ますだいっこうのあと@ベルリン

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ニューヨーク旅行7日目

(スパムコメントがひどいので2009年10月14日分を移動しました)
天気予報によると滞在中今日が最後の晴れ。マンハッタン南下。アメリカン・アパレルで「Legalize Gay 」Tシャツ。前回泊まったチェルシー・イン経由ユニオン・スクエア・グリーンマーケット。商う人求める人眺める人並ぶ野菜も果物もパンもジャムも蜂蜜もなんもゆたーりな表情。リンゴを齧る。汗かきそうなくらい酸っぱさが忘れられないマッキントッシュ。ベンチの座面にまでリスが寄ってきた。
ストランド・ブックストア。旅前からシモネタ興味津々(笑)のタッシェンThe Big Penis Book』など。木の床スタッフの佇まいリトグラフポスター的な店内掲示まで改めて惚れる。
ディア・アート・ファンデーションの常設的展示ほか、ギャラリー何カ所かをつないで基本ブラブラ歩く。ビル2階のフロアが土石流状態で膝高に土で埋まるウォルター・デ・マリア『Earth Room』に絶句。黄金棒等間隔地獄『The Broken Kilometer』は視る高さで反射の仕方が変わるのをおもしろがる。ニューヨーク大学グリニッジ・ビレッジあたりからソーホーへ南下するとぐぐっと人が増えカナル通りへ出ると雑踏。またしてもチャイナタウン的人混み負け。しつつもー、庶民的なかほり充満のバワリーからグランドに曲がったあたり徘徊、屋台飯。オバチャンが中国語でわいのわいのいいながら順番に見せてくれ、適当に頼むとあとはお任せ状態。うどんみたいな生地が薄平たいロール状になった麺的なのに魚肉団子を載せ、甘辛ソースでマジョマジョ(笑)。それなりに旨かったです。てか中華街チープグルメ体験!みたいな(笑)。チケッティング後いったん部屋へ。
黄昏の9番街上ル再び。んで42丁目ずんずん東入ル、って5番街までも。オリジナル・スープマン。5種類の豆とチリのスープ。温まる。
ビリー・エリオット』@インペリアル劇場を観る。
映画『リトル・ダンサー』の舞台版。簡単に書けばそうなる。元の映画が実はあんまり好きじゃないけど、ファン多いよね? 評判かつ直前入手難しげなので、日本でチケットを取っておいた。最前列これまた最下手席。端っこでも全然正解だった。小劇場目線のかぶりつきで楽しめたから。
何よりかによりビリー役のリアル年齢な少年が、芝居上手いし、上手い以上に、前途ある存在を装飾なしに体現してくれていて、それがまず素晴らしいと思った。微妙な、ほんのコンマなんぼか微妙な、あぶなっかしさで、だけどもはち切れんばかりに踊る姿や、いわゆる踊ってます的なシーンじゃないところでのさりげない体の投げ出しように、ほんと絶妙なバランスで引きつけられた。
あとは周りの大人たち。アンサンブルも含め、その一体感とか見守る感とかもね、幸福でありました。特に凝った舞台装置とか仕掛けがあるわけじゃないながらも、炭鉱ストや、スト破り(だっけ?)なんかを視せつつミュージカルならではの遊び心もたっぷりな演出にも好感。ビリー役以外にもどしどし登場する子役たちも、まあ子供と動物には何ちゃら式のことをスレた心で思わないでもないけれど、よくぞな立ちようで、ここは素直に拍手。
バレエの先生・ミセル・ウィルキンソンを演じた、顔が幅的にも大きめなアバズレ系?、極個人的刷り込みでドラァグクイーンマルガリータさんに視えて仕方なかったんですけど、が女優さんが一番好きでしたー。
23時終演。ダンキンドーナツのコーヒーとドーナツでしみじみの夜更け。

チェルシー学校近くのベーグルベンダー
ここのは少し固い
快晴の町歩き
ユニオン・スクエア・グリーンマーケット
パンに目移り、ケースもいい味
チャイナタウンの貼り紙
チャイナタウンのゴミ箱
たぶん魚丸腸粉、$2.5
バワリー、かな
ソーホーのヘアサロンの入口にあった
9番街あたり
ポート・オーソリティー・バス・ターミナル裏あたり
現代美術っぽい
TKTSが光る大階段になってました
インペリアル劇場(帝劇っすねー)
どうしても禁断ドーナツって脳内変換しちゃう