ますだいっこうのあと@ベルリン

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ベルリン旅行8日目

朝パンiBook近所散歩ケバブ初体験。

もはや新宿区四畳半より快適


ご近所系な店で味はそこそこ

交通機関7日間乗り放題チケット25.4ユーロ。復路ハンブルグ行き乗車券は“のぞみをこだまに”したうえ早割で30ユーロって安。ハッケシャーホフHackescher Hof再度行ったら今日は人少なめで単なるショッピングセンター呼ばわりは訂正な印象。アート系ブックストアにて長居。

撮っておくれと言わんばかりその1
その2

ウインドーが素敵でフラリs.wert design。通りすがりギャラリーWalden Kunstrausstellungen。Markus Krieger、ご本人がベンチでボケーっと座してましたがー、のミニマル寄りな作品がポツネン子。半地下のギャラリー空間自体のほうが素で素敵に感じられてしまった。

こちらでは僕はいわゆるマチネ時間帯の公演をみかけない。唯一週末17時20時とあったのがご近所劇場Ballhaus Ost。なんだけど行ってみたら夕方のはコンサートだかライブだという。そんなことどこにも書いてないんですけどー、もしかして当地の常識? てなわけで二本立て計画ご破算。

HAU ZweiWHY WE LOVE ACTION』を観る。ブリュッセルのアーティスト振付作品。この劇場に限らずだけど、三々五々やって来て開演までおしゃべりするカフェな時間&空間&雰囲気がすんごく贅沢で心地よい。



天井は裸電球ズラリ

打撃音SE鳴らしまくりの格闘チックな振りから始まり、そのコラージュかげんと微妙にスピードに欠けるところに笑ってたが、さすがにそれは冒頭のカマシっぽい。中盤はただ啜り泣きやらただ横たわりがかなり長めに続く。宇宙空間状態でテーブルにしがみついて舞台奥からの重力に逆らう動きとかバカバカしくて好き。後半サウンド&照明の“爆撃”は重火器化し挙げ句にはスモークまでたいて逃げ遅れて床でもがくなんて景も。アクション“映画”“映像”へのシニカルな視線を勝手に誤読してみたけれど、そのへんのコンセプトはイマイチ。

劇場はスパイラルホールの間口を広げたようで3列めとパフォーマー近め。これで男子配合多めだったら、ババア的歓喜雀躍だろうけれど、女子5男子1。キルビル風の黒ずくめ姿はまあかっちょよかったけれど……。

ちょこちょこ持ってる人を見かけるし、ショップでも並んでたりするし、で気になっていた肩かけナイロンバッグ。デザイン違いをずらり並べたポスターを目撃してフライターグFreitagというブランドなのねと認識&物欲湧き始める。ハンブルク中央駅から近所にドイツ唯一の直営店があるんなら……。