ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

「フクシマ、その余波」「Martin Luter Propagandastueck」「Die Muellermatrix」

早起きして東向き黙祷せめてもの。「Fukushima the Aftermath フクシマ、その余波」@Werkstatt der Kulturen。向かう途中エイジくんとバッタリしばしベッタリ。複数同時並行的イベントで目指した16時からのパフォーマンスは中止だったよう、写真&インスタレーション作家による、津波時などの音声をコラージュした敢えてであろうシンドイ作品やら←作者、反原発デモでの公安など捉えた映像やらボンヤリ視聴、レンさんと立ち話後、辞する。建物出た坂道でヘルマンプラッツ街頭から会場へ移動途中な白布に絡まった白塗り系一群と行き違う。アメリカ記念図書館mein gestuezter raumとピザ。開場待ちでヒーターに腰かけてると昨日の公演を終わり近くで抜け出した男性から最後どうなった?と尋ねられる&感想少々話し合う。
ハイナー・ミュラー!フェスティバル、Boris Nikitin演出「Martin Luter Propagandastueck」@HAU2。極極ナントナクで観た。客席対峙のイスに居並んでたゴスペル団の声合わせからバンド付きで合唱披露、その人々に紛れてた眼鏡クマ系パフォーマーMalte Scholz登場、単身語りかけ、最後の晩餐エピソード?云云カンヌン、素敵に中途半端な角度からのコーラス隊の足元や床がライブ映像で映し出される上手スクリーン、合間にも粛々たる歌、後半クマ系はパンツ一丁、最後のいわば段落で「Ich liebe dich」と隣人に言ってみれば新しい何かが開ける的なことを言ってたようなヨーナヨーナな、作品の軸はひたすら彼が客席に語りかけるわけで、そのひたすらさはミュラー接点がぶっちゃけまるきし理解できなくとも、ナンダカ好感。ロビーにあったInterrobangDie Muellermatrix」こゆのインスタレーション・パフォーマンスとかいうのかな、インタビュー・講演などミュラーの音声アーカイブから編集・合成された電話音声をテーマに従って番号を選んで聴く。学校っぽい机+イス、型違いのデスクランプ、メモ&ペン、それにもちろんちょっとお久しぶりな電話機が並ぶ設え自体もちょっとグッときた。劇場建物入口には電話ボックス型のインスタレーションも。
ホームや電車で立て続けにくたびれ顔モフモフ犬と遭遇してジュワン。ネットでArteの再現含む福島原発事故ドキュメントを思わず視る、NHKでたぶん過去すでに放送されたものだろう。
musik heute:
joris - sommerregen