ますだいっこうのあと@ベルリン

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ノルベルト・ビスキー『Trilemma』/『Queerious - Die Geburt des Vulkans』

12時ジモンとタンデム。独語部は日本の総選挙など語ってみた。雲間から顔出しお日さんのその下にずっといたい外歩き。ノルベルト・ビスキーNorbert BiskyTrilemma』@Koenig Galerie。内にも外にも三者択一ジレンマにある半裸男子群が踊りださんばかりの彩りで描かれる。爽快に目に飛び込む色彩の次に奇妙に組み合わされた図象世界がいくつも明示暗示を見つけていく大型キャンバスと対峙する時間。ホモ性に絡む込む政。〈ベルリンの公共図書館網のいわば中央館2館のうち、クロイツベルクのアメリカ記念図書館が日曜試験開館中。ドイツは法律で公共図書館が日曜開館できないがイベント時は例外とか。だもんで毎週ミニライブやらワークショップやらありつつ司書的業務等は休み。個人的には冬の引きこもり解消に貢献、かも?〉。いったん帰宅。『Queerious - Die Geburt des Vulkans』@マキシム・ゴーリキー・テアター、シュトゥーディオR。渋々使えば当事者っぽい20歳前後がそれぞれにLGBTI*だったりPOCだったりなエピソードを語ったり話し合ったり云々。空間づかい:演台・スクリーン・プロジェクター・オーバーヘッドプロジェクター・ビデオなどいわば講演会的な、敢えてだろうけど、とちょっと走り回ってみたりちょっと通路で語り場してみたりなどれもこれもチープに視えてしまう演出とが、負の相乗効果。ドラァグクイーンくんが無言でただただ客席を威圧し続ける“パフォーマンス”に至っては明滅していた疑問符が常時点灯。〈金曜夜の撮影合間、煌煌と輝くほぼ満月を見上げて年下くんに送った独語メッセージが「今夜の口は見た?」になってた間抜け案件〉〈夜更けに啜る味噌汁〉