ますだいっこうのあと@ベルリン

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GorikX Jugendclubs『Bonding』

ノロノロ起き。台本&概要熟読。U2アレックス駅ホーム焼きそばベトナム人女性店員「あら久しぶりね」と。地上上がった広場のイベント屋台類皆無な広々感こそ素敵。GorikX Jugendclubs『Bonding --Eine Zwangsgemeinsahft』@マキシム・ゴーリキー・テアター・スタジオR。劇場付属・16〜25歳の青少年による劇団の上演。題名どおり、絆を、それも変えようのない親子の絆をテーマに、自身の親たちへのインタビュー素材から構成したらしい作品。エピソードが順々につらなっていくかと思えば、ある言葉が反復されたり、身振りベースの振り付けになったり、人間の塊になったり、身振りが伝染していったり、フォーメーションでゆっくり歩いたり、とシンプルながらどれも効果的な演出。天井からぶら下がる小型録音機から再生される声の懐かしテクニックも好感。直球なテーマをうまーく扱っていた。妊娠した!子供ができた!と男女ともお腹をかかえて喜ぶシーンから、その後ペアになり一人が胎児のように背中丸めて立つ、そこへ覆いかぶさるもう一人が鼓動に耳をすます流れ、その佇まいの饒舌さ掛け替えのなさといったら。去年のポリレアリステンで一緒だった、マラールも出演、お客としてゾフィーともバッタリ、ゲイ出会い系でメッセージやりとりしたクィアなヒラヒラした演技する彼とはリアル接触能わず。tagebuch.