ますだいっこうのあと@ベルリン

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フォースド・エンタテインメント『視覚は死にゆく者がはじめに失うであろう感覚』

ikkomasuda2010-02-10

D社ガイド本中国校正。ほとんど索引機能な目次石橋ドンダン。晴れてすべて終了。
文化庁メディア芸術祭国立新美術館。食わず嫌い克服気分、予想どおり見本市状態ハハ祝祭空間ねぇ。イマドキ若い男子多しって意味でババアには祝祭だったかも。競パン高飛び込み男子続々な電気グルーヴFake It!』にだらしなく涎。一名ずつ装置内に座り、綿菓子機の渦の中wで瞑想するNemo『Obsevatorium』がまあ実体験系で笑えたかに。それにしても建物あちこちでカフェ飯臭する“美術館”ってどうよ。
ユトレヒトで手に触れる紙の本に安堵。
やなぎみわ『ララバイ』@ラットホールギャラリー。老婆と少女の入れ子な子守唄映像。単純リピートか思いきや結末があって、しかも天晴れアングラ風味だったりので勝手に嬉しがる。実演してくれー。
アンデルセン歩きパン。グレゴリー。山下書店。
フォースド・エンタテインメント『視覚は死にゆく者がはじめに失うであろう感覚』@原宿Vacant。ポストメインストリーム・パフォーミング・アーツ・フェスティバル2010。ド直球直立不動モノローグ。まさに「世界のあらゆる事物をひとつひとつ言葉で定義しようとするかのようなスピーチ・アクト。極限的にシンプルながらも演劇への本質論的、原理主義的アピローチとは無縁の簡素な無謀さで進行する、現代の百科全書」(当日パンフより)まんまでした。タックタックタック、タッタッタッ、タタタタタな緩急と、水を飲む沈黙があるくらいで、あとは60分ひたすら言葉が積み重ねられていく。固唾を呑み見守ったが、ちょっとその場では丸ごとは受け止めきれなかったのが正直なところ。でも必ずあと引く作品という意味で希有な体験だった。
スターバックス竹下通りでカフェ淫チルアウト。