ますだいっこうのあと@ベルリン

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kleiner spazirerfaher innerhalb a-b-zone.[ベルリン2015]

月定期券のゾーン内で時々軽くフラリごく小さく旅する。完乗目当てでもないし撮影目当てでもない。行ったことのない駅乗ったことのない路線へただボンヤリ乗りに行くだけだ。頭の中のまだまだ白地図だらけのベルリンに多少の書きつけができればね、何より気分転換になる。午後、リヒテンベルク駅からSバーンS5でBゾーン東端Mahlsdorf駅下車着くと通り雨、駅近くからのトラム62は出たばかりなので道路片側の単線に沿って電停いくつか分歩く曰く言い難い街外れ感、Alt-Mahlsdorf電停から乗る車窓は一戸建てが建つ住宅街物悲しげなのは空模様のせいでしょ途中林を突っ切るような区間もS-Koepenick電停下車、Sバーンと交差駅でSCもあってかつ帰宅時間帯で人が多くてなかなか賑やかな界隈、でもベルリン街中とはどこか空気が違う少し歩く、Bahnhofstr./Seelenbinderstr.電停から小体なトラム60、かなり以前の滞在時にやはり適当乗りで辿り着いたケーペニック旧市街、ここはもう少し暖かくなったら再訪しよう、経由東側からAdlershof駅に、その線路反対側はだだっ広い再開発っぽい空き地多めで帰って調べたら東独時代はいわば筑波のような研究都市だったらしい、Adlersdorf. Science at Workって文字オブジェが草ぼうぼうの土地に、勤め帰りらしきおばさんおじさんの会話ヒアリングしつつSバーンS8、沿線のナチス強制労働メモリアル施設への案内表示だの食堂車車両放置の車庫跡らしきだの車窓目撃し、オストクロイツ駅乗り換えリヒテンベルク駅戻り。あてどなく検索してるうちにケーペニックの大尉ってエピソードを読んで三億円事件を連想した。