ますだいっこうのあと@ベルリン

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ニューヨーク旅行2日目

曇天。ペンステーション地下ハドソン・ブックスで週刊情報誌『タイムアウト・ニューヨーク』。ベンダーでクリームチーズ塗ったベーグル&コーヒー。部屋でダラリン午前。
9番街南下。ベンダーでチキン&マトン・ミックス中東系ピタサンド。自主制作系アートのブックショッププリンテッド・マター。22丁目通りギャラリーほぼしらみつぶし。デジタルな地形解析を木材や合板でドデカクつくってたMaya LinPaceWildenstein、ほぼ建物ごと映像インスタレーションとかになってる廃ビル系空間に惚れたXあたり興奮度大。高架鉄道跡公園ハイ・ライン。食のテーマパーク的チェルシー・マーケットスターバックス。紙コップ無銭飲みじいさんと同席。レズビアン・ゲイ・バイセクシャル&トレンスジェンダー・コミュニティ・センター。ひときわデッカイ六虹旗が誇らしげ。蒸し蒸し地下鉄でブルックリンへ。
ウィリアム・フォーサイス・カンパニー『デクリエイション』@ブルックリン・アカデミー・フォー・アーツ(BAM)を観る。
基本踊り担当でベシャリなしの安藤洋子が後半の火を一同で囲んで…みたいなシーンでアングラ風味に日本語喚くのが一番笑えた。って全編通しての流動体的な踊る姿はやっぱカッチョエエ彼女。アラいつの間にここんちに?な島地保武は密着ぬるぬる日野式デュオ、やや放置系、がすばらしかった。角刈り髭で庭木職人さんみたいで、つまりは改めてイケましたがな。あ、上手端ながら最前列だったしね。公演情報系テキストによると、ダンスの動機であるところの愛憎みたいなものを取り扱った作品、のらしくって、って作中の英語メインの台詞がちゃんと分からんからねえ。ときにガナリ系のまさに“狂ったように踊る”時間もありぃの、ダンスらしい静寂の時間もありぃので、だからって落としどころがいい意味でなさげなのが、かえってよかったかな。もちろん肩のラインをひねり下ろす、みたいな流れの振りはやはり視ていて飽きない美しさ。オネエマントークな身振り&脳溶けハッピーソング執拗リピートあたりはかなりのナンジャコリャ。脳味噌を、そおっとだけど軍手はめた手で撫でられたみたいな、見終わった感に満足。あ、あと、小さめながらオペラハウスが会場でそのさりげなく歴史が染みた空間自体も単純に素敵だった。
近所の場末チャイナでローメン。頼んだ瞬間アこれってヌードルっても上海で食べたのと同様焼きそばのことだと今更気付く。寝る前にはヘヴイだったー。

ザ・ビレッジ・ハウス
ペン・ステーション東南角のベンダー
宿近くの8番街
フリーペーパーボックス
滞在中食べたなかでベスト。14丁目付近
ミックス・ケバブ$3.5
プリンテッド・マター
Maya Lin作品
つい撮っちゃいますその1
つい撮っちゃいますその2
Xでの展示
映像作品も空間構成込みならアガる
ハイ・ライン先の高架線下
ハイ・ライン階段状広場のガラス越しに
ハドソン川の空をハイ・ラインから
BAM隣の、何のビルだっけ?
BAMロビー
この後乗った地下鉄はフォーサイス観たお客さんばかりでした
Vegetable Lo Mein税別$3.55