ますだいっこうのあと@ベルリン

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エキストラ仕事/Theatergruppe Tempelhof『Einskommazwei Quardatmeter Berlin』

スーパー買い出し〈初シュパーゲル、例によって汁もんですが〉特売骨付き豚肩ロースとで。14時30分テレビ連ドの〈エキストラ仕事ワンシーンだけであっさり終了。ベルリン的に人通り多い中心街の土曜午後に、地下鉄出入口で撮影。途中デモ隊通過で、交通も撮影も一時ストップってのが、また何とも〉夜に撮影する交通事故現場を翌日見に戻る登場人物のずうっと背後を横断する通行人数名の一人、実質1時間未満、通過したデモは排外主義的デモへのカウンターデモ。
Theatergruppe Tempelhof『Einskommazwei Quardatmeter Berlin』@DTK Wasserturm。シリアからの難民の男子たち、ティーンエージャーの、が個人的体験や思いを語る、パフォーマンス。題名は「1.2平方メートルのベルリン」彼らがテンペルホフ旧空港跡の収容施設で割り当てられているプライベート空間の面積。3人にアラビア語→英語通訳女性1人が、煉瓦造り丸い給水塔下のこぢんまりした演台にあがり、順々に話をする合間に踊りがあったり歌があったり、と直球な時間。ババア目線でいえば男の子たちはみんなそれぞれに可愛くて、ルパン三世のTシャツを着ていてパレスチナ人?のちょっとナーバスな彼が個人的に一番、は、さておきー、そんな彼らの口から、半ば戦場と化した祖国での実体験や、家族や友達との出来事、ドイツへの思い、将来の夢などを語られる。隣席のおじさんはアラビア語がわかるらしく直接的に反応して笑ったり何か言葉を返したりしてた。うまく書けないけど、彼らは目の前に立っている、ことの意味や、難民収容所でも刑務所でも人は芝居を始める、ことの意味やらが頭の中で渦巻いた。
フェイスブック経由で上演を知るきっかけだったミーシャとも外のレストランでバッタリののち、泣きたくなるほど澄んだ青階調に暮れていく宵空の下クロイツベルク縦断。にしても、最高気温23度だかの初夏土曜浮かれな欧米人は一気にタンクトップ短パン体毛付き肌露出で邪視線は泳ぎまくりすぎて溺死しそうなりだたよ。Tagebuch.
彼は劇中でもこのドイツ語の童謡を歌ってました。