ますだいっこうのあと@ベルリン

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『アイム・ソー・エキサイテッド!』[ベルリン2013]

ikkomasuda2013-10-10

銀行シュパーカッセにて口座開設。昨日予約を入れてくれたオバサンがそのまま上階で手続きしてくれた。口座維持手数料月2ユーロのは基本すべてインターネットでのものなので、安心をとって4ユーロの口座を申し込む。やり取りドイツ語で理解はしきってないものの、タブレットに何度もしたサインが何用かは最低限わかってた、ハズw。パスポート署名がひらがななのでそれで通す。コーヒーも出してくれた。最後に握手、あとはキャッシュカードと自動的に決められる暗証番号が別々の郵便で届けば完了。午後独語自習。
Sバーンで南東郊外、途中車窓の緑地度ぐぐっと上昇な、アドラーズホフ駅まで小さな旅。大通りから路地に入ったこんなところに?的立地の映画館キノ・カサブランカへ。兄ちゃん一人で店番してて、壁には古風な社交場的なエキゾチックモチーフの絵。映写機がスタンバイするまでの館内の静まり返りようといったら!けど上映は恐らくデジタルじゃなくフィルム。客は結局4人だけでしたー。
ペドロ・アルモドバルの新作『Los Amantes Pasajeros(西語題)/Fliegende Liebende(独語題)/アイム・ソー・エキサイテッド!(邦題)』観てきました!飛行機内べからず集・航空関連各種妄想集を、やりちぎました的映画。オカマ3名客室乗務員はじめ濃いキャラ揃いだし、お下品もなかなか〉アルモドバル色調全開はオープニングアニメから心躍る。独語吹替だもんで、乗客それぞれのストーリーは正直把握しきれなかったけれど、個人的なアルモドバル原点の、笑えないギリギリ手前のコメディとして十二分に堪能。にしてもあの特殊カクテル後の下品全開シーンとか、ポルノまがいで超笑えた。もちろん、わりと唐突に始まってわりとオチがない、オカマ客室乗務員による機内リップシンクショーには悶絶。そして映画全体のオチも何だかオチないあたりの確信犯ぷりには舌を巻いたわん。あと、機内のアイコン表示やユニフォームのデザインなんかの細かいところも突っ込みたい気分、というか隠し絵的のこと仕込んでるんじゃない?ってあたりで。

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