ますだいっこうのあと@ベルリン

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ベルリン旅行10日目

曇天と夜更かしで10時過ぎまでゆっくり。昨日と一転肌寒い。Sankt OberholziBook&カフェ淫。みんな延長コードまで持参でパソコンやってる。市場占有率よりMacが多くて嬉しい。Sparkasse新生銀行カード引き出し問題なし。2ユーロピザ歩き食い。

Schwules Museumに行く。ゲイミュージアムだ。人少なで静か。ちと緊張。企画展フロアではゲイのグラフィックアーティストEberhardt Brucksの生涯と作品を。別建物2階フロアは常設展示。ドイツ、ベルリンを中心にしたゲイの歴史を紹介。説明がドイツ語のみなのが少々もどかしい。それでも歩みを丁寧にたどっているのはすばらしいわん。何度も登場する「175」という数字は同性愛を禁止していた条項のよう。図版系中心ななか女装衣装実物が微笑ましかったりした。

Friedrichistr.駅移動。大型書店Dussmann演劇コーナーで立ち読みてかイス座り読み三昧。espresso ambulanz。紙カップのロゴにニンマリ。

Vantaa Dance InstituteScenes und Sequences』@Tachelsを観る。フィンランドカルチャーイベントhelsinkissberlinの一環。『Otteita』=Sequences、『Kogtauksia』=Scenesの二本立て。
こちらほほぼ開場≒開演。
いやもう眼福ダンスでござったよ。男女とも平均年齢低め。男子は一人として髭なぞ生やしていないツルツルの美形くん揃い、女子だって絵に描いたようなかわいい娘ばかり。踊りは溌剌と、あるいはニュアンスをものすごく醸すという意味を含むネコ科な柔軟性で。ときに腕を真直線に振り回して空を切る姿はこれまた爽快。何と言うか“北欧”のイメージまんまの透明感がありつつも、特に『Kogtauksia』はどこか日本でいうところの現代的なノイズな動きもチラホラしてとっても愛おしい作品。ラストの祝祭系音楽にベース白衣装+ワンポイント赤での群舞には拍手拍手でしたー。てか邪視線全(以下自粛)。

帰り道KWタール敷き空間でベルリン・ビエンナーレ企画の無料レクチャー中。潜り込んで少々脳冷却。