ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Fluechtlinge Fressen: Not und Spiel』/『Citta del Vaticano』

(29.12.2018思い出し書き)劇評類予習など。メッセージカードに添える写真をインスタ画像からドラッグストアのプリント機出力、カードサンプルは赤ちゃん男女ラブラブ結婚式バカンスと見事に型通りばかりで極通常のプリント1枚25セント。大型書店Dussmann寄って、劇場前に着くと、Zentrum fuer politische Schoenheitによるアクション『Fluechtlinge Fressen: Not und Spiel』。ドラマトゥルク・テレーザと遭遇。難民を飛行機で直接トルコからドイツへ空輸するべしという要求を掲げ、叶わなければ難民の志願者を募り食べさせるトラを劇場前に仮設したアレーナに待機、そこでパフォーマンスなどを。以下メモ拾い書き:アグレッシブな人道主義 虎 クンスト・インスタレーション 挑発 100人をトルコからベルリンへ 巨大なボックス台 パフォーマンスというか演説というか。
ファルク・リヒター作・演出、Nir de Volff振付『Citta del Vaticano』。〈バチカン性的虐待を受けてる男の子達でボーイズバンドを結成しユーロビジョンコンテストへ出場、見事優勝して翌年のコンテストがバチカンの大聖堂で開催、ってエピソード以外も!すんばらしかった。終演後は例の事件へ捧げる歌や黙祷も〉。カトリックからヨーロッパとは何かという問いにまで至るパフォーマンス。ゲイ含むいわゆる普通じゃない若い俳優&ダンサーからの生の言葉や、振り単独の名人芸度はそれほど高くはないにせよキチンと本人があるダンス、政治性をハッキリ帯びながらも例えばリヒターの近作『Fear』の過剰ともいえるアジテーション節とはまた異なる、方向性・提示の仕方がいい具合にミックスされてて、ベルリン初日とあっての客席の体温も高めで、非常に印象的な観劇だった。以下メモ拾い書き:バチカン 基本情報 伝統的欧州の中心 源泉 キリスト教と社会の関係 インタビュー Q&A 未成年者性的虐待 ホモフォビア 不安 スライドショー それぞれの父親像 Tシャツ裾まくりチラ見せ ボーイズバンド 椅子&赤いTシャツ 懺悔 告白シーン 小声 Tシャツ二人羽織 椅子上の不安/不安定 Afd キリスト教が体に染み付いている バチカンテーマのベルアミポルノ想う ミック・ジャガータイプの長身スカジャンくんラストの台詞 同性婚 家族 セックス パートナーシップ。シュテファンに会ったとか、ファルク・リヒターのパートナー、Alfonso Pantisanoが正装観劇でイタリア系男子色気ムンムコだったとかは、余談。