家族の断章とかじゃないのは好き。てか次男坊である浅田政志本人が、髭ロンゲ眼鏡が上半身脱ぎ写真でのヤセ筋体が両腕全体のタトゥーが、イケてるってのもあったりする。そこかい。そんな気分で三ノ輪湯に行けば、初見な垂涎男子がいて精気をたっぷり吸収する。彼も左肩にスパイダーのタトゥーが、それつながりか、みたいな気分だった。コンパクトな体つきやまだ腕白という形容詞が似つかわしい顔と、タトゥーとのアンバランスが半端なく艶っぽい。標準サイズな持ち物は先端部がサーモンピンクで地黒な体に差し色っぽくて湯上がり上機嫌でした。普段より歩き回ってある程度疲れているのだけど、在宅引きこもり数日分の刺激が一挙に押し寄せたせいか、やっぱり寝付けなかった。ハンズフリー携帯に向かってなのか直接電波に向かってなのか判然としない独り言状態で道を行ったり来たりする肥満系はじめ、金曜深夜はいろんな人が遅くまで通ってた。