スターバックス中野、ドイツ文化センター図書室。半蔵門線から東横線への渋谷駅乗り換えは比較的楽、その上綱島で急行座れたし。
かもめマシーン『スタイルカウンシル』＠横浜STスポット。出演者スタッフとたぶん同じくらいな人数の観客の一人として。“ぼくたち”を主語とする、福島県いわき市でのこと、ボイジャー計画が伝えようとしたこと、演劇が伝えるとはどういうことか、祈りとはどういうことか、といったことに関するいわば集団モノローグ、と、録音されたインタビューをヘッドフォン＋プレーヤーで再生しトラックする的な体裁での、被災者の声のほか、オブジェ込みのフォーメーションやいくつかの動作。かなり素味な構成演出。だけどまさしく内部被曝的な力への可能性はある作品だったと思う。招待券応募の条件にあった「福島に関する作文」を、只券欲しさではなく書いてみたくて頭の中で煮詰めたのだけど煮詰まっただけで、それは観ている最中も、観終わった後もゲル状だったりしている。
帰路も通勤特急に菊名で座れてやれやれ。だけど本音では作品のこととはまったく別次元で横浜まで舞台を観に行くのはできるだけ避けたくなっている。
