ますだいっこうのあと@ベルリン

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瀬戸内旅3日目

ikkomasuda2010-09-29

豊島→男木島→女木島→高松。瀬戸内国際芸術祭2010。
モレスキンノートより】家浦港にて/朝、自然に目が覚める、朝!/牛、こげ茶色の牛、2頭。自分的に一年分の花を見た。丹精込めてじゃなくて、ラフに育ててる、育ってる感じがいい。『デレク・ジャーマン』の庭を思い出す。清水の作品オブジェ内のクモの巣/森万里作品、妖気、これこそ地霊に何か楯突く佇立する雰囲気、規定の時間前に入っちゃった小エビ隊のニイちゃんごめんね、ちょうどバスが来て家浦/喫茶大西、コーヒー+トースト400円、ハエ飛ぶ淀み系喫茶店NHKニュース/犬島行き船行列/切符売り場男女のご苦労。
【マップへのメモより】14森万里子『トムナフーリ』→家浦港→高速艇二人きり→
男木港→43ジャウメ・プレンサ『男木島の魂』→54谷山恭子『雨の路地』:いわばシャワーから時間になると水が出てありとあらゆる器で水を受ける、防水バケツ盥薬缶鍋釜如雨露などなど、住人の水にまつわる言葉を書いた瓦→58眞壁陸二『男木島路地壁画プロジェクト』→46川島猛とドリームフレンズ『想い出玉が集まる家』:紙カップコーヒー380円→56谷口智子『オルガン』:パイプ白+青、ぐねぐね、ローテク伝声管→55中西中井『海と空と石垣の街』:風通しいい路地にちょいイタズラ系→47松本秋則『音の風景(瀬戸内編)』:鶏小屋で羽根オブジェが身震いするメルヘン仕上げ→48高橋治希『SEA VINE』:陶器の花枝が座敷っぱいに広がる核力→49北山善夫『誕生ー性ー生ー死ー家ー男木島伝説』:土蔵の横の死後埋められる穴から眺める廃家、中も不幸の記録、死亡記事ビニルパック、旧い人形、死体累々サイトスペシフィック→50漆の家プロジェクト→57島こころ椅子プロジェクトグループ5→51オンバ・ファクトリー→52西堀隆史『うちわの骨の家』:骨と骨、Wに重なった風景→53ジェームス・ダーリング&レスリー・フォーウッド『ウォールワーク5・カモ島からカモ神社へ』:もう一声ボリュームあってもいいのかな、ユーカリの木を云々。しんと静まり返った男木漁港加工所区画の白昼→村上商店タコ飯とタコ焼き玉で1000円→→45井村隆『カラクリン』→男木港→
女木港→40木村崇人『カモメの駐車場』:はいはい鴎行列かわいいでちゅね→36愛知芸大・アートプロジェクト→38レアンドロ・エルリッヒ『不在の存在』:ひとりでに白砂の庭に足跡がついたりする限りなく店舗装飾、カフェ併設→37福武ハウス21:ギャラリー恊働での小学校への現代美術展示。ビル・ヴィオラ『トランスフィギュレーション』:水壁を往来する生肌が性をも往来するエロに貼り付き/ジュン・ヤン『ファントムアイランド』:台北の街風景と緑の島状オブジェ、謎のというか政治的意味を読み取らずにはいられない/杉本博司失楽園』『水の記憶』:巨匠様のチンケなダジャレアートにどっぷり疲れる。以下ART iTより「中庭の随所に置かれた悪い冗談ともつかぬ展示には、何度も杉本の名を確かめさせられた。デュシャンが下敷きなのは一応わかるが、駄洒落と悪趣味を極めたかの造作は「国際芸術祭」の名に逆行するようで、これも日本でのデュシャン受容への杉本一流の解釈なのかと勘ぐらせる。いろいろな意味で問題作だ』→39行武治美『均衡』:ガラス破片の渦→35禿鷹墳上『20世紀的回想』→鬼ヶ島おにの館:ゴースト観光施設→乗船切符場は車掌黒カバン首から下げた日焼けした姐ちゃん→女木港→暮れる瀬戸内景→
高松港→2大巻伸嗣『Liminal Air』:ポール→1椿昇『"PROM" Prosthetic Restoration of Our Memory』:海運会社古風建物内、二酸化炭素と海、政治的時事的作品だけどどこか胡散臭い→マリタイムプラザ高松で土産もん、いりこだしでっかいの姐ちゃんの勧めで、デザイン惚れ瓶醤油や醤油豆も→3椿昇『高松うみあかりプロジェクト』:よんでんプラザつまり四国電力提供の明かり作品、ってねぇ、どうよ、閉まってても外から見えてました。
JR駅すぐ隣のスーパーで海鮮寿司買い出しして、やけだだっ広い駅前広場でぱくつく。中心街の商店街をちらり散策、スターバックス高松丸亀町フェスタ店→高速バスハローブリッジ号→そっか鳴門淡路島経由なんだね→車中泊