ますだいっこうのあと@ベルリン

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『CUNTethics & SQUATconstellations』

14時ジモンとタンデム。一旦帰宅。エバースヴァルダーシュトラセ駅からカスターニアンアレーのおプランツな通りの疫病などなきがごときの陽気活気に内心たじろぎ足早。19時
Yuko Kaseki『CUNTethics & SQUATconstellations: Fictive Live-Performance Xchange』@Dock11。勝手訳「女陰の倫理・占拠の一団」。いわば8月のショーイング受けての本番、今回もヒカルさんとご一緒。キャパ100超のダンスで知られる小劇場は、コロナ条件下で観客定員20名ほど、アクティングエリアを囲んで壁を背にして間隔とった椅子着席。ライブだったりあらかじめだったりの映像がレンガ壁に投影され、ブースのミュージシャンによる電子音/電子音楽が時に空間を支配する。ギャラリーや美術館でのインスタレーションっぽい雰囲気も。察するに構成大枠は決まっててのインプロパフォーマンス。キャラクターさまざまな“女性”パフォーマーたちが、呟いたり身悶えたり言葉を反芻したり喚いたりモノを運び込んだり動かしたりコミュニケートしたり母になったり母を想ったり子になったり子を想ったりつながったりつながれなかったり暴れたり暴れたりw。映像越しじゃなく目の前で場合によっては至近距離でポジティブな意味での蠢く身体に対峙できたのは、劇場体験の喜びが再び自分の中で迸るじゃないけど滲み出はじめたような。内容的には、コンセプト文を読むと超雑理解でフェミニズムとスクワットが盛り込まれ、さらに最新&現在進行形なコロナ状況もアクチュアルに見せつけられたりもするのだけど、のほほんと観ている分にはその方向性・着地点がどうなのかどこなのかは、受信できず。ちょびっと混ざって踊りたくなった、なんて言うのはジェンダー的に男女二分法からややハミ出し気味な身とはいえ、傲慢だわね。
musik heute:
76er boys - kinder dieser stadt