ますだいっこうのあと@ベルリン

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『The Situation』

ビオスーパーはやっぱり高くつくなぁ。味噌汁玄米飯梅干海苔。午後久々の中央図書館にて自伝本校正。中庭ミューズリー。『The Situation』@マキシム・ゴーリキー・テアター。イスラエル生まれの演出家ヤエル・ロネンによる2015年の作、ドイツ語教室を舞台に、イスラエスパレスチナ・シリアといった中東からの出身者が個人的なリアル/フィクションの往復で毒づき口論し自己主張し静かに自分語りしそこはかとなく希望、それこそ終わりなき中東紛争解決も含めて、を示す、そんなお芝居。独語英語にヘブライ語アラブ語ミックスかつ適宜スイッチなアンサンブルは彼女の他作同様で字幕頼りが続くとちと集中途切れそうだった以外は、笑いまくって、引き込まれて←シュテファンと名乗っていたドイツ語教師がカザフスタンからの移民だったという、実は/実話っぽい長台詞なども特に。授業を戯画化した冒頭シーンあたりは自分の語学講座経験も影響してほぼブラックなユーモアも体感。パレスチナ人くんの壁がらみエピソードもアクロバティックな動き配合で好感。時にオーバードライブ気味ながら言わんとするところは骨っぽくあるしゃんとあるあたり、それは劇場自体のレパートリー傾向にも言えるんだけど、が僕的にはすごくハマってるんだな、てなことも再確認。tagebuch.