ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Theo & Hugo』

ああ公演最終日フランスへ帰るビクトールには挨拶して別れておくんだったと恒例後から忸怩な月曜午前。〈『Theo & Hugo パリ 05:59』映画館Moviementoで。ベルリン映画祭テディ賞観客賞の仏ゲイ作、レインボーリール東京でも上映済み。冒頭からのセックスクラブでの出会い&交合シーン18分だかはしかと脳裏に!以後はやや啓発成分に視えつつも微笑ましき展開。仏台詞+独字幕にも何とかついてけた〉月曜割引日13時30分から回は中年男性3人きり。しょっぱなから煽情的赤色照明下の地下バックルームシーンがありありと描かれる乱交の最中、ある瞬間幻想シーンになって、僕の知る範囲では『ウエストサイド物語』のマリア&トニーがダンスパーティで出会う場面の如く、全裸でしかもペニスを勃起させて向き合い見つめ合い台上にて重なり合いそれが回転してセックスする周りの男たちもグルグルする絵に至っては、まあ笑ったんだけどハッテン場の恋を如実に描いてるなぁなどとw。このままセックスなしで終わるわけはないよなな邪視線的には、終わり近く主人公テオの部屋にて脱がされて全裸のテオの長く垂れ下がった弛緩ペニスを、着衣のままヒューゴが手に取るあのモゾモゾなシーンが、ある種の妄想的に一番ツボだったりして。仏語題でも副題的にある「5時59分」が何を参照してるのかはわからずじまい、最初は感染予防のためのタイムリミット的なことかと予想もしたけどそうでもなく。1日の始まる朝を6時からとしてその1分前な意味合いかしら?
迷って別の野外活動系店Camp4パタゴニア・ダウンを試着するも親切なオバチャン店員からはこのカナダブランド製品を薦められた、ダウンじゃないけど防水防風で家でも洗えるって、そっかー的な。〈エンデの邦題『ジム・ボタンの機関車大旅行』独語原書wでやっと読了。知らん単語あっても辞書引かず知らん顔で先へ先へ文字を追う、物語とは別な小さなドキドキ旅は児童書ゆえ可能だったのかしら〉
〈仏独トレーラー見比べもなかなか〉