ますだいっこうのあと@ベルリン

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ヴォルフガング・ティルマンス『Studio』/リミニ・プロトコル『Remote Mitte』/『Small Town Boy』

午後みぞさんとU1終点駅で待ち合わせ。ヴォルフガング・ティルマンスStudio』@Galerie Buchholz。彼の仕事場自体やそこに堆積したオブジェクトなど彼の息がかかった“モノ”たちを雑然としていながら必ずカツンと当たりどころある図で捉まえた、大は天地数メートルから小は切手大までな写真群がギャラリー数室2フロアにならではの佇まいで配置、ティルマンスの視線を、視線の行方を視姦体感。ツォー駅運行トラブル少々中央駅からのトラムひと区間乗る雷雨電停で様子見。リミニ・プロトコル『Remote Mitte』、集合場所墓地にて中止ちらつくも決行。50人ほどのグループでヘッドホンをつけ音声の指示に従って都市を歩くツアー参加型パフォーマンス、2014年の西ベルリン版比較でブラッシュアップされてか対象地域が“中央”だからか、ネタそのものは同じでもどこか印象クッキリな後味。解散地ハッケシャー・マルクト駅すぐのイタリアンで野菜ごろりなミネストローネ。『Small Town Boy』@マキシム・ゴーリキ・テアター。みぞさんの希望もあって初めての2階席で最前列、この視点も悪くないねー、役者の表情は今夜のメガネじゃ見づらいが。うぉーん、にしてもアレックスぅ=Alexander Radenkovic・三度目なもんで、さすがに台詞理解度もあがり、ファルク・リヒター例によってなコラージュ的についていけた実感、&ゲイがらみへの共感などなど。全体に漂うメランコリーや苛立ちが作品の肝なんだろうなぁ。買ってある戯曲集で即刻おさらいしたい欲とかねw。寧くんとバッタリ。トラムM1乗り場にてみぞさんとお別れいろいろありがとさーん。tagebuch.
musik heute:
radiohead - exit music (for a film)