ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

『Boiband』

自伝本校正。ミニコミ活動はジャスミンさんがその昔やってた『KICK OUT』や、劇団フライングステージの小冊子などに書かせてもらったおかげである意味こじれずに済んだのかもな、などと。6月最終日つまり上半期締めに頭過ること多々だが整理つかず。劇場前でファルク・リヒター講演起こしテキスト。
Boiband 』@マキシム・ゴーリキー・テアター スタジオR、副題「eine utopische Popshow」。ざっくり言えばトランス男性3人=タカラヅカ男役少年系黒シャツ半ズボン+ブラック迷彩服+髭ハイヒールによる“ボーイ”バンドのライブ、BoyじゃなくBoiなあたりがミソ、か。前者2人は他のジェンダー揺さぶり的作品で観たこともあって、ひょっとして音楽だけじゃなくパフォーマンス要素ありかもと身勝手に期待したが、そこはまぁ外れ。とはいえ、当日パンフやLEDディスプレイのおかげで読み取れる歌のほぼ英語歌詞がその界隈テーマを軽くかき乱す内容だったりしたことや、ズンズンズンと低音から打ち込まれる音圧とどこか冷ややかな感覚の音楽とのミックスを暗闇な客席でゆったり浴びれたことで、満足。ハッケシャーマルクト駅まで博物館島シュプレー川とたどる道のりから眺める茜空はこの季節外れなしですんばらしか。tagebuch.