ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

2002年3月の日記

2002年03月31日(日)
昨夜方図もなく呑んだもんでやや不調。ゆっくりに起き出して、D社校正。カラスでもスズメでもハトでもカナリアでもインコでも文鳥でもない、鳥のさえずりがなぜか新宿区四畳半で聞こえた。あ、幻聴じゃありませんよ。

夕方ティップネス中野。夜、大久保あたり徘徊。セブンイレブンの照り焼きハムおにぎり、うまい。ハワイ名物「スパムむすび」の味に似てる。

 『トリック』反省会

『トリック』反省会。なにはともあれ本当にお疲れさまでした、そんでもって、どうもありがとうございました。劇団運営の今後みたいなことも話題にのぼった。そうだね、そういう時期かもね。だけど、役者には「才能」の有無はあっても「権利と義務」ってのはあってないような気もしたな。魚民で最終打上げ。ジョッキビールと下ネタトークといっぱい。
2002年03月30日(土)

 松井稼頭央の裸、船木誠勝の裸

雨降りの一日。部屋で校正。気分転換に洗濯物を片付けて掃除機かけて。午後の止み間に赤坂まで納品。秋葉原の事務所でピックアップ。そのまま中野に戻ってティップネス

バイク漕ぐお供に雑誌パラパラ。食べ物特集目当てでめくってた「フラウ」に、松井稼頭央のモノクロのセミヌードがいきなり登場してドキドキ。まじで動くためのいいカラダだね。「ターザン」の船木誠勝にもちょっと驚き。レスラー系って基本的にはイケないのだけど、ハリウッドデビューしたせいか、顔付きも体も締まっててなんだか意外。脂肪系マッチョじゃなくなってた。またもドキドキ。あぁ、春ですねぇ。

ネットで読んだ「プリクラ切手」の記事に、いにしえの切手少年はかなり憤慨。顔以外の某所とか撮影して郵政事業庁に送り付けてやろうかしら。とっとと民営化でもなんでもしちまえって感じだ。近年の品位ないシール紛いの切手乱発路線にはほ〜んと呆れる。
2002年03月29日(金)

 社会復帰初日

校正事務所で担当が来るまで時間潰し。ソファーで「ブルータス」のファッション特集号なんぞをパラパラ読む。かっちょええなーみんな。ジル・サンダーとか、いいなー。ユニクロが増殖する一方の身にはただただ溜息。にしても、ソファーで、こう、だらだらするのって、楽しいわ。新宿区四畳半にも一人用のを置こうかしら。なんて、これまた身の程知らず。

仕事はD社海外ガイド本の校正。得意分野がいいタイミングでまた来てラッキー! まだ頭が勤労モードに切り替わってないから、ちょっと用心しながら進める。

夜、電車の中で迷ったものの、えい!っとまたティップネス中野へ。筋トレ日じゃないけど、ストレッチ、軽くバイク、腹筋などを。体動かすと気分転換になるもんだと改めて実感。遅い時間帯はしばらく振りだったので、定番ジムマッチョの鑑賞もできたし。

合間に、なぜだか置いてあった「おとなぴあ」の、それも1月号に、篠井英介さんと瀬戸内寂聴の対談が載ってて、立ち読み立ち読み。そうそう篠井さん、『トリック』を楽日マチネに観に来てくださって、役者陣はやや動揺したのでありました。
2002年03月28日(木)

 流山児★事務所『最後から二番目の邪魔物』

ちゃんと朝ご飯する。白米&発芽玄米ご飯、豚汁、納豆、いちご&プレーンヨーグルト、コーヒー。満足。

新宿区戸塚特別出張所へ。2年分の国保保険料滞納分を確定申告で戻ってきた分でガガっと払っちゃう。ここったら高田馬場駅からすぐなのに、どこぞの村役場ノリな呑気ムード。お約束のようにおばちゃん仕事トロいし。

そういえば、水曜マチネがあるかも、で調べたら案の定あって、急遽下北沢へ。流山児★事務所『最後から二番目の邪魔物』@ザ・スズナリを観る。

作がB級遊撃隊の佃典彦、演出は少年王者館の天野天街で、役者衆は流山児オヤジを筆頭に流山児★事務所&王者館から客演の男優オンリー。

この組合せによる、やや名古屋間(ま)な暴力的不条理劇とでもいうか、いやー、面白かったです。佃くんが、自分ちでも何度も書いてる「引きこもりの男の部屋にいろんなキャラクターがおしかけてくる」ってパターンの芝居の、ある意味集大成って気がした。あるいは佃版『SF大畳談』ですな。王者館未見ながら、天野演出も僕はとても好きだった。瞬間インサートされる、映像だとか歌謡曲+ガナリ台詞だとか。せせこましいとこで、ちまちまと踊る、王者館ダンスってのも好き。締めるところはきっちり狂いなく締める鮮やかさとかね。あ、けど男優陣の裸はあんまイケてなかったです(笑)。

にしても、若杉さん、いいオトコになったなー。さすが、アタイの目に狂いはなかったよ(笑)。例によって最も嬉しそうに意味なくアングラ動きして流し目しまくって役者やってる流山児さんも、なんだか愛しいしね。東京は31日までです。

ティップネス中野で、ほぼ20日ぶりに筋トレ。毎度舞台のたびにワークアウトがご無沙汰になって、で、再開するたんびに、カウンセリングをうけてプログラムを見直そうとか思うのだけど、ずるずると以前のメニューのままなのだ。うーん、今度こそ、調子が戻ったらば!

有酸素運動にバイク漕ぎ。足は平気だった。足首そのものをあまり動かさないからみたい。たぶんエアロとかはまだ無理だな。

わかっちゃいるけど、夜、フラフラと…。
2002年03月27日(水)


呑み疲れと、やはり舞台の疲れか、寝ても寝ても起き上がれない。夕方近くになんとか布団からはい出し、小雨降る中たまりまくった洗濯物をコインランドリーで洗う。少しづつカラダのネジがギシギシとだけど動き出した感覚。

ティップネス中野で、ほーんとに軽く泳ぐ。やっぱ捻挫した足首が文字通りネックだ。長めにジャクジー。ライフ東中野店で食料調達。お礼メールなどしたためてみたり。なんだか宙ぶらりんなココロだ。

ミニ盆栽がやっとかわいい芽を出して、嬉しい。
2002年03月26日(火)

 恒例廃人デー

恒例の廃人デー。目が覚めたらビール呑み、寝て、またビール呑み。終わっちまった感がひしひしと押し寄せてくる。近所の酒ありコンビニが改装でいったん休むため、在庫補充をストップしてて、棚ががら空き。ロシアの国営デパートみたい(勝手な想像)。
2002年03月25日(月)

 『トリック』千秋楽

昨日銭湯に入り損ねたので、まずティップネス下北沢でシャワーを。

『トリック』千秋楽。マチネ、ソワレとも、正直言って、なんだろ、あんまし調子よくなかった。口がニチャニチャして、ただ台詞を巻いて突っ切ってるところで案の定噛んでしまったり。耳ツンで自分の声がヘンに聞こえたり。ま、ある意味そんな“新鮮さ”にドキドキしながらの本番でした。

例によって、バラシ片付けはあっちゅう間。脚立にのっての照明バラシにやや萌え。

居酒屋宴屋にて打上げ。ここって昔は、チェーン系の場末チックな、大人数でもヘーキってだけの居酒屋だったわよねー、な思い出。あ、今はとてもシックです(笑)。小田急上り終電1本前で新宿まで出て、タックスノットに寄る。でろんでろん状態で…。ほんでもって、大久保あたりまでフーラフラ歩いて、タクシー帰宅。

…つうわけで、終わっちまったわ。みなさま、ほんとうにありがとうございました。
2002年03月24日(日)

 『トリック』4日目

『トリック』4日目。すみません、マチネ、やや眠くて、もともと細い目を頑張って開けてました。夜はそうでもなかったのだけど。なんだろうね。

ラコーナと居酒屋宿場へ。「相席よろしいですか」ってなだれこんできたのは、郡司くん、森川くん、いわいわ、ヨシオ、羽田さんでした。わお。なにげに合流して会話しつつ、呑む。羽田さんかっちょいいなー。
2002年03月23日(土)

 『トリック』3日目

『トリック』3日目。今日は夜の回だけ。台詞のあやしいシーンを少し稽古する。作者をやって演出家をやって、ようやく役者にたどりつく関根さんはやっぱり大変。リーマン役者な郡司くんは今日は開演10分前に楽屋入り。彼もまた大変だわ。

今日の本番は、さすがに「空白」もなくすべてのエピソードをちゃんとこなせて、ホッ。けど、舞台の体温はやや低かったなぁ。

大学劇研の仲間同士で結婚してるN夫妻が観に来てくれた。会うのは10年ぶりくらいになる。しかもそのN夫妻と、舞踏繋がりで観てくれるヨハナさんとが偶然知合いだという世間の狭さ。そのヨハナさんのお腹の中で初演の『ひまわり』を観た匠くんも、もう2歳半。なんだか不思議な気分だ。

中央線黄色い電車。行きも帰りもMacのアドトレインで、ちょっと嬉しい。そういえば、タケコプターiMacって値上げしたんだってね。
2002年03月22日(金)

 『トリック』2日目

『トリック』2日目。春分の日なので初日が開いたと思いきやいきなり2ステージ。またしても「空白」が出現し、寿命が縮まる思い。と言いつつもどこかで面白がってる自分もいたりするけどね。

マチネとソワレの合間に、劇場からすぐ近くの書店フィクショネスへ顔を出す。愛しのカワグチタケシさんの詩集が、さいとういんこさん主宰するSPLASH WORDSから発売になり、その関連リーディングイベント。始まるまでカワグチさんとじゃれじゃれハグハグ(笑)。こぢんまりした書店で聞くカワグチさんの声。やっぱステキだ。途中までしかいられなかったのは残念也。

夜の回も、まぁ、ハラハラしつつもなんとか終わりまでたどりつく。はひー。

青山さん、梅莟さま、郡司くん、山縣くんと、居酒屋宿場にて呑む。鯨刺し美味。
2002年03月21日(木)

 『トリック』初日

『トリック』初日。

もしかして少し追加するかも…ってことになってた郡司くんの長台詞が、なんと1.5ページ分ドカンと増量。今朝、関根さんからの電話で叩き起され、メールを開くと台詞が届いてた、なんて…。ヒャー。だけど、さすがは郡司くん、なんとか入れてたわ。

疑心「暗記」な後半を一度稽古してから、ゲネプロに臨む。うーん、ま、なんとか。

今回はドラァグメイクも衣装着替え合戦もないので、手持ち無沙汰で、けど、やっぱり落ち着かないまま開演を待つ。頭の中で台詞を旋回させながら。

さてさて、初日。客席の温さに助けられて芝居が転がっていってる感じ。だが、中盤に、関根さん郡司くんと三すくみな「空白」が出現する。お互い電波を出し合って(笑)なんとか乗り切る。つーか僕は役的にどーにもできなかったのだけどね。その後もスッ飛ばしてからまた戻ったシーンなんかもあって、ある意味予想したとおりの、ヒジョーにスリリングな初日でした。

ジャスミンさんとアルピーナさんと軽くお酒。カラカラに乾いた喉に染み込む生ビール。あー、これよこれ。このために芝居やってるようなもんだわ。

ホームで青山さんとバッタリ合流。とにかく初日開いたねー。直前の追込みでとっても苦労された青山さん、ホントにお疲れさまでした!
2002年03月20日(水)

 『トリック』場当たり・通し

劇場入りする前、下北沢のスターバックスへ寄る途中、ダンサーの松尾くんにバッタリ。

青山さんとハヤセくんのシーンの稽古。観てたらまた泣けた。サクサクと照明・音響・転換・登退場の場当たり稽古。郡司くんが夜到着して、やや強引ながら通してみる。いくつかトラブル。それらを調整・解決して、明日いよいよ『トリック』初日だ。

2002年03月19日(火)

 『トリック』仕込み

関根さんからメールで結末部分の台本が届く。昨日は未完成だった部分もキッチリ書き上がっていた。泣けるシーンだ。関根さん、本当にお疲れさまでした!

劇場入り&仕込み日。僕ら客演陣はゆっくりの小屋入り。駅前劇場に来るのは去年の『ひまわり』以来かもしれない。仕込み中の劇場をうろうろする。ちょっとだけ懐かしいような、かといってまだ空間に馴染んではないような、不思議な気分。楽屋で新しい部分の台詞を覚えたり、これまでのシーンをさらったりする。あー、ここまで来るととにかく舞台でやっちゃいたい。

舞台ではくシューズも無事ゲットした@ステップ。こういう買物はホント下北って便利だ。余計なものまで欲しくなっちゃうのが難だけど。

夕方、仕事を終えた郡司くんが到着して、舞台で稽古する。青山さんの登場シーンが何度かやってみるうちに、かなりゴージャスな演出になった。うんうん、ある意味面白がりながら、芝居を始められそうな気がしてきた。

劇場を降りたところで、『オープニング・ナイト』で一緒だった若林さんとバッタリ。「劇」小劇場でまったく同時期に公演なのだ。お互い頑張りませう。

2002年03月18日(月)

 『トリック』稽古最終日

もはやバカ陽気な世間は日曜日。『トリック』稽古最終日。今日も中野MOMOの地下稽古場にて。台詞をさらう。自主稽古。ジャスミンさんから借りる衣装を持ってきてもらった。急な話なのにアリガト。日の暮れた近所の公園で、来たばかりの台詞を梅莟さんに代役してもらって、郡司くんと3人で覚えたり。それから通し。稽古場撤収。

すずめのおやどにて。僕以外はみんなノンアルコールで打合せ。昨日今日と通して感じることあれやこれや。明日からはいよいよ劇場だ。
2002年03月17日(日)


中野にある劇場MOMOの地下で昼から稽古。とにかく台詞をさらう。高津から道具のイスが届く。夜また通し。はー、相変らず脳のHDから煙。

ふらんす亭で食事。僕はビールとキムチ豆腐。オマケつうかオワビのもう1杯に感謝。外の路地が見える席だもんだから、通りがかるオカマを何人も目撃。やっぱ中野だわー。
2002年03月16日(土)


六本木へ。ある深夜テレビ番組のナレーションの話がリーディング関係から僕にきたのだ。ある意味“下手でもいいから味のある人”ってことみたい。今日はとりあえず顔合わせして、番組のコンセプトなんかを伺う。先方も、どういう人に頼めば自分達の演出したい方向と合うか、を探ってる様子。ま、決まったらおもしろい仕事になりそうね。

それにしても、久し振りに六本木って来たけど、いい男多いわー。青山ブックセンターでなにげにデザイン本を立ち読みしてるスレンダーな男子。さもない赤のスウェットを着た背中が、微妙なラインでセクシーだったし。おまけに今日はもはや暑いくらいの陽気だったから、半袖半パンもあちこちだったしさ。

『トリック』稽古22日目。例によって、関根さんを待ちながらセリフ確認の自主稽古。うむ、やはり演出という“外から視る目”がないと、微妙にドンヨリしてくるな。関根さん到着後、後半のシーンをガッと通す。長台詞あたりが内向きになっているとの指摘が。あぁ、そうでしたな。COOLを旨とせねば。
2002年03月15日(金)

 「『トリック』楽しみにしてます」

B誌原稿ほぼあがり。夕方部屋から外へ出たとたんに鼻がジュルリン。やっぱマスクで用心しなきゃな。

『トリック』稽古21日目。昨日配本されたブロック台詞を覚える、つか入力するって気分だ。で、出来てるところまでを通す。はー、また脳のハードディスクから煙が出た。今日の通しを踏まえて、結末までGO!ってことになるようだ。

稽古後。タックスでも寄ろうか、暖かいから路上呑みでもしようかと思って、でも、こういう精神状態のときは大人しく帰るに限る、って東中野駅を降りたところで、「ますだいっこうさんですよね?」と声をかけられた。フライングステージのお客さんだそうな。こちらは面識ないけど、向こうは何度も観てくれてちゃんと覚えててくれたのだろう。「『トリック』楽しみにしてます」って言われて、柄にもなくちょっとジーンと来てしまった。

Aさん、わざわざ声をかけてくれてありがとう!
2002年03月14日(木)

 増えちょる増えちょる

花粉症は一進一退。気を抜くなってことだよね。ソニー銀行のパスワード再設定。サポートにまで電話してやっと出来た。うさおを貯金箱の管理人にしたりなんかして。D社データチェック校正最後の1冊終了。これですべて完了。ふはー。

『トリック』稽古20日目。というか初日1週間前。やや鼻声で滑舌いつも以上に悪し。本日もどすどす大股で配本。どしどし台詞が増えちょる増えちょる。
2002年03月13日(水)


賞味期限が切れて冷凍庫にぶちこもうかどうしようかと迷った、安売りの牛スネ肉。昨日ひとまず煮るだけ煮ておいたんだけど、今朝はそれに大根、人参、ピーマンなんかを投入して、コンソメとカレー粉で味付け。やや濃いめながらいい感じのスープができた。美味。

B社原稿書き。昼間はポカポカとすっかり春めいている。コインランドリー待ちする間に携帯メール。

『トリック』稽古19日目。また新しいシーンが配本。ハヤセくんついに!登場。速攻で稽古。ドタバタと動くシーンで立ち位置なんかを整理しながら。三軒茶屋からちょっと歩くこの稽古場も今夜でとうとうラストだ。

今日買ったばかりの歯間ブラシで、真夜中のデンタルケア。衝動的に。
2002年03月12日(火)

 視えた!

今までiBookをOSXで起動しても東めたの接続ソフトが走らなくて、結局OS9.2に戻していた。けどもしかして…と思ってあれこれいじってみたら、OSX自体に接続機能がついてて難なくADSLに繋がった。はぁ。進化は続くよどこまでも。

にしても、OSXてばどこになにがあるのかよくわからん。それになぜだかiTuneのラジオチューナーがうまく機能しなかったり、日本語入力ソフトが「ことえり」しかなかったりと、一長一短。OS9.2起動時に頻発するバスエラーがないのは嬉しいんだけど。うーむ、どっちの環境で使ったもんか。

秋葉原の薬局にて花粉症のカプセルを買う。そうしたらば、そもそもの薬の箱を200%拡大したパッケージに入ったピルケースに喉飴にマスクがオマケについてきた。過剰サービスって気が。金払ってオマケを買ってる人もいるのになー。

『トリック』稽古18日目。昨日の配本分が差し変わる。芝居の流れ的には折返し地点かな。ふぅ。ガシガシ台詞を入れる。関根さん到着後さっそくそのシーンを稽古。登場人物の“関係”が見え隠れする場。何度かやるうちに自分の役どころの、キメつかツボつかポジショニングが、視えた!って感じられた。今回はこういう芝居をすればいいんだな、みたいなね。
2002年03月11日(月)

 脳のハードディスクから煙が

『トリック』稽古17日目。今日も昼夜連チャン。脳のハードディスクから煙が出そうだ。

今日口にしたモノ。玄米&白米ご飯、秋刀魚の酸っぱ煮、ピクルスの素に浸けたキャベツ・プチトマト、キムチチャンコ鍋の素で作った汁もの、コーヒー、水のクリタのうまい水、青山さんが差し入れてくれた苺チョコパイ、地球健康家族で買った五目ご飯お握り、昆布お握り、極生ビール、それと、台詞。
2002年03月10日(日)


『トリック』稽古16日目。この土日は昼夜ぶっ通しだ。郡司くんの音頭で配本されてるシーンの台詞を自主稽古。千本ノックね。夕方あたりから、イワイワ、ほそちゃん、音響の亜弓嬢、まっすー、としちゃん、そして制作の梅莟様もご登場。出演者だけの稽古より場が温まるな。関根さん着到後、はじめのシーンをさらって今日はお終い。

阿佐ヶ谷のまだホルムアルデヒドが放散されてそうな新しい庄屋にて大勢で呑む。絶対王様稽古後の森川クンも登場。下ネタトークテンコ盛り。終電逃して同方向の早瀬くんと一緒にタクって帰る。
2002年03月09日(土)

 パズルのピース

行こう行こうとずっと思ってた銀行窓口へようやっと。定期預金の解約と、大家への家賃振込み用に東中野支店に口座開設。自分の口座同士・同支店口座同士だと振込手数料不要なのだ。窓口のネーちゃんややスレてたな。解約した分はそのままコンビニのATMからソニー銀行へ入金。けど、ごちゃごちゃいっぱいあるパスワードをきちんと思い出せずに、その後のネットバンキング操作はお預け。

『トリック』稽古15日目。関根さんを待ちながら来てるシーンの台詞を自主稽古。リピートリピート。新しいページを手に関根さん登場。僕の台詞も、ハイやって来ました。例えて言うなら、パズルのきらきらしたピースをいくつか手渡された気分。さて、どう組み合わせる? ってね。

絶対王様の本番を1週間後に控えた森川くんから、近くまで衣装のピックアップに来るので、ちょびっと…てなメールが。郡司くんと阿佐ヶ谷をブラつきながら連絡を取る。だけど、ちょっと時間が遅くなりそうなので今夜は中止。すまん! お互いがんばりませう。

ティップでシャワー浴びたけど、チャンとお風呂に入って、ビールは少し控え目にして寝る。
2002年03月08日(金)

 んー、祈願

D社のデータチェック校正が片付いた。あとはアカ字の転記をすればいいだけ。ハフー。公演前にちゃんと終われてよかった。これがまた別の仕事につながることを祈願。

『トリック』稽古14日目。青山さん登場のシーンを返して稽古。続きの台詞が早くくることを祈願。

銭湯にて。洗い場のイスに腰掛けるまでニットトラクスを脱がずに入ってきたアフリカ系外国人を目撃。
2002年03月07日(木)

 『ブルックリン最終出口』やっと読了

花粉症はだいぶ治まってきた。てか鼻炎カプセルでおさえてるんだな。本番に向けてちゃんと体調管理しなくちゃな。仕事して夕方ティップネスで速攻筋トレ。

ヒューバート・セルビーJr.『ブルックリン最終出口』やっと読了。いやぁ、ずんずんとは読めんかったが、強烈な小説だった。デイヴィッド・ヴォナロヴィッチもそうだけど、生きるか死ぬかを体験した人が書くモノはすごいわ。“突きつめちゃう”感覚とか暴力性とか。会話と地の文が一緒くたなってる文体は読みにくいものの、大好き。ドラァグというより女装のジョージェットや、自分のゲイ性に気づいてそれをどうしていいか分らんままズルズルと悲惨な末路をたどっちゃう、労働組合の職場代表ハリーなんかも登場する。れっきとしたゲイノベルだわね。どう映画化されてるのかも、気になるところ。

『トリック』稽古13日目。また少し進む。ハヒー、2週間前だわー。
2002年03月06日(水)

 佐成くん&今井さんと呑む

佐成くん、衣装担当の今井さんと新宿で呑む。メインテーマは採寸。6月の静岡でのダンスに向けて、今井さんがあれこれ試作してくれるそうな。佐成くんから作品イメージみたいなものもちょこっと話を聞く。出演者はまた『MONUMENT』の4人が中心に。自分で言うのもなんだけど、佐成くん、千佳ちゃん、寅くん、僕って組合せ、いいバランスが取れてるように思う。公演日を僕は勘違いしてて、正しくは6月1日だと判明。ギャー、『トリック』終わったら、なんだかんだでスグじゃん。
2002年03月05日(火)

 サム・テイラー・ウッド写真展

銀座R社での出張校正。しばらくぶりだもんでやや緊張。そんでも3時過ぎに終わっちゃうヌルさがやっぱたまらん現場。きっちり夕方6時までの時給分もらえるしな。

立ち読みしたブルータスに載っててちょっと引っかかった、写真展を観に行く。サム・テイラー・ウッド展『To Be Or Not To Be』@銀座資生堂ギャラリーポートレート作品が思ってたよりプリントがドデカクて意外。その下に室内や地下駐車場を360度撮影した写真がついてたりする。オシャレなロンドンって感触もしつつ、映画的な印象も受けた。男性ヌード作品もありましたー(笑)。これはアンバーな色合いが好きだった。

春めく中、銀座から有楽町をフラリソフマップ無印良品などを彷徨う。だんだん花粉症がひどくなってきたー。秋葉原の事務所でちょこっと仕事して、早々と部屋に帰ってビール。
2002年03月04日(月)

 ラ・セゾン・ド・ビジュウ(?)

花粉症だかアレルギー性鼻炎だかでやや不調。鼻かみまくり。こういう時に限ってボックスティッシュを使い果たして、部屋中のポケットティッシュをかき集める始末。僕の場合たぶんに体調とのリンクが顕著なので、とりあえずは薬を服むのは見送り。睡眠たんと取りなはれ。

『トリック』稽古12日目。冒頭のワンシーン終わりまで配本。この場面の立ち方は体に入ってきたかな。僕の台詞はまだ少なめ。この先怒涛のごとく押し寄せてくるのだろう。一気呵成。あー、あせらない、あせっちゃいけない、んだけど、心の奥で冷汗ジワリ。

稽古場からの帰り道、イマイズミくん&イワサくんに三茶路上でバッタリ。飯でも食べに行くところだったのかしら。いつ会ってもホワンとしてていいなぁ、この二人。映画『浮気な僕ら』はまだ撮影中だとか。
2002年03月03日(日)

 レザーオフ会

『トリック』稽古11日目。待望の続きが配本に。何度か本読みするうちに、設定の流れみたいなもんを手直してスッキリした方向になった。これで執筆にターボがかかればいいのだけどな。

またも青山さんのクルマに便乗して二丁目へ。仲通りあたりはなかなかの人出だ。バー九州男でのレザーサイトのオフ会に顔を出す。深夜0時からロフトプラスワンで開催のレザーナイトの、プレイベントみたいなもん。店の奥が黒革メンバー集結!って感じになってる。京都から駆けつけたR&RのSimpsonさん、フライングステージも観てくれている剛志さんや、細身がいい感じのSALUくんなどとちょこっとづつ話す。九州男のスタッフが、「この一角だけ、やっぱ革臭いっすね」なんて言ってたわ。ブラックレザーフル装備な野郎を鑑賞しつつ、がんがんにビール。で、僕はここでおさらば。

タックスノットに寄ると、ちょうど青山さんと関根さんと入れ替りだった。アケピーの坊主頭を愛玩して1杯呑んで、終電間際の中央線に乗る。…乗ったはいいけど、うっかり座ったらば気がつくと荻窪。アイタタ、ムダなタクシー出費が痛いわ。
2002年03月02日(土)


わぉ、もう三月だよ! まさしく二月は逃げていったわ。在宅でD社本校正な一日。食事も三食自炊。外に出たのは整骨院ティップネスだけ。まっすぐ帰ってきたしね。ま、そんな日もアリだわさ。
2002年03月01日(金)