ますだいっこうのあと@ベルリン

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瀬戸内旅1日目

ikkomasuda2010-09-27

岡山→宇野→豊島。瀬戸内国際芸術祭2010。
モレスキンノートより】サンライズ瀬戸ノビノビ座席。一番端っこだったのでか、まぁ自分としてはわりと寝たほう。けど床面ってあんなに硬かったっけ、骨盤や尾てい骨がゴリリる/岡山駅前松屋朝定食→スターバックス岡山一番街店。7:11発マリンライナー。とっても通勤通学列車。乗り換えた宇野線はもう朝のホームルーム、青春の臭い、ほのかに…/電車に手ぬぐい、フェリー切符売り場にペットボトル水、立て続けに忘れ物して、引き締めイエローカード、てかやっぱり睡眠不足/フェリーは平日午前の島行き、とはやっぱり違う気がする雰囲気、明らかに観光ムード。不法投棄敷地処分場を遠めに…家浦港入港。
【マップへのメモより】家浦浜 12木下晋『101歳の沈黙』『100歳の手』ほか:1階タバコ屋2階に顔。目の画、暗いまま、空気に馴染みつつもくっきり主張→11トビアス・レーベルガー『あなたが愛するものは、あたなを泣かせもする』:美術いうより店舗装飾というか、遠近感が狂うズレる→水田彼岸花風景印→
家浦岡 13横尾忠則『宇宙的狂気愛』『紫の胎動』ほか:民家丸ごと転用展示、庭の池の青塗り、庭石の赤塗り、石のカエルや灯籠の金塗りは悪趣味ベッタリ立体化。絵はまあ細部にアレコレ仕込んであるのね→徒歩、まあ気楽なちょっとした峠越えな道のり→
甲生 15塩田千春『遠い記憶』:旧学校丸ごと作品、棚田、抜け殻感、所詮はアングラの舞台装置?戸板ミノムシ?受付にいた天然男子、元水場に花、植物、天井なし、廃墟・緑・姓名・赤いビラビラした花◎、錆びたブランコ、田んぼ筒抜け、気の通り道→16キャメロン・ロビンス『潜在意識下の海の唄』:波、潮、風?で笛状の金属3本が鳴る、小声の海鳴り、声、ちょっと引き込まれそうな、波高め、どこからか置かれた椅子→17クレア・ヒーリー&ジョーン・コーディロ『残り物には福がある。』恐竜テーマ。箪笥赤紐でふた間にギリギリ大、流しも手の部分“発掘途中”、炊飯器冷蔵庫、台所の記憶、夏草覆われ民家、うっすら歪みのある窓ガラス→18スー・ペドレー『ハーモニカ』皿食器をいろんな柄の布で包んで、豊島を象る、箪笥を引き出すことで音が奏でられる、離れ子供部屋の廃墟、チェッカーズ→甲生集会所前バス停で一休み、次の便をじっと待つのもあれなんで歩き出す。が、う、けっこう健脚向けな山道、オリーブ園ミカン園、スクールバス放置の休憩所、展望地でヘバったころ感謝、臨時バスに拾われる→
唐櫃浜 33クリスチャン・ボンタルスキー『心臓音のアーカイブ』:白砂青松の浜ビュー建物、心臓音アタック、明滅電球、フェチにはたまらん、フィラメントが血混じり卵みたい、けっこう“死”的、アーカイブのリスニングルームは当たり前だけどそれぞれに聞こえ方拍動の仕方ちがう→20オラファー・エリアソン『ビューティー』:何かの蔵、霧状に虹というかスペクトラムというか、視点によって印象差、そしてなんかショボい、自作から見繕って設置しました感→
唐櫃岡 24ジャネット・カーディフ&ジョージ・ピュレス・ミラー『ストーム・ハウス』:雷、雨漏り、扇風機、電灯がさまざまにコントロールされるのを民家の座敷で体験。雨の中訪れたのでそもそも異化効果低め、遊園地の見せ物っぽい、ナニカを再発見する仕掛け性はえーっと?ラストのオヤジの咳が笑えた。
てしま自然の家泊。
モレスキンノートより】てしま自然の家。とっても放置プレイな宿泊場所、利用者任せの完全自主管理。管理人ソガさん風邪で体調不良か気難しげ、もう一人のおじさんが、それなりに親切に接してくださる。滞在制作中だかで女主的アーティスト戸高さん、ちょっぴりエキゾチック/島キッチン16時クローズでまんまと夕飯食べ損ねる。唐櫃集落のよろず屋でカップラーメンと甘食パン調達、非常食状態で胃袋へに。トホホーーー。