ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

ニューヨーク旅行11日目

[帰国後の思い出し書き]ホール・フーズ・マーケットデリで部屋ブランチ。
ソーホー。アップル・ストア。店子多すぎ。ユニクロ。ばかでかい。インド系おばさん清掃担当クリーナーの黄色いボトルを商品棚にぼん置いて客いようがいまいが我関せずで拭き拭きしてる姿ああ海外支店よねぇ、みたいな。ハウジング・ワークス・ブックストア・カフェ。板張り床の、ソーホーにあっては落ち着ける古本屋。ボヘミアンのたまり場的な空気、観光客の勝手な幻想だけどね、にしみじみ。カフェ込みで前半平日に来とくんだったー。
Vanessa Jastice Dance『Flatland』@ジョイス・ソーホー。movie
チェルシーのメインの劇場とは違って、こちらはスタジオ形式。以下メモそのまま。
〈踊りそのものは、オーソドックスというか、モダン寄りというか、ああジョイスというか。時に奇声を発する、笑う、振るえる、という動きと、映像、照明、音楽のリピート使いが、まあちょいブキミ風味で、細身のいかにもアメリカの白人女子という女性ダンサー筆頭にザクザク踊る。ダル〜くつまびくギター、サックスの扇情的な出だし、ノイズ音、具体的に引用されているらしい映画のセリフ音声とかが、それなりにLynch感を醸してはくれるが、ダンスそのものとは少しスキマがある気が//客席はいかにも業界って気がしたなあ//クレジットカードをswipeされてチケットも何もくれなかったのは新鮮というか驚きというか〉
ストランド・ブックス。巨根本立ち読み再び。ほぼコンプリート(笑)。バーンズ&ノーブルズ。他は5番街店しか知らないが、クラシカルな建物丸ごと書店なユニオン・スクエア店はかなりお気に入り。とはいえ混雑で店内スタバでは座れず。クッキング本にハマって床座り読みひとしきり。
Fuerza Bruta』@ダリル・ロス劇場。movie
『ビーシャ・ビーシャ』のデ・ラ・グアルダの最新作。以前同様タテ長箱状ビルでのオールスタンディング上演。昇降式フロアサイズの透明プールにはビッツラ.頭上、ときにギリギリまで下がってくる、でのスライディングや水遊びは単純に解放感いっぱい。へーそーくるかひゃーこーなるかあれれ的な興奮は山盛り。ベルトコンベアを勇ましく歩くイケメンを中心に通行人、イス、テーブル、突破するドア、壁、その壁材たたき割り、あたりの冒頭シーンは芝居がかって、&水と油をふと思い出したり、でなかなかかっちょよい。ただし、宙吊り壁走り回り、それのバージョン違いもあったけどね、の前作の衝撃と狂熱を超えるほどではなかったかも。あるいは全般的な構成というか展開がもちょっとどないかなったら、“持っていかれる”作品になったのかなあ。月一であるとかどこかに書いてたボーイズナイトだったら、パンツ一丁スライディングは男子大漁節(笑)になるのかしらー。開演前のちょびっとだけクラブっぽい雰囲気に、ゲイナイトを久し振りでのぞいてみたくもなったけど。
再びホール・フーズ・マーケットで夜食&お一人様滞在打ち上げ気分でスイーツもつけて部屋食。

約$8。黒豆まであって泣けた
こんな広告ももはや日常なのねえ
週末の工事運休かなにか
ハウジング・ワークス・ブックストア・カフェ
アスター・プレイス
『Fuerza Bruta』の凛々しき前進男子っス
バーンズ&ノーブル
左上はスープなのですが……合計税別$8.47