ますだいっこうのあと@ベルリン

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『BUCH. Berlin』/ヤコブと会う

オンライン仕事。夕方フリードリヒシュトラセの大型書店Dussmann彷徨。駅下のチェーンパン屋は案外お気に入り。『BUCH. Berlin (5 ingredientes de la vida)』@ドイチェス・テアター、カンマーシュピール。映画監督ヤコブが字幕操作で入ってる関係で鑑賞、ガラガラ客席のど真ん中で。傾斜舞台で長短テイスト各種品揃えな5エピソードが年代順に繰り広げられる、超雑にまとめれば人間賛歌的っぽい作品らしいのだけんどもほとんど意図つかめず。バンド演奏披露やライブペインティングちっくな演出もあったけどね。オーバートライブするわけでもなく、正統に話劇するわけでもなく、休憩後2シーンの緊張感はまぁ嫌いじゃなかったが。客席の閑散さに納得。カーテンコールで国境なき医師団への募金呼びかけ。ヤコブがオペした客席最後列卓元で彼から、クリスマスマーケットへのトラック突入事件@ブライトシャイトプラッツを、知らされる。劇場バー外席で互いの近況報告はじめしばし話をして、その間に電話したリュディアは彼女が書いてる映画スクリプトのテロシーン下書きを読み上げ続けてた。ヤコブが別の知人と合流したところで僕はお別れ、ヤコブとがっつりハグ、脳内甘えべったらモードで、して。フリードリヒシュトラセからリヒテンベルクまでの電車は通常どおり、この時期にしては23時前後とはいえ人がぐっと少ない印象。警察などのコントロールは一切目撃せず。部屋でツイッターやニュースや安否確認機能含めフェイスブックや新聞サイトや、ややや。彼が初出ではないだろうが、風刺コメディアンのヤン・ベーマンマンが呟いてたフレーズ「Keine Angst. Kein Hass.」を“憎悪が消えれば不安も消える”と自己意訳して腑に落ちた。