ますだいっこうのあと@ベルリン

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奥津直道展『咲奔―SAKIBASHIRI』/『ブロック・パーティー』

ikkomasuda2006-12-13


R社@汐留出張校正。まあ復帰なカンカク。

奥津直道展『咲奔―SAKIBASHIRI』@銀座ヴァニラ画廊を観る。タックスノットでも作品展示したことある、顔見知りくらいなアーティストくんの個展だ。

とってもジャポネスクぅな筋骨隆々たる裸姿の男児が蛸に背後から吸われていたり魚に跨がったりする図が金地背景に展開する、和な作品群。ざっくり書けば古典的な淫猥と凛々しさ、民間伝承とか。

なかでも坊主頭男子の肩から上を真横から描いた小さめの一枚『no title』がエロかった。真っ赤に紅潮して太い首に血管を浮かび上がらせているその姿は絶妙な角度もあって怒張する男性器そのもの。全体的な感想はあともう一歩踏み入る、たとえば執念みたいなものが込められたならばより壮絶な境地にもイケそうだけどね、と。

ブロック・パーティー』@渋谷アミューズCQNを観る。人気黒人コメディアンが地元還元で開催した、ブルックリンの街角でのシークレットライブを綴ったミュージック映画だ。

ヒップホップ系のそうそうたる顔ぶれ、ってアーティスト誰が誰だかをあまり把握せんままだら観してたんですがそれでも、のライブ映像はまずそれはそれでPVとはまったく別モノの表情でアガったのだけど、ドキュメンタリーなそれぞれのシーンもあったかくてわらいもあっておちゃめで、いい感じなゆるい仕上がりが何ともいえない味わいだった。

大学のマーチングバンドとの共演シーンだとか、「大統領になったら云々」てな曲をオルガン?弾き語りするシーン、とか、ちと泣けたなー。アーンドブラックな人々から元気をもらった映画だったな、僕的には。

スターバックス@渋谷TSUTAYAでカフェ淫。基本トールサイズオンリーの店だけどカップ持参だとショート可なのね。

堀江進司さんから話をきいていて一度は足を運んでみなくちゃと思ってるフィルムセンター。ラインナップをふとチェキしたらば。年明けの和製ミュージカル特集で『君も出世ができる』がかかるのね。行かなくちゃ。