ますだいっこうのあと@ベルリン

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ベルリン旅行15日目

Neue Schoenhauser Str.沿いCaffeinbarにて濃いめコーヒー。ダークブラウンの木内装で落ち着く古風なカフェ。ノートに文字を書きつけていると「それは何語?」と話しかけられる。イラン人女性で子供時代大使館の子と友達だったので少しだけ日本語を知ってると。「花」「自転車」「かわいい」。まぶしい笑顔のべっぴんさん。朝の女神。

7日間乗車券最終日なので鉄子。Alexsanderplatz→S5→Ostkreuz→S41→Tempelhof→→Platz der Luftbruecke→U6→Tempelhhof→S47→Baumschulenweg→S9→Schoeneweide→Tram 67→Rathaus Koepenick→→Freiheit→Tram 60→Friedrichshagen→S3→Karlshorst→Tram 27→Gehrenseestr.→M5→Alexsanderplatz。
自転車・イヌ・乳母車@Sバーン車内。どれもオッケーなんすよねー。
十字交差駅Ostkreuzの煤けた煉瓦鉄鋼な廃墟っぽさ。住民投票の結果ほぼ廃港確実のテンペルホフ空港Flughafen Berlin-Tempelhofナチス時代に建設されたターミナルビルは直線構成・見通しのよさ・アンバーの光。

その後の足取りはその場その場式。Schoeneweide駅舎内インビス+バーのMSG風カオパットガイ山盛り。常連酔客含む人間ウォッチング。
しかもわりとケミカル味。
トラム快走、森の横を抜けたどり着いたのは地図でみると川に囲まれた三角形の土地・ケーペニクKoepenick。いかにも《ヨーロッパ》なちっちゃな街。
先太時計塔のある役所がランドマーク。
カフェMilchkaffeeで休憩。ファンシーじゃない手作り感がいい雰囲気、スイーツもおいしそうだった。
Friedrichshagen駅からの細可愛いトラムは券外につき眺めるだけ。Alexsanderplatz駅近くに最近できたSCで思いがけず立ち読みに浸る。

Ades Zabel & Company『Nogatstrasse』@Schwuz。平たく書けば“ゲイクラブでのドラァグ演劇”です、はい。ハコは同性愛博物館並びのMelita Sundstroemトイレ奥から地下へ降りていく代表格クラブ。某知合いにゲイ活動先として勧められたところ、ちょうど一日限りのショウがスケジュールにあったので迷わず選択。

キャラ違い3人のドラァグを中心に、コック/掃除婦+ウェイターがレストランで繰り広げるドタバタ劇。もちろん場末成分配合で場内爆笑の連続。どうやら会話は即興らしい。プラス観客からのメッセージというか指示が時折投影。それに従って、いきなり歌ったりいきなり居眠りしたりいきなりオシッコしたりいきなり欲情したり、ロウソクで慰めてました(笑)、いきなり怒ったりてな展開。メインのオジサンオバサン(笑)Ades Zabelは斯界で有名な御仁のようで、話術はもちろん発情猫の“演技”や、舞台上で吹いちゃったりする天真爛漫な姿まで芸のうちで、流石だった。かぶりつき席だったので台詞が理解できなくてもたっぷり笑えました。

今夜はハロウィンみたいな魔女の日?らしい。キリスト教以前からの宗教のね。祝前日だし。部屋主さんと雑談。