ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

反原発かざぐるまデモ/『Uni*Form』

〈一時は、首都の市長とともに副首相兼外務大臣もがカミングアウトしたゲイであったことは、政治家としてのありようは措いても、この国に惹かれた理由のひとつでありました。合掌、ギド・ヴェスタヴェレ〉反原発かざぐるまデモ。演説、カズマ・グレンらによる風刺パフォーマンスなどの後歩きだす〈天気もまぁまぁでポツダム広場発東進フリードリヒシュトラセ北上ブランデンブルク門まで。「放射能汚染は国境関係なしだが、連帯だって国境関係なしです!」てなくだりに、スピーチでよく使われるパターンの言い口ながら、握り拳!〉、2年前比で控えめ人数だったのが歯がゆい。〈地元駅で「チンチャンチョン」て東アジア系への揶揄を生で初遭遇。1台しか機能してない券売機にかかりっきりな二人を、若い男性が大声で友達に説明してた模様。日本語表紙の旅本手持ちにつき声をかけると大学生風男子、今夜発クラクフ行き長距離切符購入で四苦八苦中。とっさには代案しか出せず…〉後で考えたら、一般的に買えるのはベルリンと直通する目的地までで、ポーランドで乗り換えた先の分はドイツ鉄道カウンターでは恐らく無理なハズ。片方の一重男子が美少年風で(以下自粛)。
Simone Aughterlony & Jorge León『Uni*Form』@HAU2。警官のユニフォームを着た老若男女7人とノイズ/電子ミュージシャンによる、権力の在りようをさまざまに提示するパフォーマンス。同様に制服姿の子供たちがおもちゃのピストルで遊び回ってる客入れ時の軽いカオスが一番楽しめたかも。視線・身振り・集団での位置関係・被疑者扱い・誘惑・乱行など内容は詰まって示唆的ではあったし、脱ぎ系密着系の力関係とかエロスも配合ではあったのだけど、自分の中ではリサーチしてますね止まりというか、な感覚、音楽もそれらしさが少々うるさかったかもな。