ますだいっこうのあと@ベルリン

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ベルリン旅行7日目

朝パンはもう通い詰めちゃえと最初の頃のベッカライへ。あいかわらず溌剌オバチャン、てか僕より若いかも(笑)、は一言ドイツ語講座付き。


この選択だとお腹いっぱい

スーパーマーケット・カイザーKaiser's突入。ご近所店舗はこぢんまりだがウハウハ物見遊山。ちなみに最近炭酸?入りのミネラルウォーターがおいしくて&某液体風でお気に入り。


〆て5.8ユーロ

日焼けが心配なくらいの好天。ご近所ブラクリデーにする。ほんと犬もあるけば何とやら。ポスター・ギャラリーmuseum32、プリントデザイナーKathrin Braeuerのアトリエ兼ギャラリーなんかがたまらんわ。どちらも印刷方法はシルクスクリーン。芝居のポスターギャラリー起点な懐古混じりで、ベルリンに来て改めてその魅力に惹かれている。

kinoka。着物のディスプレイが目に留まってのぞいたら、まさにオープニングほやほやだったギャラリー&ショップ。日本人のどころかお客の第1号に。和家具は日本で買い付けたものを手入れして販売してるそうな。金持ち向け商売っぽいけどね。

名称ドンピシャ納得な偉容の球体プラネタリウムZeiss-Grossplanetariumがあったり、ビール工場再生なカルチャー&ショッピングセンターKultur Braereiがあったり、散歩万歳! てか下調べ不足かー。

通りのポスターで見かけたKay Rayのナイトショウてのも気になるな。往年のクラウス・ノミ系統かしら?

Komische Oper『タウリスのイフィゲニアIphigenie auf Tauris』を観る。オペラ鑑賞二度目、お初は東京フォーラムだったのでオペラハウス初体験。いわゆる古式ゆかしき系ではないものの外観以上に劇場内はゴージャス。

クロークは濃厚味チョコみたいな空間

今宵も予習不足。情報誌記事のビジュアルに賭けたってところ。とりあえず“フツー”の演出じゃないでしょ、ってあたりで。ジャケット姿の女性群、軍モノな男性群がどうやら対立してる様子。後半でやっと確証できたガタイいい女性歌手のイフィゲニアと捕虜な男性=生贄=実は弟とのお話みたい。…帰ってネットで調べました。

捕虜虐待シーン、って翻案なんだろうけど、は、四つんばいにさせるわケツにタバコの火おしつけるわオシッコかけるわ、そのままだ“オカマ掘って”も不思議じゃないくらい。脈拍あがる。あがる? おそらくはイメージ母親父親から増幅して一群で登場する裸徘徊な老人チームの存在感が、あざといといえばそれまでだけどやっぱ力強い。イフィゲニア弟役の歌手がそこそこイケメン。上半身裸で見えきって力強くソロっちゃったりされると単純に歌を聴くという意味でも、邪視線的にはかーなり歓びヨロコビ。

劇場を出ると気温急降下。24時まで開いててよかったのブックストアDussmannに突入するも、その大型さゆえああ立読み嗜好者には危険だわんと1時間ほどで今夜はやめておく。トラム乗り場の気温表示が6度なんぼになっていた。ブルル。