また枕に粘つくような夢を視つづけた。スラムが舞台。あ、ある意味すごく映画のセットっぽかったな。とにかく汚くてゴミゴミしていて臭くって人が多くて。オンボロ二階屋にいたら、飛行機からボンドみたいな白いゲル状液が街中にドロドロ散布されて一面覆われたかと思うと、部屋にいたオッサンがいきなり火をつける。それを、あぁと無表情に視ていた自分。
よろよろと起き出してＤ社ガイド本台北再校に向かうも正午を待たずして挫折。その他の雑酒に逃走。林由美香さんのお通夜は“四十路にもなって喪服類すら持っていない自己責任”もあって、参列せず。酩酊の心中（しんちゅう）でせめて手を合わせる。呑みながらアルコール依存症やAAのサイトを読んでるのってどうよとか思いつつ、控えめにしてとにかく寝る。
